ガリバー旅行記 22 大人国の旅

・スマホ向けフリック入力タイピングはこちら
※アプリのインストールが必要です。
・PC向けタイピングはこちら
タブレット+BlueToothキーボードのプレイもこちらがオススメです!
Webアプリでプレイ
投稿者投稿者ローズマリーいいね0お気に入り登録
プレイ回数0難易度(4.5) 2510打 長文
原作 スウィフト

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示
(わたしがぶろぶでぃんなぐこくにまぎれこんで、はやくもにねんというつきひが) 私がブロブディンナグ国にまぎれこんで、早くも二年という月日が (すぎてしまいました。) 過ぎてしまいました。 (そのあいだも、いちにちとてじぶんのくにのことをおもわないひはありませんでした。) その間も、一日とて自分の国のことを思わない日はありませんでした。 (にねんもすぎたいまは、なおさらわたしのこころはやのようにこきょうへとびました。) 二年も過ぎた今は、なおさら私の心は矢のように故郷へ飛びました。 (でもこれまで、さまざまなきけんをうんよくきりぬけることができたとはいえ) でもこれまで、さまざまな危険を運良く切り抜けることができたとはいえ (このくにをぬけだすのは、とうていできそうにありません。) この国を抜け出すのは、とうていできそうにありません。 ((しぬまで、このくににいなければならないのだろうか)) (死ぬまで、この国にいなければならないのだろうか) (わたしはとほうにくれるばかりでした。) 私は途方に暮れるばかりでした。 (しかしにんげんのうんめいというものは、いつ、どんなふうになるのか) しかし人間の運命というものは、いつ、どんなふうになるのか (わからないものです。) わからないものです。
(あるひ、おうさまとおきさきさまが、みなみのかいがんのべっそうへいくことになり) ある日、王様とお妃さまが、南の海岸の別荘へ行くことになり (おおくのめしつかいといっしょに、わたしとぐらむだるくりっちもおともすることになりました。) 多くの召使いと一緒に、私とグラムダルクリッチもお供することになりました。 (わたしは、りょこうようにつくられたはこのなかにはいり、ぐらむだるくりっちがそのはこをだいて) 私は、旅行用に作られた箱の中に入り、グラムダルクリッチがその箱を抱いて (うまにのりました。このはこは、てんじょうがいりぐちで、かべにまどがあり) 馬に乗りました。この箱は、天井が入り口で、壁に窓があり (とだなやてーぶる、はんもっくなどがよういされていました。) 戸棚やテーブル、ハンモックなどが用意されていました。 (ずっとまえ、さいしょのしゅじん、つまりぐらむだるくりっちのちちおやに) ずっと前、最初の主人、つまりグラムダルクリッチの父親に (まちのいちへつれていかれたときのわたしは、うまがあるくあいだ、はこごとゆれつづけて) 町の市へ連れていかれた時の私は、馬が歩く間、箱ごと揺れ続けて (くたくたにつかれました。が、こんどははこのゆれがうまいぐあいにはんもっくをゆらし) くたくたに疲れました。が、今度は箱の揺れがうまい具合にハンモックを揺らし (わたしはそのなかでねむっていればよいのですから、わりあいらくなたびでした。) 私はその中で眠っていればよいのですから、わりあい楽な旅でした。 (けれども、げんきなわたしにくらべ、ぐらむだるくりっちは、べっそうへつくなり) けれども、元気な私に比べ、グラムダルクリッチは、別荘へ着くなり
など
(かぜをひいてねこんでしまいました。) 風邪をひいて寝込んでしまいました。 (いつもやさしくめんどうをみてくれるうばが、びょうきになってしまったのですから) いつも優しく面倒をみてくれる乳母が、病気になってしまったのですから (わたしもしんぱいで、なにをするげんきもありません。) 私も心配で、何をする元気もありません。 (そんなわたしにおきさきさまがいいました。) そんな私にお妃さまが言いました。 (「めしつかいにいいつけておいたから、うみをみにつれていってもらいなさい」) 「召使いに言いつけておいたから、海を見に連れて行ってもらいなさい」 (うみ。そういえば、おしろのせいかつでは、いちどもうみをみるきかいがありませんでした。) 海。そういえば、お城の生活では、一度も海を見る機会がありませんでした。 (わたしはきゅうに、すこしでもはやくなつかしいうみがみたくてたまらなくなり) 私は急に、少しでも早くなつかしい海が見たくてたまらなくなり (でかけることにしました。) 出かけることにしました。 (「きをつけてね、ぐりるどりっぐ。あまりおそくならないうちにかえってくるのよ」) 「気をつけてね、グリルドリッグ。あまり遅くならないうちに帰ってくるのよ」 (ぐらむだるくりっちは、もうあえなくなってしまうかのようになみだぐんで) グラムダルクリッチは、もう会えなくなってしまうかのように涙ぐんで (わたしのあたまをしきりになでました。) 私の頭をしきりになでました。 (はたして、それがぐらむだるくりっちとわたしのさいごのわかれになってしまったのです) 果たして、それがグラムダルクリッチと私の最後の別れになってしまったのです (まさかそうなるとはしるはずもなく、わたしはうみへいき、) まさかそうなるとは知るはずもなく、私は海へ行き、 (めしつかいは、わたしをはこごといわのてっぺんにおくと、) 召使いは、私を箱ごと岩のてっぺんに置くと、 (「ここからのうみのながめがいちばんすばらしいのです。) 「ここからの海の眺めがいちばん素晴らしいのです。 (さあ、ゆっくりながめてください。そのあいだ、わたしはとりのたまごでもさがしてきます」) さあ、ゆっくり眺めてください。その間、私は鳥の卵でも探してきます」 (といってしまいました。) と行ってしまいました。 (わたしはまどからひろいうみをながめました。(いぎりすはこのうみのどちらのほうがくだろうか)) 私は窓から広い海を眺めました。(イギリスはこの海のどちらの方角だろうか) (またしても、こころにうかぶのはこきょうのことです。) またしても、心に浮かぶのは故郷のことです。 (ところがそうしてうみをながめているうちに、はこのうえについているてつのとってが) ところがそうして海を眺めているうちに、箱の上についている鉄の取っ手が (がちゃがちゃとなり、とつぜんはこがちゅうにういて、すごいはやさでうえへうえへと) ガチャガチャと鳴り、突然箱が宙に浮いて、すごい速さで上へ上へと (あがりました。「おい、だれだ。なにをするんだ!」) あがりました。「おい、だれだ。何をするんだ!」 (しかし、なんのこたえもなく、みみをすませるとずじょうでばたばたと ) しかし、何の答えもなく、耳を澄ませると頭上でばたばたと (つばさのはばたくおとがします。(そうか、とりか!)) つばさの羽ばたく音がします。(そうか、鳥か!) (きっとおおわしかなにかが、わたしのはこをさらってそらにまいあがっているのです。) きっと大鷲か何かが、私の箱をさらって空に舞い上がっているのです。
問題文を全て表示 一部のみ表示 誤字・脱字等の報告

ローズマリーのタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表 アプリケーションの使い方 よくある質問

人気ランキング

注目キーワード