豆の木

(やすむひまもないくらいきみのことかんがえる)

休む暇もないくらい君のこと考える

(あしたまたわらえるといいゆめのなかせっせとまめをまく)

明日また笑えるといい夢の中せっせと豆を撒く

(たよりなくのびたこのつるじゃのぼれるはずがない)

たよりなく伸びたこのツルじゃ登れるはずがない

(きみをつれていけない)

君を連れていけない

(たかくたかくあのそらへもっとたかくとどくまで)

高く高くあの空へもっと高く届くまで

(あのくものうえのけしきをみせてあげたい)

あの雲の上の景色を見せてあげたい

(きみがわらっているとぼくもつられてわらうから)

君が笑っていると僕もつられて笑うから

(だいじょうぶ、もうなみだはながさないよ)

大丈夫、もう涙は流さないよ

(うまくいくほしょうなどないゆうふくなくらしじゃない)

上手くいく保証などない裕福な暮らしじゃない

(きみはすこしかわりものねぇこれからもいっしょにいてほしい)

君は少し変わり者ねぇこれからも一緒にいてほしい

(あみこまれていくこのつるにきたいしているよ)

編み込まれていくこのツルに期待しているよ

(どこまでもいける)

どこまでも行ける

(たかくたかくあのそらへどもっとたかくとどくまで)

高く高くあの空へどもっと高く届くまで

(あっとおどろくすとーりーみせてあげたい)

あっと驚くストーリー見せてあげたい

(ぼくがわらっているときみもまけじとわらうから)

僕が笑っていると君も負けじと笑うから

(ありがとう、もうさみしくなんかないよ)

ありがとう、もうさみしくなんかないよ

(きんのたまごをうむとりもきんとぎんのはいったふくろも)

金の卵を産む鳥も金と銀の入った袋も

(うたうはーぷもいらない)

歌うハープもいらない

(うばいとったしあわせのうらにはだれかのふしあわせかくれている)

奪い取った幸せの裏には誰かの不幸せ隠れている

(じゃっくきみがおしえてくれた)

ジャック君が教えてくれた

(じゃっくきみははっぴーえんどなんかじゃないよね)

ジャック君はハッピーエンドなんかじゃないよね

(たかくたかくあのそらへもっとたかくとどくまで)

高く高くあの空へもっと高く届くまで

(あのくものうえのけしきをみせてあげたい)

あの雲の上の景色を見せてあげたい

(どんなりふじんだってきみがいてくれさえすればだいじょうぶ)

どんな理不尽だって君がいてくれさえすれば大丈夫

(なんでもわらいとばせるんだささいなことにおもえるんだ)

なんでも笑い飛ばせるんだ些細なことに思えるんだ