ガリバー旅行記 5 小人国の旅
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問題文
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(わたしがぽけっとからだしたのは、つぎのようなしなものでした。)
私がポケットから出したのは、つぎのような品物でした。
(よごれたはんかち、くさりつきのとけい、てちょう、くし、さいふ、きんか、どうか、ないふ、)
汚れたハンカチ、鎖付きの時計、手帳、くし、財布、金貨、銅貨、ナイフ、
(ぴすとる、それから、こしにつけていたけんです。)
ピストル、それから、腰につけていた剣です。
(しらべにあたったやくにんたちは、はんかちをひろげて、)
調べにあたった役人たちは、ハンカチを広げて、
(「これは、わたしのいえのじゅうたんににている。しかしまあ、なんてきたない)
「これは、私の家の絨毯に似ている。しかしまあ、なんて汚い
(じゅうたんだろう」といい、くしをみては「これはきゅうでんのさくのようだ」)
絨毯だろう」と言い、くしを見ては「これは宮殿の柵のようだ」
(などといいました。なかでも、おうさまがいちばんふしぎそうにながめたものは)
などと言いました。なかでも、王様が一番不思議そうに眺めた物は
(ぴすとるでした。)
ピストルでした。
(「これは、なんじゃ。なににつかうのじゃ」)
「これは、なんじゃ。何に使うのじゃ」
(わたしが、ぴすとるのせつめいをすると「じっさいにつかってみせてみよ」と)
私が、ピストルの説明をすると「実際に使って見せてみよ」と
(おうさまはめいれいしました。)
王様は命令しました。
(「わかりました。ただし、すごいおとがしますので、)
「わかりました。ただし、すごい音がしますので、
(けっして、おおどろきになりませんように」といって、)
決して、お驚きになりませんように」と言って、
(わたしはぴすとるをかまえました。)
私はピストルを構えました。
(はるかてんにむけて、ひきがねをひきました。)
はるか天に向けて、引き金を引きました。
(「ずどーん!」おどろかないようにといってもむりでした。)
「ズドーン!」驚かないようにと言っても無理でした。
(おうさまはまっさおになり、おうさまののったうまはうしろあしでたちあがり、)
王様は真っ青になり、王様の乗った馬は後ろ足で立ち上がり、
(そのたづなをつかむけらいも、こしがぬけたようになっています。)
その手綱をつかむ家来も、腰が抜けたようになっています。
(みやこじゅうのこびとが、かみなりにうたれたかのようにおどろいて、ひっくりかえったのも)
都中の小人が、雷に打たれたかのように驚いて、ひっくりかえったのも
(わたしにはてにとるようにみえました。)
私には手に取るように見えました。
など
(「いや、まったくおそろしいおとをだすどうぐじゃ。このようなものを、ずどんずどんと)
「いや、まったく恐ろしい音を出す道具じゃ。このような物を、ズドンズドンと
(うちならされては、こくみんはみんなこしをぬかして、わがりりぱっとこくは)
打ち鳴らされては、国民はみんな腰を抜かして、わがリリパット国は
(こしぬけこくとなってしまうであろう。よって、これはしろのおくふかくに)
腰抜け国となってしまうであろう。よって、これは城の奥深くに
(しまっておくとする」)
しまっておくとする」
(しかし、おうさまがけらいにめいじておしろのなかへはこばせたのは、ぴすとるだけでは)
しかし、王様が家来に命じてお城の中へ運ばせたのは、ピストルだけでは
(ありません。わたしのぽけっとにかえってきたものはなにひとつなく、)
ありません。私のポケットに返ってきた物は何一つなく、
(よごれたじゅうたん、いや、よごれたはんかちやくしまでも、なにもかもみんな)
汚れた絨毯、いや、汚れたハンカチやくしまでも、何もかもみんな
(くるまにつみこまれました。)
車に積み込まれました。
(どこのくにでも、おうさまというのはめずらしいものはなんでもほしくなるもののようです。)
どこの国でも、王様というのは珍しい物はなんでも欲しくなるもののようです。
(それでもわたしが、ふへいふまんをいうでなく、おだやかなかおをしていたので、)
それでも私が、不平不満を言うでなく、穏やかな顔をしていたので、
(おうさまはすっかりきをよくしたらしく、にこにこしながらいいました。)
王様はすっかり気をよくしたらしく、にこにこしながら言いました。
(「やまにんげんよ、おまえがおおきなからだににあわず、おとなしいおとこであることが)
「山人間よ、お前が大きな体に似合わず、おとなしい男であることが
(きょうはよくわかった。りりぱっとこくは、おまえをやしなうためにせいいっぱいのことを)
今日はよくわかった。リリパット国は、お前を養うために精一杯のことを
(するであろう」)
するであろう」
(このやくそくは、まもられました。)
この約束は、守られました。
(おうさまは、わたしのためにぎかいをひらいて、つぎのようなことをとりきめたのです。)
王様は、私のために議会を開いて、次のようなことを取り決めたのです。
(いちばんのもんだいであるたべものについては、すべてのむらに1にち6とうのうしと)
一番の問題である食べ物については、すべての村に、1日、6頭の牛と40匹
(40ぴきのひつじを、じゅんばんにさしだすようにめいじました。)
40匹の羊を、順番に差し出すように命じました。
(それから、わたしのせわをするめしつかいを、だんじょ600にんえらび、)
それから、私の世話をする召使いを、男女600人選び、
(わたしのきるものも、300にんのようふくやをあつめて、いそいでつくらせました。)
私の着る物も、300人の洋服屋を集めて、急いで作らせました。
(めしつかいたちは、さいしょはこわごわとわたしのせわをしていましたが、)
召使いたちは、最初はこわごわと私の世話をしていましたが、
(だんだんなついてきて、わたしのてのひらのうえでうたったりおどったりして)
だんだん懐いてきて、私の手のひらの上で歌ったり踊ったりして
(みせてくれるものもいました。)
見せてくれる者もいました。
(わたしはりりぱっとこくから、あたたかいもてなしをうけているといわなければなりません)
私はリリパット国から、温かいもてなしを受けていると言わなければなりません
(しかしわたしのあしは、まだくさりにつながれたままでした。)
しかし私の足は、まだ鎖につながれたままでした。
(わたしがかってにくにのなかをあるいたら、きっとたてものもひともふみつぶされるという)
私が勝手に国の中を歩いたら、きっと建物も人も踏みつぶされるという
(ふあんからでしょう。それにしても、このままではわたしはにんげんにかわれている)
不安からでしょう。それにしても、このままでは私は人間に飼われている
(どうぶつとおなじです。)
動物と同じです。
(わたしはなんども、おうさまにてがみをかきました。)
私は何度も、王様に手紙を書きました。
(「どうか、わたしをじゆうにしてください。わたしはけっして、りりぱっとこくに)
「どうか、私を自由にしてください。私は決して、リリパット国に
(ひがいをあたえるようなことはいたしません。それどころか、おおきなじぶんが)
被害を与えるようなことはいたしません。それどころか、大きな自分が
(なにかのおやくにたつことをこころからねがっております」)
何かのお役に立つことを心から願っております」
(このとき、りりぱっとこくおうは、くにのいちだいじといえるおおきななやみをかかえていたので)
このとき、リリパット国王は、国の一大事といえる大きな悩みを抱えていたので
(ほんとうをいうと、やまにんげんのわたしのことなど、)
本当を言うと、山人間の私のことなど、
(これいじょう、かまってはいられなかったかもしれません。)
これ以上、かまってはいられなかったかもしれません。
(しかし、こころのひろいおうさまは、わたしのじゆうをねがうたびたびのてがみをよむと)
しかし、心の広い王様は、私の自由を願うたびたびの手紙を読むと
(そのことをぎかいにかけて、だいじんたちとはなしあってくれたのでした。)
そのことを議会にかけて、大臣たちと話し合ってくれたのでした。
(だいじんたちは、いろいろないけんをだしました。)
大臣たちは、いろいろな意見をだしました。
(「やまにんげんをじゆうにするのは、しょうじきいってふあんです。)
「山人間を自由にするのは、正直言って不安です。
(かといって、このままにしておくのも、またふあんです」)
かといって、このままにしておくのも、また不安です」
(「まったく、あのようにくさりにつないだままにしておいたら)
「まったく、あのように鎖につないだままにしておいたら
(いくらおとなしいやまにんげんでも、いつかきがくるっておおあばれするかもしれません」)
いくらおとなしい山人間でも、いつか気が狂って大暴れするかもしれません」
(「そうなったら、くさりをひきちぎることぐらいわけないし、)
「そうなったら、鎖を引きちぎることぐらいわけないし、
(たてものというたてものを、こわしてしまうでしょう」)
建物という建物を、壊してしまうでしょう」
(「われわれは、やまにんげんのおとなしいせいかくをしんじて、)
「我々は、山人間のおとなしい性格を信じて、
(かれをじゆうにしてやるのが、けんめいかとおもいます」)
彼を自由にしてやるのが、懸命かと思います」
(ほとんどのだいじんは、わたしをじゆうにすることにさんせいでしたが)
ほとんどの大臣は、私を自由にすることに賛成でしたが
(たったひとり、なかなかさんせいしないものがいました。)
たった一人、なかなか賛成しない者がいました。