vistlip MONOGRAM

(すてーじにたついじょうはだれかのさんそになって)

「ステージに立つ以上は誰かの酸素になって…」

(それならぼくのさんそはだれからほきゅうしていこうか)

それなら僕の酸素は誰から補給していこうか

(りょうはしになまえをかいて、りんぐじょうにかさなって)

両端に名前を書いて、リング状に重なって

(とおすぎるとみせかけ、あゆみよりゃもうかみひとえ)

遠すぎると見せかけ、歩み寄りゃもう紙一重

(たいせつにはぐくんだあのこたちをうばって、)

大切に育んだあのコ達を奪って、

(わるびれたそぶりもなくさらまでなめつくします)

悪びれた素振りもなく皿まで舐め尽くします

(ｓｔａｙこのきょくがとぎれるまでは、むいしきにぼくをながしこみつづけとけ)

Stay　この曲が途切れるまでは、無意識に僕を流し込み続けとけ

(あいはしょきそうびにしてはつかえて、かわりのきかないきみのようです)

”愛”は初期装備にしては使えて、代わりの利かない君の様です

(どくりんごでできたぱいをすきなだけおたべ)

毒林檎で出来たパイを好きなだけお食べ

(みにくいあひるのこがはくちょうにまでなって、おおぞらをはばたこうが、)

醜いアヒルのコが白鳥にまでなって、大空を羽ばたこうが、

(りょうじゅうでうちおとせばいい)

猟銃で撃ち落とせばいい

(ｓｔａｙこのきょくがとぎれるまでは、ぼくがねたまれるほどにいしきをよこせ)

Stayこの曲が途切れるまでは、僕が妬まれる程に意識をよこせ

(ただ、きみがいなきゃいきれなくて、ああ、いまだけはどくせんさせて)

ただ、君が居なきゃ生きれなくて、嗚呼、今だけは独占させて

(あめちゃんでつってつれまわすゆうかいはんみたいにね)

飴ちゃんで釣って連れまわす誘拐犯みたいにね

(こたえをさがしたしんじつのあいからのがくぶちをかべからはがし、)

答えを探した”真実の愛”　空の額縁を壁から剥がし、

(なければえがけとてにするがざい)

「無ければ描け。」と手にする画材

(きみといういろではなやぐみらい)

”君”と云う色で華やぐ未来

(はちのすにさされてちくりといたい、)

蜂の巣に刺されてチクリと痛い、

(こころにすみつくようちゅう、さなぎ)

心に住み着く幼虫、サナギ

(はらぺこのぼくにぜんぶちょうだい)

腹ぺこの僕に全部頂戴

(うかしたとしてもはなしはしない)

羽化したとしても離しはしない

(ｓｔａｙこのきょくがとぎれるまではまけてやらないと、ぼくはなかゆびたてた)

Stay「この曲が途切れるまでは負けてやらない」と、僕は中指立てた

(あいはしょきそうびにしてはつかえて、かわりのきかないきみのようです)

”愛”は初期装備にしては使えて、代わりの利かない君の様です

(どくりんごでできたぱいをくばりあるく)

毒林檎で出来たパイを配り歩く

(ただ、きみがいなきゃいきれなくて、ああ、いまだけはどくせんさせて)

ただ、君が居なきゃ生きれなくて、嗚呼、今だけは独占させて

(あめちゃんでつってつれまわすゆうかいはんみたいにね)

飴ちゃんで釣って連れまわす誘拐犯みたいにね