私だけが好きだった。

(れんらくさきけすね)

『連絡先消すね』

(なまえかえてけせなかった)

名前変えて 消せなかった

(きみからとどいたｌｉｎｅ)

君から届いた LINE

(むねのおくがたかなって)

胸の奥が 高鳴って

(あいかわらずつごういいね)

相変わらず 都合いいね

(げんきだよとうちかけて)

『元気だよ』と打ちかけて

(そのつづきのことばを)

その続きの言葉を

(ずっとさがしていた)

ずっと探していた

(あのさよならをこわさないでね)

あのさよならを 壊さないでね

(じぶんのなかでやくそくした)

自分の中で 約束した

(もしかえしたらまたくりかえす)

もし返したら また繰り返す

(たぶん)

たぶん・・・

(ちかづかないで)

近づかないで

(すきじゃないなら)

好きじゃないなら

(かんたんにわすれられないわかってよ)

簡単に忘れられない 分かってよ

(だいきらいだといいきかせなきゃ)

大嫌いだと 言い聞かせなきゃ

(こころがつりあわない)

心が 釣り合わない

(いつまでたってもきたいをしてる)

いつまで経っても 期待をしてる

(こんなじぶん)

こんな自分

(いやだからもうきえたい)

嫌だから もう消えたい

(いっぽうてきにまたすてられない)

一方的に また捨てられない

(だめだね)

ダメだね

(やっぱわたしは)

やっぱ私は

(いつかかえせるときがくるまで)

いつか返せる 時が来るまで

(さよならそっととじた)

さよなら そっと閉じた

(ほんとうはききたかった)

本当は 聞きたかった

(あれからどうしてたか)

あれから どうしてたか

(あのまちにはもういないのかな)

あの街には もう 居ないのかな

(ほんとうはきいてほしかった)

本当は 聞いて欲しかった

(さいごはわたしだけがすきだった)

最後は私だけが好きだった？

(おいていかないでねぇ)

置いていかないで ねぇ

(ゆれてるかーてんのむこう)

揺れてるカーテンの向こう

(やさしいこえがきこえてきそうで)

優しい声が聞こえてきそうで

(１ばんだったたいせつだった)

1番だった 大切だった

(もういちどだけもどってよ)

もう一度だけ戻ってよ

(きみにもらったすきのかけらで)

君にもらった すきの欠片で

(わたしはうごけないよ)

私は 動けないよ

(ちかづかないで)

近づかないで

(すきじゃないなら)

好きじゃないなら

(かんたんにわすれられないわかってよ)

簡単に忘れられない 分かってよ

(だいきらいだといいきかせなきゃ)

大嫌いだと 言い聞かせなきゃ

(こころがつりあわない)

心が 釣り合わない

(いつまでたっても)

いつまで経っても

(きたいをしてる)

期待をしてる

(こんなじぶんいやだからもうきえたい)

こんな自分 嫌だから もう消えたい

(いっぽうてきにまだすてられない)

一方的に　まだ捨てられない

(だめだね)

だめだね

(やっぱわたしは)

やっぱ私は

(いつかかえせるときがくるまで)

いつか返せる 時が来るまで

(さよなら)

さよなら

(そっととじた)

そっと閉じた

(いつかかえせるときはこないね)

いつか返せる時は来ないね

(さよなら)

さよなら

(だいすきだった)

大好きだった