ピノッキオの冒険 18

順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | IQ999999 | 2359 | F++ | 2.5 | 93.7% | 656.6 | 1659 | 110 | 36 | 2025/07/16 |
関連タイピング
-
テトリスサビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プレイ回数2.5万歌詞かな167打 -
Mrs.GREEN APPLEの青と夏です!
プレイ回数12万歌詞1030打 -
めっちゃ流行ってるよ!!
プレイ回数417歌詞かな126打 -
タイピング練習に関する長文です
プレイ回数15万長文1159打 -
上級者向けの長文です
プレイ回数2707長文1712打 -
長文王者は誰だ!?
プレイ回数365長文450打 -
僕らカラフルピーチサビだけタイピング!
プレイ回数3586歌詞かな155打 -
拡散希望
プレイ回数22歌詞718打
問題文
(に、さんぷんたつか、たたないうちに、くすりのききめで)
二、三分たつか、たたないうちに、薬の効き目で
(からだもあたまもすっかりかるくなってきました。)
体も頭もすっかり軽くなってきました。
(「ああ、いいきもち。もう、ねてなんかいられないや」)
「ああ、いい気持ち。もう、寝てなんかいられないや」
(ぴのっきおはおおよろこびでべっどからとびだすと、)
ピノッキオは大喜びでベッドから飛び出すと、
(へやのなかを、ぴょんぴょんとはしりまわりました。)
部屋の中を、ぴょんぴょんと走り回りました。
(「ぴのっきお、あなたにあやまらなければならないわ」)
「ピノッキオ、あなたに謝らなければならないわ」
(ぴのっきおのとびまわるようすを、にこにことながめていたせんにょが、)
ピノッキオの飛び回る様子を、にこにこと眺めていた仙女が、
(すまなそうなかおでこえをかけました。)
すまなそうな顔で声を掛けました。
(「さっき、いえのなかにいれてあげなかったのは、わざとしたことなの。)
「さっき、家の中に入れてあげなかったのは、わざとしたことなの。
(あなたが、がっこうをなまけたことをきいていたものだから、)
あなたが、学校をなまけたことを聞いていたものだから、
(ちょっとこらしめてあげようとおもってね。)
ちょっと懲らしめてあげようと思ってね。
(でも、こらしめがききすぎてしまってきのどくなことをしたわ」)
でも、懲らしめがききすぎてしまって気の毒なことをしたわ」
(せんにょはなにかをおもいだしたように、うなずきました。)
仙女は何かを思い出したように、うなずきました。
(「そうそう、あのふたりのわるものが、きんかとかなんとかいっていたみたいね。)
「そうそう、あの二人の悪者が、金貨とかなんとか言っていたみたいね。
(そのきんかはまだもっているの?」)
その金貨はまだ持っているの?」
(「う、うん」ぴのっきおはなぜかうそをつきたくなりました。)
「う、うん」ピノッキオはなぜか嘘をつきたくなりました。
(「もっていたけど、とちゅうでおとしてしまったんだ」)
「もっていたけど、途中で落としてしまったんだ」
(そのとたん、ぴのっきおのはなが、にょきにょきにょきっとのびました。)
そのとたん、ピノッキオの鼻が、にょきにょきにょきっと伸びました。
(せんにょはすましたかおで、はなしをつづけました。)
仙女はすました顔で、話を続けました。
(「どのへんかしらね。きんかをおとしたのは。なくしたばしょにこころあたりはある?」)
「どのへんかしらね。金貨を落としたのは。なくした場所に心当たりはある?」
(「う、うん。このいえのすぐちかくだったとおもうけど」)
「う、うん。この家のすぐ近くだったと思うけど」
(とたんにまたはなが、にょきにょきにょきっとのびました。)
途端にまた鼻が、にょきにょきにょきっと伸びました。
(「それなら、みんなでさがしてあげましょう。)
「それなら、みんなで探してあげましょう。
(ちかくでなくしたんだったら、さがせばみつかるはずだから」)
近くでなくしたんだったら、探せば見つかるはずだから」
(「いいえ、いいえ。おとしたんじゃありません」)
「いいえ、いいえ。落としたんじゃありません」
(ぴのっきおはあわてていいなおしました。)
ピノッキオは慌てて言いなおしました。
(「ほんとうをいうと、ぼく、きんかをくちのなかにかくしていたんです。)
「本当を言うと、僕、金貨を口の中に隠していたんです。
(でも、さっきくすりをのんだとき、いっしょにきんかものみこんでしまったんです」)
でも、さっき薬を飲んだ時、一緒に金貨も飲み込んでしまったんです」
(そのことばがおわらないうちに、はながまた、にょきにょきにょきっとのびました。)
その言葉が終わらないうちに、鼻がまた、にょきにょきにょきっと伸びました。
(ぴのっきおはびっくりして、さけびました。)
ピノッキオはびっくりして、叫びました。
(「せんにょさま、どうしてはながのびるんでしょう?」)
「仙女さま、どうして鼻が伸びるんでしょう?」
(「さあね。もしかすると、あなたがうそをついているからじゃないかしら」)
「さあね。もしかすると、あなたが嘘をついているからじゃないかしら」
(「ぼ、ぼく、うそなんかついていません」)
「ぼ、僕、嘘なんかついていません」
(はながまた、ぐーんとのびて、かべへぶつかりそうになりました。)
鼻がまた、ぐーんと伸びて、壁へぶつかりそうになりました。
(もう、かおをうごかすこともできません。)
もう、顔を動かすこともできません。
(ぴのっきおはこまって、おいおいとなきだしました。)
ピノッキオは困って、おいおいと泣き出しました。