dream scape

(みたことのないくさのうみが)

見たことのない草の海が

(ぎんいろにゆれてざわめいて)

銀色に揺れてざわめいて

(ゆめとうつつのさかいめあたりのけしき)

夢と現の境目あたりの景色

(きみにであうため)

君に出会うため？

(それともまだみないだれかのひとみのため)

それともまだ見ない誰かの瞳のため

(かぜをわけていく)

風を分けて行く

(ｄｒｅａｍｓｃａｐｅ)

dream scape

(もうすぐなるねめざましのおと)

もうすぐ鳴るね　目覚ましの音

(でもそのさきはまだゆめかもしれないね)

でもその先はまだ夢かもしれないね

(だいじなものはどこにいたってあまりかわらないよね)

大事なものは何処にいたってあまり変わらないよね

(めざめてもまだここにいようとおもうよ)

目覚めてもまだここにいようと思うよ

(それがゆうきというものかともおもうよ)

それが勇気というものかとも思うよ

(くらすぎてみえないだけさ)

暗すぎて見えないだけさ……

(ｉｎｍｙ)

in my……

(なきたくなってほってあったむねのささくれに)

泣きたくなって放ってあった胸のササクレに

(いまごろおいかけられていきもつけなくて)

今頃追いかけられて息もつけなくて

(しがみついていたしんじつがぼろぼろにかれておちるまで)

しがみついていた真実がボロボロに枯れて落ちるまで

(いまちょっとみえないだけさ)

今ちょっと見えないだけさ……

(げんじつだってゆめだってきみをまよわせるだけだからさ)

現実だって夢だって君を迷わせるだけだからさ

(さかみちのうえのまがりかどいくつでもそのさきにいきたい)

坂道の上の曲がり角　幾つでもその先に行きたい

(おんがくのなかにしかないふうけいのむこうへ)

音楽の中にしか無い風景の向こうへ

(くらすぎてみえないだけさ)

暗すぎて見えないだけさ……

(ゆめのつづきにはゆめが)

夢の続きには夢が

(なないろのめいろみたいに)

七色の迷路みたいに

(おんかいのないくさぶえにうたをみつけるために)

音階の無い草笛に歌を見つけるために

(ひろすぎてめがくらんでも)

広すぎて目がくらんでも

(うたいすぎてのどがかれても)

歌いすぎて喉がかれても

(みたことないのくさのうみを)

見たことないの草の海を

(たとえきみがいなくなっても)

たとえ君がいなくなっても

(くらすぎてみえないだけさ)

暗すぎて見えないだけさ……

(ｄｒｅａｍｓｃａｐｅ)

dream scape