CURE③
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問題文
(そのときまみやは、たいほまえのおおいだにつれられたびょういんに)
その時間宮は、逮捕前の大井田に連れられた病院に
(いました。そこでじょせいいしのみやじまにはなしかけていました。)
いました。そこで女性医師の宮島に話しかけていました。
(いんないはきんえんだといわれ、こんどはらいたーのひではなく、)
院内は禁煙だと言われ、今度はライターの火ではなく、
(こぼしたこっぷのながれをみせさいみんじゅつをかけようとしています。)
溢したコップの流れを見せ催眠術をかけようとしています。
(たかべはやすむひまもなくまみやへのいとぐちをつかもうとして)
高部は休む暇もなく間宮への糸口を掴もうとして
(いました。そのとき、ぶかかられんらくがはいります。)
いました。その時、部下から連絡が入ります。
(おおいだがはんこうまえにあっていたとされるおとこ、まみやが)
大井田が犯行前に会っていたとされる男、間宮が
(びょういんにいるというものでした。たかべはまようことなく)
病院にいるというものでした。高部は迷う事なく
(びょういんへきゅうこう。いんないをさがしまわり、そうこないのおくでかれを)
病院へ急行。院内を探し回り、倉庫内の奥で彼を
(はっけん。まみやをさんこうにんとしてしょへとれんこうしました。)
発見。間宮を参考人として署へと連行しました。
(ついにたかべとまみやがであってしまいました。)
ついに高部と間宮が出会ってしまいました。
(たかべとさくまはとりしらべでまみやののうりょくをまのあたりに)
高部と佐久間は取り調べで間宮の能力を目の当たりに
(します。かれののうりょくは、たいわすることであいてをじぶんの)
します。彼の能力は、対話することで相手を自分の
(せかいにひきずりこむ、ふしぎなものでした。)
世界に引きずり込む、不思議なものでした。
(しかしなにをきいてもけんぼうしょうなのかわざとそうして)
しかし何を聞いても健忘症なのかわざとそうして
(いるのかまとをえないへんとうばかりです。にえきらない)
いるのか的を得ない返答ばかりです。煮え切らない
(たいどにたかべはいらだちますが、ほんにんは「あんたはだれだ」)
態度に高部は苛立ちますが、本人は「あんたは誰だ」
(とくりかえしています。じぶんのしゃしんをみせられても、)
と繰り返しています。自分の写真を見せられても、
(それがじぶんだとわかっていないそぶりです。)
それが自分だとわかっていない素振りです。
(たかべはまみやをりゅうちじょにいれると、かれのじたくをかたく)
高部は間宮を留置所に入れると、彼の自宅を家宅
(そうさくすることに。じたくはしょもつがおおくちらかっており、)
捜索することに。自宅は書物が多く散らかっており、
(かれがしばらくかえっていないことをものがたっています。)
彼が暫く帰っていないことを物語っています。
(しょもつのおおくはせいしん、しんりがくにかんれんするもので、)
書物の多くは精神、心理学に関連するもので、
(おくのばするーむにはいけにえにされたようにはりつけになった)
奥のバスルームには生贄にされたように磔になった
(さるのみいらもはっけんされました。たかべはしょもつのなかで)
サルのミイラも発見されました。高部は書物の中で
(「めすまー」とかかれたほんとまみやがかいたとおもわれる)
「メスマー」と書かれた本と間宮が書いたと思われる
(さいみんりょうほうについてのろんぶんをみつけ、これをさくまに)
催眠療法についての論文を見つけ、これを佐久間に
(しらべてもらうことにしました。めすまーはせかいはつの)
調べてもらうことにしました。メスマーは世界初の
(さいみんりょうほうをおこなったいしのなまえでした。にほんでおこなわれた)
催眠療法を行った医師の名前でした。日本で行われた
(さいみんりょうほうのしじゅつふうけいのえいぞうもみつかり、このびでおを)
催眠療法の施術風景の映像も見つかり、このビデオを
(みることもできました。えいぞうでは、いしとおもわれる)
見ることもできました。映像では、医師と思われる
(おとこがおんなにxじをえがいています。そしてこのじょせいは)
男が女にX字を描いています。そしてこの女性は
(のどからむねをxじにきりさいたさつじんじけんをおかしたはんにん)
喉から胸をX字に切り裂いた殺人事件を犯した犯人
(でもありました。まみやについてもあきらかになって)
でもありました。間宮についても明らかになって
(いきます。かれはいだいのせいしんかでさいみんりょうほうについてけんきゅうを)
いきます。彼は医大の精神科で催眠療法について研究を
(していたいだいせいでした。てっこうしょではたらいており、しごとちゅうに)
していた医大生でした。鉄工所で働いており、仕事中に
(せなかにおおきなやけどをおい、そのさいにきおくをなくしていた。)
背中に大きな火傷を負い、その際に記憶をなくしていた。