怖い話 着信履歴 その2
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | SUKI | 4526 | C++ | 4.7 | 95.3% | 293.6 | 1397 | 68 | 33 | 2024/09/18 |
関連タイピング
問題文
(これならはなしははやいなとおもい、せつめいをつづけることにしました。)
これなら話ははやいなと思い、説明を続けることにしました。
(あ、でももうすぐほんにんがとりにきてくれることになってるんで)
僕「あ、でももうすぐ本人が取りにきてくれる事になってるんで」
(は?)
「は?」
(けいさつのひとはすっとんきょうなこえをあげました。)
警察の人はすっとんきょうな声をあげました。
(じつはね、いまあなたがもってるでんわのもちぬしのひと、)
「…実はね、今あなたが持ってる電話の持ち主の人、
(そこのでぱーとのまえのこうさてんでこうつうじこにあって、)
そこのデパートの前の交差点で交通事故にあって、
(さくばんなくなってるんですよ)
昨晩亡くなってるんですよ」
(えっ?あでも)
僕「えっ?あ…でも…」
(ぼくはみみをうたがいました。もちぬしはしんでる?)
僕は耳を疑いました。持ち主は死んでる?
(しかしたったいまもちぬしとでんわではなしをしたばかりなのに)
しかしたった今持ち主と電話で話をしたばかりなのに…
(まぁちょうどよかった。でぱーとのすぐちかくのけいさつしょなので)
「まぁ丁度良かった。デパートのすぐ近くの警察署なので
(もしよろしければもってきてもらえますか?)
もし宜しければ持って来てもらえますか?」
(あ、はい)
僕「…あ、はい…」
(でんわはきれ、しかたがないのでぼくはけいさつしょへとどけることにしました。)
電話は切れ、仕方がないので僕は警察署へ届けることにしました。
(さきほどのでんわはたぶん、だれかのいたずらなんだろうとじぶんにいいきかせながら。)
先程の電話は多分、誰かの悪戯なんだろうと自分に言い聞かせながら。
(すこしばいくをはしらせると、すぐにけいさつしょにつきました。)
少しバイクを走らせると、すぐに警察署につきました。
(うけつけにいき、じじょうをせつめいするとたんとうしゃをよんでくれることになり)
受付に行き、事情を説明すると担当者を呼んでくれる事になり
(そふぁーにすわってまつことにしました。)
ソファーに座って待つ事にしました。
(と、またぴぴぴとでんわがなりました。)
と、またピピピと電話が鳴りました。
(ぼくはさっきでんわをくれたけいさつのひとがかくにんのれんらくをしてきたのかな)
僕はさっき電話をくれた警察の人が確認の連絡をしてきたのかな
(とおもいでんわをとったのですが)
と思い電話をとったのですが…
(もしもし)
「…もしもし」
(でんわのこえはもちぬしのこえでした。)
電話の声は持ち主の声でした。
(ひどいじゃないですか、ちゅうしゃじょうでまっててくれるっていったのに)
「…ひどいじゃないですか、駐車場で待っててくれるって言ったのに」
(あ、あ、あなたほんとうにほんにんなんですか!?)
僕「あ、あ、あなた…。本当に本人なんですか!?
(もちぬしのひとはしんでるって)
持ち主の人は死んでるって…」
(ぼくはあまりのきょうふにこえにならないこえをだしました。)
僕はあまりの恐怖に声にならない声を出しました。
(やっぱりそうか)
「…。やっぱり…そうか」
(そういうと、でんわはきれました。)
そう言うと、電話は切れました。
(そのあとやってきたけいさつのひとにこのはなしをしても)
その後やってきた警察の人にこの話をしても
(しんじてはもらえませんでした。)
信じてはもらえませんでした。
(そこで、このでんわのちゃくしんりれきをかくにんしてもらうことにしました。)
そこで、この電話の着信履歴を確認してもらうことにしました。
(しかし、ちゃくしんりれきのがめんにはけいさつしょからのりれきしかありませんでした。)
しかし、着信履歴の画面には警察署からの履歴しかありませんでした。