100年初恋/シクラメン

(このこえがかれるまでさけびつづければかなうとしたら)

この声が枯れるまで　叫び続ければ叶うとしたら

(こののどがつぶれたってなんだってさけびつづけてやる)

このノドがつぶれたってなんだって叫び続けてやる

(１００かいつたえればかなうなら１０００かいだってつたえるけど)

100回伝えれば叶うなら1000回だって伝えるけど

(そうそううまくいかないのがいわゆるかたおもいってやつで)

そうそううまくいかないのが　いわゆる片思いってやつで

(ちんもくがこわすぎてついついしゃべりつづけてしまうよ)

沈黙が怖すぎて　ついついしゃべり続けてしまうよ

(ほんとにいいたいことはいつでもほかにあるのに)

ホントに言いたいことはいつでも　ほかにあるのに

(きみがあんまりやさしくうなづいてくれるから)

君があんまり優しく　うなづいてくれるから

(ちょうしにのってるうちにひがおちてく)

調子に乗ってるうちに　日が落ちてく

(それじゃまたねってかえってくせなかを)

「それじゃまたね」って帰ってく背中を

(きょうまでどれくらいみおくったんだろう？)

今日までどれくらい見送ったんだろう？

(もうすこしそばにいたい)

もう少し　そばにいたい

(だいすきなひとにだいすきだってあいたいときにあいたいんだって)

大好きな人に大好きだって　会いたいときに会いたいんだって

(ふつーにいえたらどんなにいいだろう)

フツーに言えたらどんなにいいだろう

(なんかいふられたってきみがすきなんねんたったってきっとぼくには)

何回フラれたって君が好き　何年経ったってきっと僕には

(１００ねんでもはつこいのままではつこいのままで)

100年でも　初恋のままで　初恋のままで

(かえりみちひとりきりおおどおりともるいるみねーしょん)

帰り道一人きり　大通り灯るイルミネーション

(しあわせそうにあるくふたりづれいそいでおいこした)

幸せそうに歩く二人連れ　急いで追い越した

(つめたいかぜがつんとしてまたひとつためいきついて)

冷たい風がつんとして　また一つため息ついて

(いったいじぶんはなにやってんだろうなぁ)

いったい自分は何やってんだろうなぁ

(これからもずっとともだちでいようなんていまさらいいわけならべてどうする？)

これからもずっと友達でいようなんて　今更言い訳並べてどうする？

(もうにどとにげださない)

もう二度と逃げ出さない

(だいすきなきみにだいすきだってだいすきだからあいたいんだって)

大好きな君に大好きだって　大好きだから会いたいんだって

(ありったけのきもちいまつたえにいこう)

ありったけの気持ち今伝えに行こう

(なんかいふられたってきみがすきなんねんたったってずっとなくならない)

何回フラれたって君が好き　何年経ったってずっとなくならない

(１００ねんぶんおもいをこめて)

100年分　想いをこめて

(だれにでもいっしょうにいちどのだいじなばめんがあるとしたら)

誰にでも一生に一度の大事な場面があるとしたら

(ぼくにとってはそれはいまだたとえどらまみたくゆきなんかふらなくても)

僕にとってはそれは今だ　例えドラマみたく雪なんか降らなくても

(だいすきなきみにだいすきだってだいすきでどうしようもないんだって)

大好きな君に大好きだって　大好きでどうしようもないんだって

(もうそれいじょうなにもいえないよ)

もうそれ以上　何も言えないよ

(なんかいふられたってきみがすきなんねんたったってずっとかわらない)

何回フラれたって君が好き　何年経ったってずっと変わらない

(１００ねんでも)

100年でも・・・

(つたえたいことがあるんだごふんでいいからあえないかな)

伝えたいことがあるんだ　5分でいいから会えないかな

(にぎりしめたでんわひだりてがいまもふるえてる)

握りしめた電話　左手が今も震えてる

(いちかばちかでふりむいたらいままでみたなかでいちばん)

イチかバチかで振り向いたら　今まで見た中で一番

(かわいいきみがそっとわらってくれた)

かわいい君がそっと笑ってくれた