ピノッキオの冒険 45
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Jyo | 6010 | A++ | 6.1 | 98.1% | 359.9 | 2205 | 42 | 46 | 2026/07/08 |
| 2 | えび | 5256 | B++ | 5.4 | 97.3% | 419.1 | 2265 | 62 | 46 | 2026/07/03 |
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問題文
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(それからどれくらいたったことでしょう。)
それからどれくらいたったことでしょう。
(ふと、われにかえったぴのっきおは、じぶんがどこともしれない)
ふと、我に返ったピノッキオは、自分がどことも知れない
(まっくらなところにころがっていることにきがつきました。)
真っ暗な所に転がっていることに気がつきました。
(「そうだ、ぼくはさめにのみこまれてしまったんだっけ。)
「そうだ、僕はサメに飲み込まれてしまったんだっけ。
(そうすると、ここはさめのおなかのなかというわけだ。)
そうすると、ここはサメのお腹の中というわけだ。
(へえ、さめのおなかのなかってどんなぐあいになっているんだろう」)
へえ、サメのお腹の中ってどんな具合になっているんだろう」
(でも、あたりはいちめんのくらやみで、どちらへかおをむけてもなにひとつみえません。)
でも、あたりは一面の暗闇で、どちらへ顔を向けても何一つ見えません。
(おまけに、さめがいきをするたびにものすごいかぜが)
おまけに、サメが息をするたびにものすごい風が
(ぴゅうぴゅうとぴのっきおのまわりをふきすぎていきます。)
ピュウピュウとピノッキオのまわりを吹きすぎていきます。
(「なんとかしてでぐちをさがさなけりゃあ」)
「なんとかして出口を探さなけりゃあ」
(くらやみのなかをてさぐりでしらべてみると、どうやらほそながいとんねるのようなところに)
暗闇の中を手探りで調べてみると、どうやら細長いトンネルのようなところに
(いるらしいことがわかりました。)
いるらしいことがわかりました。
(かべにそってそろそろとてをのばしていくうちに、)
壁に沿ってそろそろと手を伸ばしていくうちに、
(ゆびのさきにひものようなものがさわりました。)
指の先にひものようなものが触りました。
(ひもはなんぼんもあって、うえのほうからたれさがっているようです。)
ひもは何本もあって、上の方から垂れ下がっているようです。
(「なんだろう、このひもは?」)
「なんだろう、このひもは?」
(ためしに、ひものいっぽんをひっぱってみたとたん、さめのからだがふるえだし)
試しに、ひもの一本をひっぱってみたとたん、サメの体が震えだし
(とおくのほうから、げらげらというわらいごえがひびいてきました。)
遠くの方から、ゲラゲラという笑い声が響いてきました。
(「ははあ、これはおおわらいのひもらしい。これをひっぱるとさめのやつが)
「ははあ、これは大笑いのひもらしい。これをひっぱるとサメのやつが
(わらいだすというしくみになっているんだな」)
笑い出すという仕組みになっているんだな」
など
(おもしろくなったぴのっきおは、べつのひもをひっぱってみました。)
面白くなったピノッキオは、別のひもをひっぱってみました。
(とたんにさめが、ひっくひっくとしゃっくりをはじめました。)
とたんにサメが、ヒックヒックとしゃっくりを始めました。
(またべつのひもをひっぱると、さめがごほんごほんとせきをはじめました。)
また別のひもをひっぱると、サメがゴホンゴホンと咳を始めました。
(こうしてつぎつぎにためしてみたあと、ぴのっきおはのこったいっぽんのひもを)
こうして次々に試してみた後、ピノッキオは残った一本のひもを
(ちからいっぱいひっぱってみました。)
力いっぱいひっぱってみました。
(ところがそれは、あくびのひもだったからたまりません。)
ところがそれは、あくびのひもだったからたまりません。
(たちまち、あくびのかぜがどーっとおしよせてきたかとおもうと)
たちまち、あくびの風がドーッと押し寄せてきたかと思うと
(ぴのっきおのからだをとんねるのおくのほうへ、ひゅーんとふきとばしてしまいました。)
ピノッキオの体をトンネルの奥の方へ、ひゅーんと吹き飛ばしてしまいました。
(やがてぴのっきおは、なにかつるつるしたもののうえにどしんとついらくしました。)
やがてピノッキオは、なにかつるつるしたものの上にドシンと墜落しました。
(「だれですね、わたしのうえへおっこちてきたのは?」やさしそうなこえがたずねました。)
「誰ですね、私の上へ落っこちてきたのは?」優しそうな声が尋ねました。
(「ぼくはぴのっきおというにんぎょうだけど、きみはだあれ?」)
「僕はピノッキオという人形だけど、君はだあれ?」
(「わたしは、まぐろというさかなです」)
「わたしは、マグロという魚です」
(「ああ、まぐろくんか。おしえてほしいんだけど、ここはさめのからだの)
「ああ、マグロくんか。教えてほしいんだけど、ここはサメの体の
(どのへんにあたるのかしらん」)
どのへんにあたるのかしらん」
(「ちょうど、おなかのまんなかあたりです。)
「ちょうど、お腹の真ん中あたりです。
(わたしたちはもうすぐ、とかされてしまうことになっているんですよ」)
私たちはもうすぐ、溶かされてしまうことになっているんですよ」
(「えっ、とかされてしまうんだって?いやだなあ」)
「えっ、溶かされてしまうんだって?いやだなあ」
(ぴのっきおはなきそうになりながら、どこかににげみちはないかと)
ピノッキオは泣きそうになりながら、どこかに逃げ道はないかと
(むちゅうであたりをみまわしました。)
夢中で辺りを見回しました。
(そのとき、くらやみのずっととおくにちらりとあかりがみえました。)
その時、暗闇のずっと遠くにちらりと明かりが見えました。
(「まぐろくん、まぐろくん。むこうにだれかいるみたいだぞ。)
「マグロくん、マグロくん。向こうにだれかいるみたいだぞ。
(いっしょにいってたしかめてみないか」)
一緒に行って確かめてみないか」
(「およしなさい、およしなさい。どうせ、ちょうちんあんこうかなにかに)
「およしなさい、およしなさい。どうせ、チョウチンアンコウかなにかに
(きまっていますから。わたしはここで、からだがとけるのを)
決まっていますから。私はここで、体が溶けるのを
(じっとまっていることにしますよ」)
じっと待っていることにしますよ」
(「でも、ぼくやっぱりちょっといってみる。じゃ、まぐろくん、どうかおだいじにね)
「でも、僕やっぱりちょっと行ってみる。じゃ、マグロくん、どうかお大事にね