ゆりかごの歌
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歌詞(問題文)
(かぜがふいてきただれもいないあさ)
風が吹いてきた 誰もいない朝
(おともなくやさしくゆれるゆりかご)
音もなくやさしく ゆれるゆりかご
(みえるものはただあおくはれたそら)
見えるものはただ 青く晴れた空
(きこえてくるこえがどこかとおくから)
聞こえてくる声が どこか遠くから
(ひとはひとをころせるだれもおまえには)
人は人を殺せる 誰もおまえには
(おしえなかったうたをかぜがうたうよ)
教えなかった歌を 風が歌うよ
(ひとはひとをころせるうたはくりかえす)
人は人を殺せる 歌はくり返す
(ひとはひとをころせるそうつくられた)
人は人を殺せる そう作られた
(おまえがせかいにうまれてきたことを)
おまえが世界に 生まれてきたことを
(ひとはいわうだろうなみだのなかで)
人は祝うだろう 涙の中で
(あたたかなからだとほほえみとゆめと)
温かな体と ほほえみと夢と
(にくしみとこどくをつつむゆりかご)
憎しみと孤独を 包むゆりかご
(ぜんまいじかけのねこがまどべでつぶやく)
ゼンマイ仕掛けの猫が 窓辺でつぶやく
(ひとはひとをころせるそうつくられた)
人は人を殺せる そう作られた
(おるごーるのうたひめしとやかにうたう)
オルゴールの歌姫 しとやかに歌う
(ひとはひとをころせるそうつくられた)
人は人を殺せる そう作られた
(ふいにはげしくなるかぜにあおられて)
不意に激しくなる 風にあおられて
(ゆりかごはころがるおまえはおちる)
ゆりかごは転がる おまえは落ちる
(そこでめがさめるなにかをみるまえに)
そこで目が覚める 何かを見る前に
(くりかえすそのゆめさめてはねむる)
くり返すその夢 覚めては眠る
(ねむりのなかきこえるおもちゃたちのこえ)
眠りの中聞こえる おもちゃたちの声
(ひとはひとをころせるそうつくられた)
人は人を殺せる そう作られた
(ねむりのなかきこえるえほんのささやき)
眠りの中聞こえる 絵本のささやき
(ひとはひとをころせるそうつくられた)
人は人を殺せる そう作られた
(ひとはひとをころせるだれもおまえには)
人は人を殺せる 誰もおまえには
(おしえなかったうたをかぜがうたうよ)
教えなかった歌を 風が歌うよ
(ひとはひとをころせるうたはくりかえす)
人は人を殺せる 歌はくり返す
(ひとはひとをころせるそうつくられた)
人は人を殺せる そう作られた