第55回 スピード認定試験1

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第55回(平成30年12月)パソコン検定試験
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 かかし 4077 C 4.3 94.3% 574.1 2491 150 43 2024/01/23

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問題文

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(ちりめんということばをしっていますか。)

ちりめんという言葉を知っていますか。

(これはきぬおりもののいっしゅで、たていとはほとんどよりのないいとをしようし、)

これは絹織物の一種で、縦糸はほとんどよりのない糸を使用し、

(ぎゃくによこいとにはつよいよりをかけたものをもちいてこうごにおりこんできじにします。)

逆に横糸には強いよりをかけたものを用いて交互に織り込んで生地にします。

(そのあと、ふじゅんぶつをとりのぞくこうていをへることでもどろうとするちからがはたらき、)

その後、不純物を取り除く工程を経ることで戻ろうとする力が働き、

(ぬのがぎゅっとちいさくなるため、ひょうめんにでこぼこができるのです。)

布がぎゅっと小さくなるため、表面にデコボコができるのです。

(ごふくやふろしきなどにつかわれているきじで、さんちはきょうとがゆうめいです。)

呉服や風呂敷などに使われている生地で、産地は京都が有名です。

(これでにんぎょうやあくせさりーなどにしたしなのことをちりめんざいくとよびます。)

これで人形やアクセサリーなどにした品のことをちりめん細工と呼びます。

(まず、これをつくるときのぬののえらびかたについてまなんでみましょう。)

まず、これを作るときの布の選び方について学んでみましょう。

(がらがおおきいものとちいさなもようがぜんたいにちりばめられたものとりょうほうをよういします。)

柄が大きいものと小さな模様が全体にちりばめられたものと両方を用意します。

(しょしんしゃにとっては、こうしゃのほうがあつかいやすいといえます。)

初心者にとっては、後者の方が扱いやすいといえます。

(なぜなら、どのばしょをきってもだいたいおなじいんしょうのきじとなるからです。)

なぜなら、どの場所を切っても大体同じ印象の生地となるからです。

(いっぽうでぜんしゃについては、かっとのしかたによって、)

一方で前者については、カットの仕方によって、

(みためがまったくことなったようになるので、おもしろみがあるといいます。)

見た目が全く異なったようになるので、面白みがあるといいます。

(なれてきたら、どちらもうまくとりいれてでざいんできるようになるでしょう。)

慣れてきたら、どちらもうまく取り入れてデザインできるようになるでしょう。

(このほかにも、ふくらみをもたせたいときにつめるためのしゅげいようのこっとんや)

この他にも、膨らみを持たせたいときに詰めるための手芸用のコットンや

(にんぎょうのかおをえがくためのしろいきじなどもひつようになります。)

人形の顔を描くための白い生地なども必要になります。

(はるのちりめんざいくのしゅやくといえば、おひなさまではないでしょうか。)

春のちりめん細工の主役といえば、お雛様ではないでしょうか。

(うつくしいきものであいらしいすがたをかたとります。)

美しい着物で愛らしい姿を型取ります。

(5がつのせっくでは、こいのぼりやかぶと、)

5月の節句では、鯉のぼりやかぶと、

(7がつになるとたなばたでおりひめとひこぼしがならぶすがたをきせつにあったきじでしあげます。)

7月になると七夕で織姫と彦星が並ぶ姿を季節に合った生地で仕上げます。

など

(あきはおつきみのしーずんです。)

秋はお月見のシーズンです。

(よるのそらにうかぶすがたをすすきやだんごなどといっしょにあしらってみたいものです。)

夜の空に浮かぶ姿をススキや団子などと一緒にあしらってみたいものです。

(また、みのりがたのしみなじきであり、どんぐりやくりなど、)

また、実りが楽しみな時期であり、ドングリやクリなど、

(かたどるのにさいてきなかわいらしいかたちをしたものがたくさんあります。)

かたどるのに最適な可愛らしい形をしたものがたくさんあります。

(そしてちりめんざいくをたのしむひとにとってもっともはれやかなきもちになるのは、)

そしてちりめん細工を楽しむ人にとって最も晴れやかな気持ちになるのは、

(おしょうがつでしょう。)

お正月でしょう。

(かがみもち、おせちりょうりにはごいたかざりなど、たさいなてーまがおおいのでこころがおどります。)

鏡餅、おせち料理に羽子板飾りなど、多彩なテーマが多いので心が躍ります。

(このこうげいは、えどじだいのこうはんに、)

この工芸は、江戸時代の後半に、

(しゅみのひとつとしてはじめられたものがうけつがれていまにいたるといわれています。)

趣味の一つとして始められたものが受け継がれて今に至るといわれています。

(ちりめんのちいさなのこりぬのをぬいあわせてつくったことがるーつのようです。)

ちりめんの小さな残り布を縫い合わせて作ったことがルーツのようです。

(たんねんにおられたうつくしいいちまいのきものは、ははからこへ、)

丹念に織られた美しい一枚の着物は、母から子へ、

(こからまごへとうけつがれていき、)

子から孫へと受け継がれていき、

(きられなくなったあともこものへとすがたをかえてひきつがれていったのです。)

着られなくなった後も小物へと姿を変えて引き継がれていったのです。

(ものをたいせつにするこころをやしない、てさきのきようさをみにつけられるきょうようのひとつとして、)

物を大切にする心を養い、手先の器用さを身に付けられる教養の一つとして、

(かんせいしていきました。)

完成していきました。

(じだいがながれ、いふくはきものからようふくへとうつりかわり、)

時代が流れ、衣服は着物から洋服へと移り変わり、

(たいりょうせいさんひんがあたりまえになると、)

大量生産品が当たり前になると、

(かていでちりめんざいくがつくられるきかいはすくなくなっていきました。)

家庭でちりめん細工が作られる機会は少なくなっていきました。

(しかし、このしゅげいのすばらしさをこうせいにつたえていくために、)

しかし、この手芸の素晴らしさを後世に伝えていくために、

(かくちでてんらんかいやこうしゅうかいがもよおされ、はんきょうをよんでいるといいます。)

各地で展覧会や講習会が催され、反響を呼んでいるといいます。

(また、でんとうこうげいひんとしてせいさんをつづけているちいきもあります。)

また、伝統工芸品として生産を続けている地域もあります。

(そのあいらしいかたちやあざやかないろあいは、)

その愛らしい形や鮮やかな色合いは、

(こくないだけでなくかいがいのひとびとにもにんきがあるようです。)

国内だけでなく海外の人々にも人気があるようです。

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