趣味の話 -5-
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | HAKU | 7463 | 光 | 7.7 | 96.7% | 348.1 | 2688 | 90 | 59 | 2026/04/08 |
| 2 | berry | 7186 | 王 | 7.4 | 97.0% | 359.3 | 2662 | 80 | 59 | 2026/04/07 |
| 3 | Jyo | 6303 | S | 6.4 | 97.2% | 410.4 | 2663 | 76 | 59 | 2026/04/07 |
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問題文
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(なにをするともなくまっているとしょういちじかんほどたってから)
なにをするともなく待っていると小一時間ほど経ってから
(どあのぶをだれかがつかんだおとがする。)
ドアノブを誰かが掴んだ音がする。
(「もどった」)
「戻った」
(あせをゆげのようにまとってししょうがへやにはいってくる。)
汗を湯気のようにまとって師匠が部屋に入ってくる。
(どうじに、そのししょうがくぐってくるどあのそとがわのじょうぶに、)
同時に、その師匠が潜ってくるドアの外側の上部に、
(さかさになってこちらをのぞきこんでいるかおがあった。)
逆さになってこちらを覗き込んでいる顔があった。
(まるでにかいのへやからさかさにぶらさがっているかのようなかっこうだ。)
まるで二階の部屋から逆さにぶら下がっているかのような格好だ。
(しかしげんだいのながやとでもいうべきこのあぱーとにはにかいなどない。)
しかし現代の長屋とでも言うべきこのアパートには二階などない。
(さんじゅうだいだかよんじゅうだいだかのやせこけたおとこのくびだけがむひょうじょうにこちらをみている。)
三十代だか四十代だかの痩せこけた男の首だけが無表情にこちらを見ている。
(きみょうなことにかみのけはじゅうりょくのほうこうにさかだっていない。)
奇妙なことに髪の毛は重力の方向に逆立っていない。
(なんともいいがたいけんおかんとともに、いっしゅん、)
なんとも言い難い嫌悪感とともに、一瞬、
(そういうえがそこにあるようなさっかくをおぼえた。)
そういう絵がそこにあるような錯覚をおぼえた。
(ぼくのしせんにきづいたししょうがふりかえる。)
僕の視線に気づいた師匠が振り返る。
(そしてそのさかさまのおとこのかおをみあげたかとおもうと、)
そしてその逆さまの男の顔を見上げたかと思うと、
(ちかくにあったほうきをてにとり、「しっしっ」といいながらはなさきをはらった。)
近くにあった箒を手に取り、「しっしっ」と言いながら鼻先を払った。
(かおはむひょうじょうのままひっこみ、ししょうはすぐにどあをとじる。)
顔は無表情のまま引っ込み、師匠はすぐにドアを閉じる。
(「あー、つかれた」そういってらんぷをころがして、へやのまんなかで)
「あー、疲れた」そう言ってランプを転がして、部屋の真ん中で
(あおむけにねころがる。ぼくはさっきまでそこにあったおとこのかおがあたまからはなれず、)
仰向けに寝転がる。僕はさっきまでそこにあった男の顔が頭から離れず、
(どあのじょうぶをおそるおそるみつめている。)
ドアの上部を恐る恐る見つめている。
(ししょうのあくしゅみなちょうはつにたいしてどこからかついてきたのだろうか。)
師匠の悪趣味な挑発に対してどこからかついてきたのだろうか。
など
(「どうした」)
「どうした」
(「さっきのくびは・・・・・」)
「さっきの首は・・・・・」
(「ざこだ。ほっとけ」)
「雑魚だ。ほっとけ」
(へいぜんとそういう。)
平然とそう言う。
(しかしそのつぎのしゅんかん、どあのぶがそとからだれかにひねられたおとがした。)
しかしその次の瞬間、ドアノブが外から誰かに捻られた音がした。
(さっきのげんじつかんのないえのようなそんざいとはあきらかにちがう、)
さっきの現実感のない絵のような存在とは明らかに違う、
(なにかおそろしいもののけはい。)
なにか恐ろしいものの気配。
(どあがこきざみにゆさぶられたかとおもうと、「ぎっ」とおとをたててひらきかける。)
ドアが小刻みに揺さぶられたかと思うと、「ギッ」と音を立てて開きかける。
(ざわっとしたいやなかんじがたいかんをかける。まず。ちょっかんでそうおもった。)
ざわっとした嫌な感じが体幹を駆ける。まず。直感でそう思った。
(ししょうがはねおきた。)
師匠が跳ね起きた。
(「どけ」)
「どけ」
(まえにいたぼくをはじきとばし、しんじられないことにそのままのいきおいで)
前にいた僕を弾き飛ばし、信じられないことにそのままの勢いで
(どあにどろっぷきっくをかんこうした。)
ドアにドロップキックを敢行した。
(すごいおとがして、どあがそとがわにはじける。)
凄い音がして、ドアが外側に弾ける。
(ということは、やはりどあがひらきかけていたのはまちがいない。)
ということは、やはりドアが開きかけていたのは間違いない。
(げんかんぐちにころがったししょうは。そのばをうごけないでいるぼくをしりめに)
玄関口に転がった師匠は。その場を動けないでいる僕を尻目に
(すぐさまたちあがると、さっきとおなじほうきをてにもって「しっしっ」と)
すぐさま立ち上がると、さっきと同じ箒を手に持って「しっしっ」と
(へやのそとにむかってはらうしぐさをした。)
部屋の外に向かって払う仕草をした。
(しかしひらいたどあのそとにはなにもみえず、ほうきをもったまま「ん?」と)
しかし開いたドアの外には何も見えず、箒を持ったまま「ん?」と
(くびをかしげてつきでそうとする。)
首を傾げて突き出そうとする。
(ぼくもそのうしろから、へやのそとをのぞきみようとした。)
僕もその後ろから、部屋の外を覗き見ようとした。
(いる。がいとうのわずかなひかりにてらされて、なにかがいる。)
いる。該当のわずかな光に照らされて、なにかがいる。
(あぱーとのしきちからたちさろうとするかげ。ひとではなかった。)
アパートの敷地から立ち去ろうとする影。人ではなかった。
(それはすぐにわかった。)
それはすぐに分かった。
(それはとうぶがあきらかにふつうのおおきさではなかったのだ。)
それは頭部があきらかに普通の大きさではなかったのだ。
(おおきいのはない。ぎゃくにちいさい。ちいさすぎた。)
大きいのはない。逆に小さい。小さすぎた。
(あごのじょうぶあたりからさきが、まるできりとられたようにない。)
顎の上部あたりから先が、まるで切り取られたようにない。
(うしろすがたからは、ちょうどうなじのすぐじょうがなにもないくうかんになっていた。)
後ろ姿からは、丁度うなじのすぐ上が何もない空間になっていた。
(そんなじょうたいでいきていられるわけがない。)
そんな状態で生きていられるわけがない。
(しかしそのひとかげは、ふらふらとしたあしどりでさっていったのだった。)
しかしその人影は、ふらふらとした足取りで去って行ったのだった。
(ししょうはそのこうけいをみつめながら、おお、というかんたんふをのこし、)
師匠はその光景を見つめながら、おお、という感嘆符を残し、
(しばらくたたずんでいたが、ふいにぼくのほうをふりかえってこういった。)
しばらくたたずんでいたが、ふいに僕の方を振り返ってこう言った。
(「いまのは、かなりやばいやつだな」)
「今のは、かなりやばいやつだな」
(「さいしょのくびだけみえてたのとはべつですか」)
「最初の首だけ見えてたのとは別ですか」
(「べつだ。おまえ、みただけでざことああいうやばいのとのくべつがつかないと)
「別だ。おまえ、見ただけで雑魚とああいうやばいのとの区別がつかないと
(あぶないぞ」)
危ないぞ」
(あぶないのか。しかしそれをわざわざまねいているのはししょうではないのか。)
危ないのか。しかしそれをわざわざ招いているのは師匠ではないのか。
(まねいている?)
招いている?
(「もしかし、あのでぃおげねすごっこは・・・・・」)
「もしかし、あのディオゲネスごっこは・・・・・」