いけないダンス

(へいこうせんのぶそうでかんがえぞんをしたんだ)

平行線の武装で考え損をしたんだ

(かんけいないさかんけいないさ)

関係無いさ 関係ないさ

(あいしゅうおびたりそうがさんざんそんをしたんだ)

哀愁帯びた理想が散々損をしたんだ

(ないてないさないてないさ)

泣いてないさ 泣いてないさ

(ひょうそうてきないけんにだまされちゃってもいいよ)

表層的な意見に騙されちゃってもいいよ

(かんけいないさかんけいないさ)

関係無いさ 関係ないさ

(あしたがくればきょうもなんとなくきおくになる)

明日が来れば今日も何となく記憶になる

(たいていそうさたいていそうさ)

大抵そうさ 大抵そうさ

(おちるかなしみのつぶをかくすおどりながら)

落ちる悲しみの粒を隠す踊りながら

(おちるかなしみのつぶでおどって)

落ちる悲しみの粒で踊って

(あさになったらさなみだはうそにもどるのかな)

朝になったらさ 涙は嘘に戻るのかな

(むかえにいかないとまってくれないかこわくはないから)

迎えに行かないと 待ってくれないか 怖くはないから

(おどるぼくらはさきづけばあさをきらっていた)

踊る僕らはさ気付けば朝を嫌っていた

(かんちがいがないかぎりもうわすれないさわすれないから)

間違いがない限り もう忘れないさ 忘れないから

(なんかいだっておどったなんかいだってうたった)

何回だって踊った 何回だって歌った

(なんかいだってなんかいだって)

何回だって 何回だって

(なんどめだってうそはほんとうになんてならない)

何度目だって嘘は 本当になんてならない

(ほんとうもうそになるはずがない)

本当も嘘になるはずがない

(おちるかなしみのつぶをかくすおどりながら)

落ちる悲しみの粒を隠す踊りながら

(おちるかなしみのつぶでおどって)

落ちる悲しみの粒で踊って

(あさになったらさなみだはうそにもどるのかな)

朝になったらさ 涙は嘘に戻るのかな

(むかえにいかないとまってくれないかこわくはないから)

迎えに行かないと 待ってくれないか 怖くはないから

(おどるぼくらはさきづけばあさをきらっていた)

踊る僕らはさ気付けば朝を嫌っていた

(かんちがいがないかぎりもうわすれないさわすれないから)

間違いがない限り もう忘れないさ 忘れないから

(まって)

「待って」

(いけないだんすをおどるわたしをみて)

いけないダンスを 踊る私を見て

(いけないだんすでうたうわたしをきいて)

いけないダンスで 歌う私を聴いて

(いけないだんすはないてもいいってほんとう？)

いけないダンスは 泣いてもいいって本当？

(かなしみのびーときざんだしゅんかんかけるきもちがおどりはじめた)

悲しみのビート刻んだ瞬間 駆ける気持ちが踊り始めた

(あさになったらさなみだはうそにもどるのかな)

朝になったらさ涙は嘘に戻るのかな

(むかえにいかないとまっててほしいんだ)

迎えに行かないと 待ってて欲しいんだ

(きえかかるおとがあくびをしたときおどっていたあしがもつれて)

消えかかる音が欠伸をした時 踊っていた足が縺れて

(あさもやにとりこまれたんだいけないだんすのせいにしてあさになった)

朝靄に取り込まれたんだ いけないダンスのせいにして朝になった