North Child

(かすかなひかりがつづくばしょまでｇｅｔａｗａｙ)

微かな光が続く場所まで Get away

(かぜがうつまどをながめてる)

風が打つ窓を眺めてる

(きたへむかうわたしはひとり)

北へ向かう私は独り

(とけいとうのかねもきこえない)

時計塔の鐘も聴こえない

(こんなにとおくまできたんだな)

こんなに遠くまで来たんだな

(もどれないおそれをすてたしゅんかん)

戻れない恐れを捨てた瞬間

(あわいひかりにくらんだそのかげ)

淡い光に眩んだ　その影

(ときをこえながしたなみだのはては)

時を越え流した涙の果ては

(とおくとおくみえないゆめを)

遠く遠く見えない夢を

(はきすてたばしょだった)

吐き捨てた場所だった

(おいこしたそらがわずかにゆれていた)

追い越した空が　僅かに揺れていた

(しかいをうばうやみよのなかでも)

視界を奪う闇夜の中でも

(ひろくひろくつづくみちにたしかなものはあった)

広く広く続く道に　確かなものはあった

(とけいのはりをだますようにまい)

時計の針を騙すように舞い

(ゆめをみつづけるｎｏｒｔｈｃｈｉｌｄ)

夢を見続ける North Child

(さいはてのえきにおりたって)

最果ての駅に降り立って

(ゆらりらんはんしゃしたすたーらいと)

ゆらり乱反射したスターライト

(しゃりんがつくるあしあとをおって)

車輪が作る足跡を追って

(げんじつをまたしょうひしてゆく)

現実をまた消費してゆく

(ないていられればまだすくわれたのに)

泣いていられればまだ救われたのに

(せいじゃのむれにゆだねたこのかげ)

聖者の群に委ねた　この影

(ときをもどせないとなげいたこえは)

時を戻せないと嘆いた声は

(とおくとおくはかないそらにとけてゆくだけだった)

遠く遠く儚い空に溶けてゆくだけだった

(みすてたことばがこころでふるえてた)

見捨てた言葉が　心で震えてた

(あてもなくさまようつきのように)

あてもなく彷徨う月のように

(ひろくひろくつづくみちにおもいをはせていた)

広く広く続く道に想いを馳せていた

(とけいのはりをだますようにまい)

時計の針を騙すように舞い

(ゆめをみつづけるｎｏｒｔｈｃｈｉｌｄ)

夢を見続ける North Child

(だれかをきずつけること)

誰かを傷つける事

(だれかにきずつけられること)

誰かに傷つけられる事

(おそれてにげるようにいきてきた)

恐れて逃げるように生きてきた

(いのちをうめはしないのに)

命を産めはしないのに

(けしてしまうばかりだから)

消してしまうばかりだから

(ほしのひめいがひびきわたってる)

星の悲鳴が響き渡ってる

(せかいをうらぎることもなければ)

世界を裏切る事もなければ

(とおくとおくみえないゆめを)

遠く遠く見えない夢を

(わすれはしなかったのに)

忘れはしなかったのに

(ひとみのおくではなみだがゆれていた)

瞳の奥では　涙が揺れていた

(しかいをうばうやみよのなかでも)

視界を奪う闇夜の中でも

(ひろくひろくつづくみちにたしかなものはあった)

広く広く続く道に　確かなものはあった

(とけいのはりをだますようにまい)

時計の針を騙すように舞い

(ゆめをみつづけるｎｏｒｔｈｃｈｉｌｄ)

夢を見続ける North Child

(ほしのはてまでｇｅｔａｗａｙ)

星の果てまで Get away