ブレイクノート

(しずけさにつつまれたあめのまちなみかさたたくあまおとがみみもとでひびいて)

静けさに包まれた雨の街並み　傘叩く雨音が耳元で響いて

(せかいからひとりだけきりとられたようで)

世界から　ひとりだけ切り取られたようで

(うつむいたこころがざわめいている)

俯いた心が騒めいている

(ながいたびだから)

長い人生だから

(たちどまることときにはやすむこともひつようだけど)

立ち止まること　時には休むことも必要だけど

(すわりこめばまたたつのはすこしたいへんつのるふあんにあしをとられて)

座り込めばまた立つのは少し大変　募る不安に足を取られて

(もどかしさをかかえてしずんでたくうはくのなか)

もどかしさを抱えて沈んでた空白の中

(あふれだすなみだでさきがみえない)

溢れ出す涙で未来が見えない

(でもたいせつなゆめやかさねてきたおもいは)

でも大切な夢や　重ねてきた想いは

(けしててばなしたくないからむきあうときめた)

決して手放したくないから向き合うと決めた

(なにげないにちじょうがとおざかるとき)

何気ない日常が遠ざかる時

(うしなったものばかりおいかければつらいよ)

失ったものばかり追いかければ辛いよ

(せかいはいつだってかわりつづけるかたくななこころはほどいてみよう)

世界はいつだって変わり続ける　頑なな心は解いてみよう

(かけぬけたけしきも)

駆け抜けた景色も

(たちどまったらあしもとにさいてたしあわせみつけた)

立ち止まったら足元に咲いてた幸せ見つけた

(まえにすすみたいきもちむねにあるなら)

前に進みたい気持ち　胸にあるなら

(むだなことなんてひとつもないさ)

無駄な事なんて　ひとつもないさ

(みみをすましてみればきこえるよくうはくのおと)

耳を澄ましてみれば聞こえるよ空白の音

(いまだからきづけるおもいがある)

今だから気付ける想いがある

(はなれていてもつよくかんじられるきみとのきずな)

離れていても強く感じられる君との絆

(てばなしたくないものたしかめられたよ)

手放したくないモノ確かめられたよ

(なりひびくおんがくのなかにあるくうはくは)

鳴り響く音楽の中にある空白は

(ほらつぎにむかうためのたいせつなおと)

ほら　次に向かうための大切な無音

(あたらしいおんがくがひろがるくうはくのむこう)

新しい音楽が拡がる空白の向こう

(なやみまよったひはちからにかわる)

悩み迷った日は力に変わる

(さあたいせつなゆめやかさねてきたおもいのつづきへ)

さあ大切な夢や重ねてきた想いの続きへ

(ふかくいきをすったらまたいっぽふみだそう)

深く息を吸ったらまた一歩　踏み出そう