消えない欠片（日本語のみ）

(すぎゆくかぜにかすかひびくうたごえざわめくむねのいたみにだれかをおもう)

過ぎ行く風に微か響く歌声　ざわめく胸の孤独に誰かを想う

孤独（いたみ）

(からみあういとわかつあしたをたぐりいつわりのひかりはにわかにかがやいた)

絡み合う運命　別つ明日を手繰り　偽りの女神は俄に輝いた

運命（いと）　女神（ひかり）

(にぎりしめたおさないおもかげ)

握りしめた幼い面影

(ただひとつのたしかさがそんざいをみたすのなら)

（唯一つの確かさが存在を満たすのなら）

(もういちどあのひのようにふたりでうたをかなでよう)

もう一度あの日のように　双りで歌を奏でよう

(いのちのうたをかなでよう)

（ARIAのうたを奏でよう）

AIRA（いのち）

(ゆがむそらのしたできっとだれもがやみのはてをゆめみてる)

歪む空の下できっと誰もが　暗闇の果てを夢見てる

暗闇（やみ）

(すくむあしふみだしあるきだせるのはとなりにきみがいたから)

竦む足　踏みだし歩きだせるのは隣に君がいたから

(はるかなときをうけつがれたうたごえ)

遥かな時を受け継がれたARIA

ARIA（うたごえ）

(せかいにかえるいのりかほろびのじょきょくか)

世界に還る祈りか　滅びの序曲か

(からみあういとむすびめにとどこおりいつわりのひかりはさみしげにほほえむ)

絡み合う運命　結び目に滞り　偽りの太陽は寂しげに微笑む

運命（いと）　太陽（ひかり）

(かたちもなくつかめないけれど)

形もなく掴めないけれど

(くるいだしたはぐるまがそんざいをなぞるように)

（狂い出した歯車が存在をなぞるように）

(なによりもたいせつなおもいをすててうたうの)

何よりも大切な"想い"を捨ててうたうの？

(さいごのうたをうたうの)

（最期のうたをうたうの）

(そっといのりつづけよう)

そっと祈り続けよう

(そのかなしみがなみだにとけいえるように)

その悲しみがSERIAに解け癒えるように

SERIA（なみだ）

(とわにむねのおくでねむるいのちのせんりつ)

永久に胸の奥で眠るARIAの旋律

ARIA（いのち）

(かがやくきずなをだきしめてきっとぼくらはやみのはてにたどりつく)

輝く絆を抱きしめて　きっと僕らは暗闇の果てに辿り着く

暗闇（やみ）

(そしてつづくさきもつれてゆくからきえないきみのうたを)

そして続く未来も連れてゆくから　消えない君の欠片を

未来（さき）　欠片（うた）