〜感動系物語〜 お前が居るから、俺は... 拾参

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投稿者投稿者セキセイポポ 第一号  いいね0  お気に入り登録
プレイ回数4  難易度(3.8) 1151打 長文
ひっさびっさ、ですねッ!ひっさびっさ→久々

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(「それって、きみのなまえきめていいってこと!?」) 「それって、君の名前決めていいってこと!?」 (「ぼく、なづけのせんすあるんだよね!」) 「僕、名付けのセンスあるんだよね!」 (なづけのせんすがあることはじじつ。) 名付けのセンスがあることは事実。 (あかるくふるまうのはにがて。) 明るく振る舞うのは苦手。 (でも、かれにはできた。) でも、彼にはできた。 (でも、まだかれははんしんはんぎらしい。) でも、まだ彼は半信半疑らしい。 (「はぁ!?いらねえにきまってんだよ!」) 「はぁ!?いらねえに決まってんだよ!」 (「だいたい、みずしらずのおまえに、なんでそんなけんりがあるんだよ!」) 「大体、見ず知らずのお前に、なんでそんな権利があるんだよ!」 (けんりはない。が、つけてあげたい。) 権利はない。が、つけてあげたい。 (それに、なまえをつければ、「ぷれぜんと」をあげられる。) それに、名前をつければ、「プレゼント」をあげられる。
(かれにとって、「はじめてのぷれぜんと」かもしれない。) 彼にとって、「初めてのプレゼント」かもしれない。 (「えー?なんてよべばいいかわからないじゃん。」) 「えー?なんて呼べばいいかわからないじゃん。」 (「それに、これからさき、だいじになっていくぞ~?」) 「それに、これから先、大事になっていくぞ〜?」 (なまえは、せかいいちだいじで、せかいでひとつしかないもの。) 名前は、世界一大事で、世界で一つしか無いもの。 (そんなものがなくなるのは...。) そんなものがなくなるのは...。 (すると、かれはじぶんのかおをふるえるてでゆびさした。) すると、彼は自分の顔を震える手で指差した。 (「お...おまえは...このかおみて、なにもおもわねえのかよ。」) 「お...お前は...この顔見て、何も思わねえのかよ。」 (「ばけものだって、おもわねえのかよ。」) 「バケモノだって、思わねえのかよ。」 (かれはふるえるこえでいった。きえいりそうなこえだった。) 彼は震える声で言った。消え入りそうな声だった。 (よっぽどきにしていて、いいたくなかったのだろう。) よっぽど気にしていて、言いたくなかったのだろう。
など
(「ひとは、がいけんよりなかみ。おまえは、やさしいはず。」) 「人は、外見より中身。お前は、優しいはず。」 (だれにでも、やさしいところはある。) 誰にでも、優しいところはある。 (ぼくはそうしんじている。) 僕はそう信じている。 (...) ... (にんげんは、ぜんあくがあわさってできているから、にんげんなんだ。) 人間は、善悪が合わさってできているから、人間なんだ。 (すると、かれはあかずらになってしたをむいてしまった。) すると、彼は赤面になって下を向いてしまった。 (そうして、ひかるものがゆかにいってきおちた。) そうして、光るものが床に一滴落ちた。 (ぼくはきゃっぷのうえから、ぽんとてをのせた。) 僕はキャップの上から、ポンと手を乗せた。 (「ってことで、まずはなまえぎめするね!いいでしょ?きょひけんなし!」) 「ってことで、まずは名前決めするね!いいでしょ?拒否権なし!」 (そうあかるくふるまうと、かれはすこし。) そう明るく振る舞うと、彼は少し。 (ほんのすこしだけ、かおをあげた。) ほんの少しだけ、顔をあげた。
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