愛虚無
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問題文
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(さけをのみほすきみのなみだが)
酒を飲み干す君の涙が
(げんそうてきでぼくのむねをつらぬく)
幻想的で僕の胸を貫く
(あいのありかをみうしなってさ)
愛の在りかを見失ってさ
(きょむにだかれて「もういいよ」)
虚無に抱かれて「もういいよ」
(よぞらをかけるはくせん)
夜空を架ける白線
(めにしみてはごまかすきみ)
目に染みては誤魔化す君
(くしょうまじりのといき)
苦笑交じりの吐息
(せかいはうるさすぎたみたいだ)
世界は煩すぎたみたいだ
(「たられば」なんていいわけだけれども)
「たられば」なんて言い訳だけれども
(ふひつようになくよりはいい)
不必要に泣くよりはいい
(いまはただにげていよう)
今はただ逃げていよう
(さけをのみほすきみのなみだが)
酒を飲み干す君の涙が
(げんそうてきでぼくのむねをふるわす)
幻想的で僕の胸を震わす
(あいをもとめてずるくたってさ)
愛を求めて狡くたってさ
(きょむをうめるんだ「もういいんだよ」)
虚無を埋めるんだ「もういいんだよ」
(ことばにうそはなくて)
言葉に嘘はなくて
(ののしられたってきみをあいす)
罵られたって君を愛す
(くしょうまじりのえがお)
苦笑交じりの笑顔
(せかいはもろすぎたみたいだ)
世界は脆すぎたみたいだ
(さけをのみほすひとのなみだは)
酒を飲み干す人の涙は
(げんそうてきなせかいをうつす)
幻想的な世界を映す
(まちのあかりはきらめいてみえて)
街の灯りは煌めいて見えて
(ずるいよね)
ずるいよね