心霊写真 -62-

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プレイ回数39順位572位  難易度(3.8) 2317打 長文 長文モードのみ
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
cicciさんのアカウント
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全部手打ちのため、読みなどによく間違いがあります。いつも修正ありがとうございます。
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 だったかもしれな 8014 8.2 97.2% 286.1 2361 68 61 2026/09/01
2 HAKU 7867 8.1 96.2% 282.8 2315 90 61 2026/09/01
3 berry 7692 7.8 98.0% 292.1 2292 45 61 2026/09/01
4 kaa 7107 7.4 95.7% 311.2 2314 102 61 2026/09/01

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問題文

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(こんらんしているようすだった。) 混乱している様子だった。 (それはぼくもおなじだ。いったいどういうことだ。) それは僕も同じだ。一体どう言うことだ。 (ここにたむらがいるのか。にげているはずのたむらが。) ここに田村がいるのか。逃げているはずの田村が。 (このおとこはだれだ?まつうらとのかんけいは?) この男は誰だ?松浦との関係は? (そもそもなぜししょうがたむらのいばしょをしっているんだ。) そもそもなぜ師匠が田村の居場所を知っているんだ。 (あぜんとしていると、やがてどあがひらく。さっきよりおおきくだ。) 唖然としていると、やがてドアが開く。さっきより大きくだ。 (「はいれ。ふたりだけだな」) 「入れ。二人だけだな」 (おとこがけいかいしたひょうじょうのままそういった。) 男が警戒した表情のままそう言った。 (「ああ」) 「ああ」 (ししょうはあごをしゃくってぼくをうながす。) 師匠は顎をしゃくって僕を促す。 (そうしてあとにつづいてあぱーとのへやのなかにはいった。) そうして後に続いてアパートの部屋の中に入った。 (げんかんにはくつがひとあしだけころがっていたが、) 玄関には靴が一足だけ転がっていたが、 (ししょうはそれをふみこえてどそくのままへやにあがる。) 師匠はそれを踏み越えて土足のまま部屋に上がる。 (ぼくもわけのわからないままそれにつづいた。) 僕もわけのわからないままそれに続いた。 (だいどころのおくにあったいまはせまく、さんにんのおとこがかべぎわにいた。) 台所の奥にあった居間は狭く、三人の男が壁際にいた。 (どあをあけたおとこと、もうひとりみしらぬおとこ。そしてたむら。) ドアを開けた男と、もう一人見知らぬ男。そして田村。 (たむらいがいはくつをはいたままだった。) 田村以外は靴を履いたままだった。 (「よう。げんきそうだな」) 「よう。元気そうだな」 (「ああ」) 「ああ」 (たむらはうしろでにしばられてしゃがんでいた。) 田村は後ろ手に縛られてしゃがんでいた。
など
(しかしふてきなひょうじょうをしてこうしんのはしをあげてみせる。) しかし不敵な表情をして口唇の端を上げてみせる。 (「しゃしんはわたしたぞ」) 「写真は渡したぞ」 (「ああ、きいた」) 「ああ、聞いた」 (「わるかったな」) 「悪かったな」 (「しかたねえよ」) 「仕方ねえよ」 (たむらはくくく、とわらった。) 田村はくくく、と笑った。 (「おれもやくざはきらいだが、こうなっちまえばせにはらはかえられない」) 「俺もヤクザは嫌いだが、こうなっちまえば背に腹は代えられない」 (「あんたらもやくざか」) 「あんたらもヤクザか」 (ししょうはかべきわにたつふたりのおとこにきいた。) 師匠は壁際に立つ二人の男に訊いた。 (どちらもゆだんなくこちらのいっきょしゅいっとうあしをみつめている。) どちらも油断なくこちらの一挙手一投足を見つめている。 (「・・・・・」) 「・・・・・」 (おとこたちはあいまいにくびをふるだけでこたえなかった。) 男たちは曖昧に首を振るだけで答えなかった。 (「まつうらのこがいか。たむらのことはいしだぐみのやつらにもひみつってことだな。) 「松浦の子飼か。田村のことは石田組の奴らにも秘密ってことだな。 (しんぱいしないでくれ。だれにもしゃべらないよ。あのおとこのこわさはしっている」) 心配しないでくれ。誰にもしゃべらないよ。あの男の怖さは知っている」 (ししょうはいっぽうてきにそういって、たむらにむきなおる。) 師匠は一方的にそう言って、田村に向き直る。 (「このやさがみつかったのはいつだ。) 「このヤサが見つかったのはいつだ。 (きょうのごぜんちゅう、わたしにでんわしてきたときにはもうこいつらがいたんだな。) 今日の午前中、わたしに電話してきた時にはもうこいつらがいたんだな。 (でんわはまつうらのしじか」) 電話は松浦の指示か」 (「よけいなことはきくな」) 「よけいなことは訊くな」 (たむらがくちをあこうとするとおとこたちがするどくせいした。) 田村が口を開こうとすると男たちが鋭く制した。 (ししょうはおとこたちをにらみつけてから、べつのことをたずねる。) 師匠は男たちを睨みつけてから、別のことを訊ねる。 (「あのしゃしんはどこでてにはいれた」) 「あの写真はどこで手に入れた」 (こんどはとめられるまえに、すぐこたえた。) 今度は止められる前に、すぐ答えた。 (「しゅざいげんはあかせない」) 「取材源は明かせない」 (「なるほどな、しゅひぎむか。でもそれがつうようしていたら、) 「なるほどな、守秘義務か。でもそれが通用していたら、 (こんなのんきなめんかいなんてできてないだろ。) こんなのん気な面会なんてできてないだろ。 (いまごろどこかだれもしらないばしょで、) 今ごろどこか誰も知らない場所で、 (うでにうじむしのたまごでもうえつけられてるはずじゃないか」) 腕に蛆虫の卵でも植え付けられてるはずじゃないか」 (たむらのかおからちのけがひいたのがわかった。) 田村の顔から血の気が引いたのが分かった。 (「やめろ」) 「やめろ」 (かべぎわからおとこたちがいっぽまえにでる。) 壁際から男たちが一歩前に出る。 (ぼくもししょうのまえにたちふさがるようにあしをふみだした。) 僕も師匠の前に立ち塞がるように足を踏み出した。 (まだからだじゅうがいたいが、そんなことはいっしゅんあたまからとんでいた。) まだ体中が痛いが、そんなことは一瞬頭から飛んでいた。 (「ああもう、やめやめ。あつくるしい。おまえ、まつうらにくちをわったな。) 「ああもう、やめやめ。暑苦しい。おまえ、松浦に口を割ったな。 (でもそれでせいかいだ。なげちまえ、こんなやばいねた。) でもそれで正解だ。投げちまえ、こんなヤバいネタ。 (たぶんおまえがおもってるいじょうに、このけんはきけんだ。) 多分おまえが思ってる以上に、この件は危険だ。 (ばけものとへびのくいあいにまきこまれるようなものだ。) 化け物と蛇の喰い合いに巻き込まれるようなものだ。 (おっと、わかったわかった。もうかえるよ」) おっと、分かった分かった。もう帰るよ」 (つめよろうとするおとこたちにししょうはりょうてをあげる。) 詰め寄ろうとする男たちに師匠は両手を上げる。 (「なあ、さいごにひとつだけきかせてくれ」) 「なあ、最後に一つだけ訊かせてくれ」 (「なんだ」) 「なんだ」
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