第5章 津軽海峡

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(すうじつご。) 数日後。 (かいととれんはそとがはまちょうへむかった。) 海斗と蓮は外ヶ浜町へ向かった。 (うみがひろがっていた。) 海が広がっていた。 (つがるかいきょうである。) 津軽海峡である。 (つめたいしおかぜがふく。) 冷たい潮風が吹く。 (ぎょこうにはおおくのふねがならんでいた。) 漁港には多くの船が並んでいた。 (ふたりはじもとのろうじんにはなしをきく。) 二人は地元の老人に話を聞く。 (ろうじんはおどろいたかおをした。) 老人は驚いた顔をした。 (「あおいひかりをさがしているのか」) 「青い光を探しているのか」 (「しってるんですか」) 「知ってるんですか」
(ろうじんはだまりこんだ。) 老人は黙り込んだ。 (そしてちいさなほこらをゆびさした。) そして小さな祠を指差した。 (「むかしからかたりつがれている」) 「昔から語り継がれている」 (「ひかりのひにはうみがうたうとな」) 「光の日には海が歌うとな」 (そのひのよる。) その日の夜。 (ふたりはうみべでまった。) 二人は海辺で待った。 (まんげつがかいめんをてらす。) 満月が海面を照らす。 (なみのおとだけがひびいていた。) 波の音だけが響いていた。 (するととつぜん。) すると突然。 (うみのなかからあおいはしらのようなひかりがのびた。) 海の中から青い柱のような光が伸びた。
など
(「でた!」) 「出た!」 (ふたりははしった。) 二人は走った。 (でんせつがげんじつになったしゅんかんだった。) 伝説が現実になった瞬間だった。
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