人でなしの恋2

順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 123 | 6717 | S+ | 6.8 | 98.1% | 230.6 | 1578 | 29 | 21 | 2025/02/07 |
2 | null | 6657 | S+ | 7.0 | 94.5% | 222.0 | 1569 | 91 | 21 | 2025/02/04 |
3 | だだんどん | 6330 | S | 6.8 | 93.0% | 228.4 | 1562 | 116 | 21 | 2025/02/10 |
4 | いんちき | 6304 | S | 6.6 | 95.4% | 238.4 | 1578 | 75 | 21 | 2025/02/20 |
5 | はな | 5443 | B++ | 5.7 | 94.2% | 271.9 | 1576 | 96 | 21 | 2025/02/05 |
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問題文
(そんなふうにして、だんだんもれきいたところをよせあつめてみますと、しんぱいをしていた、)
そんな風にして、段々洩れ聞いた所を寄せ集めて見ますと、心配をしていた、
(いっぽうのみだらなうわさなどはこれっぱかりもないかわりには、もうひとつの)
一方のみだらな噂などはこれっぱかりもない代りには、もう一つの
(きむずかしやのほうは、どうしてひととおりでないことがわかってきたのでございます。)
気むずかし屋の方は、どうして一通りでないことが分って来たのでございます。
(いわばへんじんとでももうすのでございましょう。おともだちなどもすくなく、おおくはうちのなかに)
いわば変人とでも申すのでございましょう。お友達なども少く、多くは内の中に
(ひっこみがちで、それにいちばんいけないのは、おんなぎらいといううわさすらあったので)
引込み勝ちで、それに一番いけないのは、女ぎらいという噂すらあったので
(ございます。それも、あそびのおつきあいをなさらぬための、そんなうわさならべつじょうは)
ございます。それも、遊びのおつき合いをなさらぬための、そんな噂なら別条は
(ないのですけれど、ほんとうのおんなぎらいらしく、わたしとのえんだんにしましてからが、もともと)
ないのですけれど、本当の女ぎらいらしく、私との縁談にしましてからが、元々
(おやごさんたちのおかんがえで、なこうどにたったかたは、わたしのほうよりは、かえってせんぽうのごほんにんを)
親御さん達のお考えで、仲人に立った方は、私の方よりは、却て先方の御本人を
(ときふせるのにほねがおれたほどだともうすのでございます。もっともそんな)
説きふせるのに骨が折れたほどだと申すのでございます。尤もそんな
(はっきりしたうわさをきいたわけではなく、だれかがちょっとくちをすべらせたのから、わたしが、)
ハッキリした噂を聞いた訳ではなく、誰かが一寸口をすべらせたのから、私が、
(およめいりのまえのむすめのびんかんでひとりがってんをしていたのかもしれません。いいえ、)
お嫁入りの前の娘の敏感で独合点をしていたのかも知れません。いいえ、
(いざおよめいりをして、あんなめにあいますまでは、ほんとうにわたしのひとりがってんに)
いざお嫁入りをして、あんな目にあいますまでは、本当に私の独合点に
(すぎないのだと、しいてもそんなふうに、こちらにつごうのよいように、きやすめを)
過ぎないのだと、しいてもそんな風に、こちらに都合のよい様に、気休めを
(かんがえていたことでございます。これで、いくらか、うぬぼれもあったので)
考えていたことでございます。これで、いくらか、うぬぼれもあったので
(ございますわね。あのじぶんのむすめむすめしたきもちをおもいだしますと、われながら)
ございますわね。あの時分の娘娘した気持を思い出しますと、われながら
(かわいらしいようでございます。いっぽうではそんなふあんをかんじながら、でも、となりまちの)
可愛らしい様でございます。一方ではそんな不安を感じながら、でも、隣町の
(ごふくやへいしょうのみたてにまいったり、それをうちじゅうのてでさいほうしたり、どうぐるいだとか、)
呉服屋へ衣裳の見立に参ったり、それを家中の手で裁縫したり、道具類だとか、
(ほそぼそしたてまわりのしなじなをよういしたり、そのなかへせんぽうからはりっぱなゆいのうがとどく、)
細々した手廻りの品々を用意したり、その中へ先方からは立派な結納が届く、
(おともだちにはおいわいのことばやら、せんぼうのことばやら、だれかにあえばひやかされるのが)
お友達にはお祝いの言葉やら、羨望の言葉やら、誰かにあえばひやかされるのが
(なれっこになってしまって、それがまたはずかしいほどうれしくて、うちじゅうにみちみちた)
なれっこになってしまって、それが又恥かしいほど嬉しくて、家中にみちみちた
(はなやかなくうきが、じゅうくのむすめを、もううちょうてんにしてしまったのでございます。)
花やかな空気が、十九の娘を、もう有頂天にしてしまったのでございます。