新しい風-teto

(じみなわんぴーすうっぱらって)

地味なワンピース売っ払って

(はでなゆにふぉーむつっかぶって)

派手なユニフォームつっかぶって

(あめだまのつまったのうみそがからふるにいまはじけとんだ)

飴玉の詰まった脳味噌がカラフルにいま弾け飛んだ

(いちにさんしごかんがおりなすふぁんたすてぃっくがおれをつつんで)

1．2.3．4.5感が織り成すファンタスティックが俺を包んで

(いちにさんしごろくなんてかぞえてもみつからないことがすき)

1.2．3.4．5.6なんて数えても見つからないことが好き

(あーだこーだくだまいてもまいにちまじいきるだけでせいいっぱい)

あーだこーだくだ巻いても毎日マジ生きるだけで精一杯

(みぎからひだりにながれるくもやひだりからみぎにながれるうそ)

右から左に流れる雲や左から右に流れる嘘

(うらぎったうらぎられたのいいあい)

裏切った裏切られたの言い合い

(うつくしいうるわしいのなれあい)

美しい麗しいの馴れ合い

(まあそんなよくわかんねえせいかつがいまのおれをつくっていったんだろう)

まぁそんなよくわかんねえ生活が今の俺を作っていったんだろう

(しらないのらねこがそっとしらないこえであおってくる)

知らない野良猫がそっと知らない声で煽ってくる

(しらねえよしらねえよしらねえよいらねえよ)

知らねえよ　知らねえよ　知らねえよ　要らねえよ

(あたらしいじだいがそっとあたらしいかぜであおっていく)

新しい時代がそっと新しい風で煽っていく

(ここからかここからかここからかここからいきていく)

ここからか　ここからか　ここからか　ここから生きていく

(あさやけがきみのせなかをおし)

朝焼けが君の背中を押し

(よあけとともにきみがきえていった)

夜明けとともに君が消えていった

(あさやけがきみのせなかをおし)

朝焼けが君の背中を押し

(よあけとともにきみがきえていった)

夜明けとともに君が消えていった

(まちがえをみとめられないし)

間違えを認められないし

(はいらいとすってごまかした)

ハイライト吸って胡麻化した

(あいまいねなんていわれちゃって)

「曖昧ね」なんて言われちゃって

(こたえられなかったもどかしさ)

答えられなかったもどかしさ