夏目漱石 草枕 冒頭短め
夏目漱石『草枕』の冒頭~画が出来る。まで
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問題文
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(やまみちをのぼりながら、こうかんがえた。)
山路を登りながら、こう考えた。
(ちにはたらけばかどがたつ。)
智に働けば角が立つ。
(じょうにさおさせばながされる。)
情に棹させば流される。
(いじをとおせばきゅうくつだ。)
意地を通せば窮屈だ。
(とかくにひとのよはすみにくい。)
とかくに人の世は住みにくい。
(すみにくさがこうじると、やすいところへひきこしたくなる。)
住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。
(どこへこしてもすみにくいとさとったとき、しがうまれて、えができる。)
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。