散々愛燦燦ーteto

(きみどりいろのまちのすみっこでいじくりかえされるヴぁいぶれーしょん)

黄緑色の街の隅っこで弄り返されるヴァイブレーション

(ちゅうしゃじょうでむれをなしてるのらねこたちは、そう)

駐車場で群れをなしてる野良猫達は、そう

(いっぴきだけでいきているかおをしていっぴきだけをあいするかおして)

一匹だけで生きている顔をして　一匹だけを愛する顔して

(けいじどうしゃにうつったかおをみてはじめてきづいた)

軽自動車に映った顔を見て始めて気付いた

(のがしちゃったんだなくしちゃったんだどこにもかえれない)

逃しちゃったんだ　無くしちゃったんだ　どこにも帰れない

(さんざんあいさんさんがふっていたれいぼうのおとだけがひびいてた)

散々愛燦燦が降っていた　冷房の音だけが響いてた

(あのへやのあまいくうきはどこにどこに)

あの部屋の甘い空気はどこに　どこに

(ゆらりゆらりでんしゃにゆられてのらりくらりまちをさまよって)

ゆらりゆらり電車に揺られて　のらりくらり街を彷徨って

(うまれたことばやうたはどこにどこに)

生まれた言葉や歌はどこに　どこに

(ふさぎこんでほおづえをついてそっぽをむいてなやむぼく)

塞ぎ込んで頬杖をついて　そっぽを向いて悩む僕

(くつひもをむすびなおしてはしゃぎまわるきみ)

靴紐を結び直してはしゃぎ回る君

(よねんはんたったいまでもまだそのみぎてでまるをつくりだして)

四年半経った今でもまだその右手で丸を作り出して

(よねんはんたったいまでもまだそのまるでぼくをみすかした)

四年半経った今でもまだその丸で僕を見透かした

(のがしちゃったんだなくしちゃったんだどこにもかえれない)

逃しちゃったんだ　無くしちゃったんだ　どこにも帰れない

(さんざんあいさんさんがふっていたれいぼうのおとだけがひびいてた)

散々愛燦燦が降っていた　冷房の音だけが響いてた

(あのへやのあまいくうきはどこにどこに)

あの部屋の甘い空気はどこに　どこに

(ゆらりゆらりでんしゃにゆられてのらりくらりまちをさまよって)

ゆらりゆらり電車に揺られて　のらりくらり街を彷徨って

(うまれたことばやうたはどこにどこに)

生まれた言葉や歌はどこに　どこに

(ほらいまだって)

ほら今だって

(このへやからうまれたあえぎごえをおもいだした)

この部屋から産まれたあえぎ声を思い出した

(ちょうしょはないしちょうしょうもないけど)

長所はないし超しょうもないけど

(ばくおんでばこーんってやりたいのに)

爆音でバコーンってやりたいのに

(そまらないそんなもんかもとめられないそんなもんか)

そまらないそんなもんか　求められないそんなもんか

(とけたぶるーはわいにでもかんしょうにひたってしょうさんをえちゃいます)

溶けたブルーハワイにでも　感傷に浸って賞賛を得ちゃいます

(さんざんあいさんざんあいさん)

散々愛　散々愛燦

(さんざんあいさんざんあいさん)

散々愛　散々愛燦

(さんざんあいさんざんあいさん)

散々愛　散々愛燦

(さんざんあいさんざんあいさん)

散々愛　散々愛燦

(さんざんあいさんさんがふっていたれいぼうのおとだけがひびいてた)

散々愛燦燦が降っていた　冷房の音だけが響いてた

(あのへやのあまいくうきはどこに)

あの部屋の甘い空気はどこに

(ゆらりゆらりでんしゃにゆられてのらりくらりまちをさまよって)

ゆらりゆらり電車に揺られて　のらりくらり街を彷徨って

(うまれたことばやうたはどこに)

生まれた言葉や歌はどこに