光を忘れた

(けいかいなすてっぷでおどるつうかいなてろっぷでわらう)

軽快なステップで踊る 痛快なテロップで笑う

(けいかいをしないきまぐれびじんだった)

警戒をしない気まぐれ美人だった

(どうやっていわってやろうかかんがえていたやさきに)

どうやって祝ってやろうか 考えていた矢先に

(けいたいをおとしたおれｗはでんわにきづく)

携帯を落とした俺wは 電話に気付く

(こわれかけのがいとうのしたにうっすらうかぶかげ)

壊れかけの街灯の下にうっすら浮かぶ影

(ふれようとしたらきえていたひかりをわすれたのさ)

触れようとしたら消えていた 光を忘れたのさ

(ただまよってたすぐたよってたこころよってたぜんぶわすれたい)

ただ迷ってた すぐ頼ってた 心酔ってた 全部忘れたい

(まだまよってるどこかまってる)

まだ迷ってる どこか待ってる

(じぶんがいることにせつなくなったのさ)

自分がいることに切なくなったのさ

(でんわはあんのじょうあのびじんのばんごうででもしらないこえはふるえていた)

電話は案の定あの美人の番号で でも知らない声は震えていた

(ほらこんなことになるならあんたのきらいなたばこもやめればよかった)

ほらこんなことになるならあんたの嫌いな煙草も辞めれば良かった

(もっとわらえばよかったな)

もっと笑えば良かったな

(らっかんてきなじんせいでふとなくしたりゆうをかんぐって)

楽観的な人生でふと失くした理由を勘繰って

(たいはいてきなじんせいをふとおもいだしてるところだったんです)

退廃的な人生をふと思い出してるところだったんです

(なくせるうちはなんだってぎゃくにたいせつさをみうしなって)

なくせる内は何だって逆に大切さを見失って

(あいせるうちはなんだってあたりまえにおもっていた)

愛せる内は何だって当たり前に思っていた

(ふらふらあるいてたらよこをくるまがよこぎって)

フラフラ歩いてたら 横を車が横切って

(まぶたをとじたらあふれだすおれはおれはおれは)

瞼を閉じたら溢れ出す 俺は俺は俺は

(ただまよってたすぐたよってたこころよってたぜんぶわすれたい)

ただ迷ってた すぐ頼ってた 心酔ってた 全部忘れたい

(まだまよってるどこかまってる)

まだ迷ってる どこか待ってる

(じぶんがいることにせつなくなったのさ)

自分がいることに切なくなったのさ

(めをあけたらへんにおちついてきがついたらもうこんなじかん)

目を開けたら変に落ち着いて 気が付いたらもうこんな時間

(あしたははやいなこのままおきとくかなにもかわらないこのへやで)

明日は早いな このまま起きとくか 何も変わらないこの部屋で

(ひとりでおどるよるはへたなすてっぷにわらっちゃうな)

一人で踊る夜は下手なステップに笑っちゃうな

(かってなわらいごえもおれじゃひくいからな)

勝手な笑い声も俺じゃ低いからな

(ただまよってたすぐたよってたこころよってたぜんぶわすれたい)

ただ迷ってた すぐ頼ってた 心酔ってた 全部忘れたい

(まだまよってるどこかまってるけどわかってるから)

まだ迷ってる どこか待ってる けど分かってるから

(ただまよってもすぐたよってもしんすいってもなにもわすれない)

ただ迷っても すぐ頼っても 心酔っても 何も忘れない

(めをつぶったらそこでまってるあのすてっぷでおどるよるをくりかえす)

目を瞑ったら そこで待ってる あのステップで踊る夜を繰り返す