長年付き合ってた人と別れる歌　堂村璃羽

(きみとふたりすったｗｅｅｄ)

君と２人吸ったweed

(ぼくらではなれなかったねいいこ)

僕らではなれなかったねいい子

(きみのことをいつもりーどしてたつもりが)

君のことをいつもリードしてたつもりが

(ぎゃくだったんだねきっと)

逆だったんだねきっと

(「いつまでもいっしょ」)

「いつまでも一緒」

(なんてくちやくそくをいっしょうむすんでは)

なんて口約束を一生結んでは

(あたりまえのきすも)

当たり前のキスも

(いつのまにかしかいからｄｅｌｅｔｅ)

いつのまにか視界からdelete

(もうもどれないことなんかわかってたけれど)

もう戻れないことなんかわかってたけれど

(だけどなぜかにちじょうにあながあいたみたいで)

だけどなぜか日常に穴が空いたみたいで

(きみとわらいすごしたひびがきおくにまだのこる)

君と笑い過ごした日々が記憶にまだ残る

(もうもどれないけど)

もう戻れないけど

(きみはここにいないけど)

君はここにいないけど

(いやになるよきみといったばしょが)

嫌になるよ君といった場所が

(おもいださせる)

思い出させる

(べつにすきじゃないけど)

別に好きじゃないけど

(きたいなんてないけど)

期待なんてないけど

(むねにあいたあなのふさぎかたをまたさがしてる)

胸に空いた穴の塞ぎ方をまた探してる

(ゆめうつつでえがく)

夢現で描く

(ふたりのあいのけつまつ)

２人の愛の結末

(おわりはせつなく)

終わりは切なく

(はかなくかこにきえさる)

儚く過去に消え去る

(ながいきみとのはる)

長い君との春

(もおわってしまえばみじかく)

も終わってしまえば短く

(せまかったこのへやもいまじゃひろくかんじる)

狭かったこの部屋も今じゃ広く感じる

(すきじゃないよもう)

好きじゃないよもう

(べつにすきじゃないけど)

別に好きじゃないけど

(きみのしゃしんがおおすぎて)

君の写真が多すぎて

(けすのはまたこんどにしよって)

消すのはまた今度にしよって

(きみいがいでもいいさ)

君以外でもいいさ

(きみいがいでも)

君以外でも

(なんておもうけれど)

なんて思うけれど

(きみのこえがわすれられない)

君の声が忘れられない

(いつかいつのひにか)

いつかいつの日にか

(わすれられるだろうって)

忘れられるだろうって

(かくしたほんとうのこえを)

隠した本当の声を

(あしたにとかして)

明日に溶かして

(もうもどれないけど)

もう戻れないけど

(きみはここにいないけど)

君はここにいないけど

(いやになるよきみといったばしょが)

嫌になるよ君といった場所が

(おもいださせる)

思い出させる

(べつにすきじゃないけど)

別に好きじゃないけど

(きたいなんてないけど)

期待なんてないけど

(むねにあいたあなのふさぎかたをまたさがしてる)

胸に空いた穴の塞ぎ方をまた探してる

(もうきみはいないけど)

もう君はいないけど

(あのひすらもないけど)

あの日すらもないけど

(かこにきえるはずのひびが)

過去に消えるはずの日々が

(きょうもゆめをのっくする)

今日も夢をのっくする

(べつにすきじゃないけど)

別に好きじゃないけど

(きたいなんてないけどって)

期待なんてないけどって

(いいきかせるひびが)

言い聞かせる日々が

(あしたのどあをとおざけてく)

明日のドアを遠ざけてく