劇場 / Dios

(いきづかいとかんじょうがもれだす)

息遣いと感情が漏れだす

(つまはじきのぼくはしあたーよこ、たたずんでる)

爪弾きの僕は シアター横、佇んでる

(ざっとうのおくでこきゅうをころしてる)

雑踏の奥で 呼吸を殺してる

(なまぬるいくうきがはいをおかしてしまいそうで)

生ぬるい空気が 肺を侵してしまいそうで

(かんせいとどぶねずみ)

歓声とドブネズミ

(なんたるうつくしいたいひ)

なんたる美しい対比

(あなたとてをつないでｄａｒｌｉｎ)

あなたと手をつないで Darlin

(なんてかなわぬおとぎばなし)

なんて叶わぬ御伽噺

(「にせもののひかりはいらない」)

「偽物の光はいらない」

(そんなつよがりをこぼしてｃｒｙ)

そんな強がりを零してcry

(ぼくもそちらがわにいきたいと)

僕もそちら側に行きたいと

(いえたときにかーてんがひらく)

言えたときにカーテンが開く

(しょうみきげんつきのあいを)

賞味期限つきの愛を

(あじわえばそれでいいじゃん)

味わえば それでいいじゃん

(あなたとここにいたい)

あなたとここにいたい

(くだかれることがきまったこいだとしても)

砕かれることが決まった恋だとしても

(すぽっとらいとのしたでおどろう)

スポットライトの下で踊ろう

(きょこうでもかまわないよ)

虚構でも構わないよ

(いのちをきりうろう、おわったらきれいにきえよう)

命を切り売ろう、終わったら綺麗に消えよう

(しずんでいくふかいうみのそこに)

沈んでいく 深い海の底に

(だれでもないぼくはこえもだせずおわっていく)

誰でもない僕は 声も出せず終わっていく

(どこかにあるてんごくにおもいを)

どこかにある天国に思いを

(はせることすらもうなにかのつみにとわれそうで)

馳せることすらもう 何かの罪に問われそうで

(かがやきがらんはんしゃ)

輝きが乱反射

(すてーじはきらびやかにひかる)

ステージはきらびやかに光る

(くすんだしたいでくみあげて)

くすんだ死体で組み上げて

(えいこせいすいじょうとうだよね)

栄枯盛衰 上等だよね

(あなたがわらってくれていれば)

あなたが笑ってくれていれば

(ちょうしょうでできたみちをゆこう)

嘲笑で出来た道をゆこう

(ぼくはむねをはっているよ)

僕は胸を張っているよ

(あしもとにかげがせまっていても)

足元に影が迫っていても

(このからだ、こころまでをきりきざんで)

この身体、心までを切り刻んで

(うたにしようよ)

歌にしようよ

(そしてしぼりだしたことばに)

そして絞り出した言葉に

(やっとひとすじのひかりがさす)

やっと一筋の光が差す

(すぽっとらいとのしたでおどろう)

スポットライトの下で踊ろう

(ちをながしてたっているよ)

血を流して立っているよ

(あなたにきすをする、きずもふくめてあいそう)

あなたにキスをする、傷も含めて愛そう

(かんたんなことだろうあきらめればらくになれるよ)

簡単なことだろう 諦めれば楽になれるよ

(そうささやくこえはきこえないふり)

そう 囁く声は聞こえない振り

(じゆうにおよげよみじかいいのち)

自由に泳げよ 短い命

(あなたがわかってくれていれば)

あなたが分かってくれていれば

(みたされるよそれだけだよ)

満たされるよ それだけだよ

(ただわらってよおどるぼくを)

ただ笑ってよ 踊る僕を

(おどるぼくを)

踊る僕を

(しょうみきげんつきのあいを)

賞味期限つきの愛を

(あじわえばそれでいいじゃん)

味わえば それでいいじゃん

(あなたとここにいたい)

あなたとここにいたい

(くだかれることがきまったこいだとしても)

砕かれることが決まった恋だとしても

(すぽっとらいとのしたでおどろう)

スポットライトの下で踊ろう

(きょこうでもかまわないよ)

虚構でも構わないよ

(いのちをきりうりろう、おわったらきれいにきえよう)

命を切り売ろう、終わったら綺麗に消えよう

(このからだ、こころまでをきりきざんで)

この身体、心までを切り刻んで

(うたにしようよ)

歌にしようよ

(そしてしぼりだしたことばに)

そして絞り出した言葉に

(やっとひとすじのひかりがさす)

やっと一筋の光が差す

(すぽっとらいとのしたでおどろう)

スポットライトの下で踊ろう

(ちをながしてたっているよ)

血を流して立っているよ

(あなたにきすをする、きずもふくめてあいそう)

あなたにキスをする、傷も含めて愛そう