幻想
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歌詞(問題文)
(よるのかおり なにかをおもいだしそうで きみをおもう ぼくはいまひとりきりで)
夜の香り 何かを思い出しそうで 君を想う 僕は今一人きりで
(なにひとつもうまくいかないのは だれのせいだ?)
何一つも上手くいかないのは 誰のせいだ?
(なさけないぼくなど どこかとおくなげすてたいな)
情けない僕など 何処か遠く投げ捨てたいな
(きらいなんだ こんなぼくが)
嫌いなんだ こんな僕が
(なのにずっと すてられないよ)
なのにずっと 捨てられないよ
(かこにしったあたたかさを)
過去に知った温かさを
(ああ だれもしらないぼく ああ しられたくないよる)
ああ 誰も知らない僕 ああ 知られたくない夜
(でもむなしくなって こわくなって あわてるんだ)
でも虚しくなって 怖くなって 慌てるんだ
(ぼくひとりが よるのやみにとりのこされる そんなきがして)
僕一人が 夜の闇に取り残される そんな気がして
(きみのまえでさえもつよがっていたから いいたいこと ほんとにつたえたいこと)
君の前でさえも強がっていたから 言いたいこと 本当に伝えたいこと
(ことばになるそのまえに こどくをかんじてしまった)
言葉になるその前に 孤独を感じてしまった
(きみはきっとそれいじょうの こどくにかなしみをだいて)
君はきっとそれ以上の 孤独に悲しみを抱いて
(それすらもうけいれようと ぼくのまえじゃえがおだった)
それすらも受け入れようと 僕の前じゃ笑顔だった
(なのにずっと ぼくは にげてた)
なのにずっと 僕は 逃げてた
(ああ きみもしらないぼく ああ しられたくないよる)
ああ 君も知らない僕 ああ 知られたくない夜
(だけどいまになって おもいだすよ ぼくにとってだいじなものなど)
だけど今になって 思い出すよ 僕にとって大事なものなど
(いくつもなくて きみがなにより たいせつだったはずで)
幾つも無くて 君が何より 大切だったはずで
(あとになってきがつく ごめんねさえいえないこと)
後になって気がつく ごめんねさえ言えないこと
(わがままをくりかえして ちょうしのいいことばをならべ)
わがままを繰り返して 調子のいい言葉を並べ
(くちさきでかたったゆめ みおとしたやさしさも)
口先で語った夢 見落とした優しさも
(いまはない なにもない ちっぽけなじぶんにみたげんそう)
今は無い 何も無い ちっぽけな自分に見た幻想
(よかぜをきりさいて はしりだして ふりきるんだそんなぼくを)
夜風を切り裂いて 走り出して 振り切るんだそんな僕を
(いまむかうよ きみのもとへ まだまにあうかな)
今向かうよ 君の元へ まだ間に合うかな