左手小指と左手薬指の特訓【あなたとわたしと鰆】

(おきられないあさはさわらがささやくうたうざわつくはずさ)

起きられない朝は鰆が囁く歌うざわつくはずさ

(あさからさわたしはわからないさわらさんなにがそうさせた)

朝からさ私はわからない鰆さん何がそうさせた

(あなたはまたおおざわでざんねんだわわたしはさようなら)

あなたはまた大ざわで残念だわ私はさようなら

(ささやまでぱんだとたわむれるあなたがわたしはわからない)

笹山でパンダと戯れるあなたが私はわからない

(さけわさびかけられたさわらさんはさっしたささやかに)

酒わさびかけられた鰆さんは察したささやかに

(あさからあさまでばんからさわらまでかわからやまからさわまで)

朝から朝まで晩から鰆まで川から山から沢まで

(あなたはまたまがおでかんがえてたさわらとわたしのあつかいかたを)

あなたはまた真顔で考えてた鰆と私の扱い方を

(かまぼことさわらとわさびかかえてさけぶわたしのわからなさを)

蒲鉾と鰆とわさび抱えて叫ぶ私のわからなさを

(なぜだかさつたばになわかけてさわらまくわたしのせつなさを)

なぜだか札束に縄かけて鰆巻く私の切なさを

(ざだんかいわたなべさんのあいさつはままならずさわらまかせ)

座談会わたなべさんの挨拶はままならず鰆任せ

(あまでらでかおあわせはままつからおきなわからさわらまでけっかは)

尼寺で顔合わせ浜松から沖縄から鰆まで結果は

(あかさたなさわらはまやらわさわらさしすせそさわらわさび)

あかさたな鰆はまやらわ鰆さしすせそ鰆わさび

(せわかかるさわらせわやきなさわらささよりもわさびさわらさ)

世話かかる鰆世話焼きな鰆笹よりもわさび鰆さ

(たわけなあなたさわらだだっこなわたしさわらだってさ)

たわけなあなた鰆だだっこなわたし鰆だってさ

(わざわざらまでかわぞこのさわららくだでやまやまのさわらまで)

わざわざラマで川底の鰆ラクダで山々の鰆まで

(ざんねんさんいさかいあらがいたたかったわからなさはさわらわさび)

残念さん諍い抗い戦ったわからなさは鰆わさび

(ささめゆきははれあまあしははれさわらはかさささずかざかみへ)

ささめ雪は晴れ雨脚は晴れ鰆は傘ささず風上へ

(さわらはささやきうたいざわめくざわつくわかったかいと)

鰆は囁き歌いざわめくざわつくわかったかいと

(さわらはささっとさらったあなたとわたしのわからなさ)

鰆はささっとさらったあなたと私のわからなさ

(さわらはさっそうとさったいなつかったさけとわさびのなかへ)

鰆は颯爽と去った否浸かった酒とわさびの中へ