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(むさいなそらがゆらりおちてきた)

無彩な空がゆらり堕ちてきた

(かれてるばらがゆらりおちてきたいま)

枯れてる薔薇がゆらり落ちた今

(あのひのぼくでときをとめてたなみだでにじんだそら)

あの日の僕で時を止めてた涙で滲んだ空

(はねをひろげくもをさいてしろにちかづくほんとうのじぶんみつけて)

羽根を広げ　雲を裂いて　白に近づく本当の自分見付けて

(はねはちぎれぼくはおちてうしなうたびながれて)

羽根は千切れ　僕は堕ちて失う度流れて

(わらいかけるきらいなそらをちぎれこわれてもつないだ)

笑いかける嫌いな空を　千切れ壊れても繋いだ

(さいたぼくのこえにきづいてほしくてとうめいなこえはつなぎとめたおもいのたけ)

裂いた僕の声に気づいて欲しくて　透明な声は繋ぎ止めた想いの丈

(すんだひとみ、ぼくときみのきょりをきづかせた)

澄んだ瞳、僕と君の距離を気付かせた

(とどかぬこえはとどいていますかあのひのゆめをまだゆめみてますか)

「届かぬ声は届いてますか？」　「あの日の夢をまだ夢見てますか？」

(しろいけしきにおもいをたくしてそっとねむりについた)

白い景色に想いを託してそっと眠りについた

(はねをひろげくもをさいてやっときづくほんとうのじぶんはここで)

羽根を広げ　雲を裂いて　やっと気づく本当の自分は此処で

(はねはちぎれぼくはおちていま、はるかそらへとつないで)

羽根は千切れ　僕は墜ちて　今、遥か空へと　【繫いで】

(そまることのないむさいでもいつかいろどりゆめみて)

染まる事の無い無彩でも　いつか彩り夢見て

(ゆがんだそらにすんだりょうてをひろげて)

歪んだ空に澄んだ両手を広げて

(あおいなみだながしてあかいあいとじあいもだいてかわいたむねにわらいかけた)

青い涙流して朱い愛と慈愛も抱いて　渇いた胸に笑いかけた

(そらはきれいで)

【空は綺麗で】

(あえないむさいしきのこいはとわにあるきだせずにいた)

「会えない」無彩色の恋は　「永久に…」歩き出せずにいた

(ずっとしんじたあのひのことばまわりめぐらせど)

ずっと信じたあの日の言葉廻り巡らせど…

(わらいかけるきらいなそらをちぎれこわしてもつないで)

笑いかける嫌いな空を　千切れ壊しても繋いで

(まえをむいてはずしすてたあしかせ)

前を向いて外し棄てた足枷

(とうめいなこえはつなぎとめたおもいのたけ)

透明な声は繋ぎ止めた想いの丈

(かわいたむねにわらいかけたそらはきれいで)

渇いた胸に笑いかけた空は綺麗で…

(ずっとこのままで)

【ずっとこのままで】