第1章 雪の町

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北海道がテーマのオリジナル小説
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1 k 6184 北海道満喫したー 6.3 97.1% 134.2 855 25 44 2026/10/14

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問題文

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(ほっかいどうのほくぶ。) 北海道の北部。 (ちいさなまちにしょうねんがいた。) 小さな町に少年がいた。 (なまえはそうまだった。) 名前は蒼真だった。 (じゅうろくさいのこうこうせいである。) 十六歳の高校生である。 (まちはゆきにつつまれていた。) 町は雪に包まれていた。 (ふゆになるとしろいっしょくになる。) 冬になると白一色になる。 (そうまはそのけしきがすきだった。) 蒼真はその景色が好きだった。 (だがたいくつでもあった。) だが退屈でもあった。 (まいにちがおなじだからだ。) 毎日が同じだからだ。 (あさ。) 朝。 (そうまはがっこうへむかった。) 蒼真は学校へ向かった。 (はくいきはしろい。) 吐く息は白い。 (そらはどこまでもあおかった。) 空はどこまでも青かった。 (とおくのやまがみえる。) 遠くの山が見える。 (ゆきをまといかがやいていた。) 雪をまとい輝いていた。 (きょうしつにはいる。) 教室に入る。 (しんゆうのだいちがいた。) 親友の大地がいた。 (だいちはげんきものだった。) 大地は元気者だった。 (いつもさわがしい。) いつも騒がしい。 (しかしやさしい。) しかし優しい。
など
(そうまとはおさななじみだった。) 蒼真とは幼なじみだった。 (じゅぎょうがはじまる。) 授業が始まる。 (だがそうまはまどをみていた。) だが蒼真は窓を見ていた。 (やまのむこうがきになる。) 山の向こうが気になる。 (なぜだろう。) なぜだろう。 (じぶんでもわからなかった。) 自分でも分からなかった。 (ほうかごになった。) 放課後になった。 (ふたりはかえりみちをあるく。) 二人は帰り道を歩く。 (だいちがきゅうにいった。) 大地が急に言った。 (「たびにでないか。」) 「旅に出ないか。」 (そうまはわらった。) 蒼真は笑った。 (「とつぜんだな。」) 「突然だな。」 (「ほっかいどうをまわりたい。」) 「北海道を回りたい。」 (そうまはあしをとめた。) 蒼真は足を止めた。 (そのことばがむねにひびいた。) その言葉が胸に響いた。 (そのよる。) その夜。 (そうまはねむれなかった。) 蒼真は眠れなかった。 (やまのむこう。) 山の向こう。 (うみのむこう。) 海の向こう。 (まだみぬけしき。) まだ見ぬ景色。 (それがあたまからはなれない。) それが頭から離れない。 (やがてけっしんした。) やがて決心した。 (はるになったらたびへでる。) 春になったら旅へ出る。 (そうきめた。) そう決めた。
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