怖い話 おまえらのほうだよ その2
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問題文
(aくんのかのじょはなにをいっているのかわからずただきいています。)
A君の彼女は何を言っているのか分からず只聞いています。
(わるいじょうだんだっておもってすぐにどなりつけてやろうとおもったけど)
「悪い冗談だって思ってすぐに怒鳴りつけてやろうと思ったけど
(あいつがきたの、おれらがでんわをうけてからすぐなんだよ)
あいつがきたの、俺らが電話を受けてからすぐなんだよ・・・
(だからだれかがふざけるよゆうなんてねえだろうし)
だから誰かがふざける余裕なんてねえだろうし・・
(こわくてとびらをあけなかったら)
怖くて扉を開けなかったら
(かえってったんだ)
かえってったんだ・・・」
(bくんたちはaくんのかのじょに)
B君たちはA君の彼女に
(もしもaがきてもけっしてどあはあけるなといいます。)
もしもAがきても決してドアは開けるなといいます。
(かれらがいうには、じぶんではしんだとおもっていないaが)
彼らが言うには、自分では死んだと思っていないAが
(じぶんたちをひきずりこもうとしているというのです。)
自分たちを引きずり込もうとしていると言うのです。
(bくんたちがかえったあとに)
B君たちが帰った後に
(aくんのかのじょはaくんとのおもいでをめぐらせひとりないていました。)
A君の彼女はA君との思い出を巡らせ一人泣いていました。
(そのよる。)
その夜。
(aくんのかのじょはどあをのっくするおとでめざめます。)
A君の彼女はドアをノックする音で目覚めます。
(きた)
「来た・・・」
(かのじょはひっしでそれをむしします。)
彼女は必死でそれを無視します。
(しかしaくんはどあをたたきつづけます。)
しかしA君はドアを叩きつづけます。
(おい!おれだよ!ここをあけてくれよ!)
「おい!」「俺だよ!」「ここを開けてくれよ!」
(へやのすみでaくんのかのじょはひっしにみみをふさいでいますが、)
部屋の隅でA君の彼女は必死に耳をふさいでいますが、
(かれとのおもいでとなつかしさにたまらず、どあのほうにちかよります。)
彼との思い出と懐かしさにたまらず、ドアの方に近寄ります。
(あけてくれよ、おれだよ!おとはどんどんおおきくなります。)
「開けてくれよ、俺だよ!」音はドンドン大きくなります。
(そっとちかづくaくんのかのじょ。)
そっと近づくA君の彼女。
(どあごしにみえるaくんのかげですらなみだがでます。)
ドアごしに見えるA君の影ですら涙が出ます。
(きづけばaくんのかのじょはどあのまえにたっています。)
気付けばA君の彼女はドアの前に立っています。
(どあをあけそうでした。)
ドアを開けそうでした。
(しかし、aくんはしんでいるのです。)
しかし、A君は死んでいるのです。
(aくんのかのじょはひっしでこえをだしました)
A君の彼女は必死で声を出しました
(なたはんだの!!)
「・・なたは・・・・・んだの・・・!!」
(のっくはおおきくなります。)
ノックは大きくなります。