致死毒を綴る
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歌詞(問題文)
(じぶんのいしじゃない)
自分の意思じゃない
(けしてしにいたるきけんせいはない)
決して死に至る危険性はない
(もじをはくしのふねにのせる)
文字を白紙の船に乗せる
(それがなかったなら)
それが無かったなら
(なにもしょゆうしていないから)
何も所有していないから
(ぺんさきははり)
ペン先は針
(にじむぶらっくぶるーはどくをはいて)
滲むブラックブルーは毒を吐いて
(ていねいにせんめいにつきさすようないろで)
丁寧に鮮明に 突き刺すような色で
(しんそここわくなるしんそここわくなる)
心底こわくなる 心底こわくなる
(なにもいえずにとじこめてたその)
何も言えずに閉じ込めてたその
(すべてが)
全てが
(はきすてたとげをひろって)
吐き捨てたトゲを拾って
(わるいわるいどくにしたてて)
悪い悪い毒に仕立てて
(だれもたべられないように)
誰も食べられないように
(じぶんだけがたべられるように)
自分だけが食べられるように
(これがじんせいのいちぶ)
これが人生の一部
(しぼりだすたいのえきのいちる)
絞り出す体の液の一縷
(だれかにめいわくをかけているわけであるから)
誰かに迷惑をかけている訳であるから
(だいしょうがひつようだ)
代償が必要だ
(きょうはやけにふでがすすむ)
今日はやけに筆が進む
(いやなことをいわれたからりふじんなめにあったから)
嫌なことを言われたから 理不尽な目に合ったから
(きっとそうそうにちがいない)
きっとそう そうに違い無い
(ほんしつはおなじ)
本質は同じ
(ただりゆうをつけんのがうまくなった)
ただ理由をつけんのが上手くなった
(こうかつであいまいでみえなくなっただけ)
狡猾で曖昧で見えなくなっただけ
(なんにもかわらないなんにもかわらない)
何にも変わらない 何にも変わらない
(だれにもいえずにころしてきたその)
誰にも言えずに殺してきたその
(すべてが)
全てが
(ぐしゃぐしゃのいとをほどいて)
ぐしゃぐしゃの糸を解いて
(にがいにがいいろをまぶして)
苦い苦い色を塗して
(けしてたべちゃあいけないよ)
決して食べちゃあいけないよ
(しゅせいぶんはえごいずむだから)
主成分はエゴイズムだから
(かんかくはしめつ)
感覚は死滅
(やがてちゅうすうはこわれていって)
やがて中枢は壊れていって
(のうかんもしんぞうもいたみでまひしている)
脳幹も心臓も痛みで麻痺している
(しんそこうとましいしんそこうとましい)
心底疎ましい 心底疎ましい
(ずっとけせずにむしばんでるその)
ずっと消せずに蝕んでるその
(すべてが)
全てが
(はきすてたとげをひろって)
吐き捨てたトゲを拾って
(わるいわるいどくにしたてて)
悪い悪い毒に仕立てて
(だれもたべられないように)
誰も食べられないように
(じぶんだけがたべられるように)
自分だけが食べられるように
(だいじにしたためたもじ)
大事にしたためた文字
(ただひとつとしてちぎれず)
ただひとつとして千切れず
(むだなものはない)
無駄なものは無い
(はくしのうえでそんざいいぎをむさぼって)
白紙の上で 存在意義を貪って
(しずかにけれどもつよく)
静かに けれども強く
(あかしをのこして)
証を残して