Pain in Rain

(ｉｔｒａｉｎｓ)

It rains!

(きせずしてふるあめだ)

期せずして降る雨だ

(なにもかもあらって)

なにもかも洗って

(さんざんぬれてふるえて)

散々濡れて震えて

(さらにこどうのおともうばわれ)

さらに鼓動の音も奪われ

(いしきもとおくなる)

意識も遠くなる

(あめはだんだんつよさをまして)

雨は段々強さを増して

(はだをはげしくうってながれた)

肌を激しく打って流れた

(もうどこにいるか)

もうどこにいるか

(それもわからない)

それもわからない

(ｓｔｉｌｌｒａｉｎｓ)

Still rains!

(きせつならしんだまま)

季節なら死んだまま

(ふしぎだなきれいだ)

不思議だな 綺麗だ

(ざんざんもっとふればいい)

ざんざんもっと降ればいい

(さらにあらしにでもなればいい)

さらに嵐にでもなればいい

(かぜをめさぬように)

風邪を召さぬように

(どんなばつをうけたらおわるの)

どんな罰を受けたら終わるの

(こころのなかだけはひあがって)

心の中だけは干上がって

(やけにれいせいで)

やけに冷静で

(しかいだけゆがむ)

視界だけ歪む

(ああまだうたってもいいかい)

ああ まだ歌ってもいいかい

(いつかとどけばいいな)

いつか届けばいいな

(ああまたそらがあけたなら)

ああ また空が開けたなら

(いこうかげふみをしながら)

行こう 影踏みをしながら

(ａｌｗａｙｓｒａｉｎｓ)

Always rains!

(きみだけにつたえたい)

きみだけに伝えたい

(このゆめのひにくさ)

この夢の皮肉さ

(さんざんもっとあばれて)

散々もっと暴れて

(いっそどろにまみれておどって)

いっそ泥にまみれて踊って

(いつかさめちゃって)

いつか冷めちゃって

(あめはだんだんつよさをまして)

雨は段々強さを増して

(かたをはげしくうってながれた)

肩を激しく打って流れた

(もうきみがだれか)

もうきみが誰か

(それもわからない)

それもわからない

(ああまだここにいていいかい)

ああ まだここに居ていいかい

(しょうきをとりもどしたい)

正気を取り戻したい

(そうしてそらがあけたなら)

そうして空が開けたなら

(いこうかげふみをしながら)

行こう 影踏みをしながら

(はなうたうたって)

鼻歌歌って