アザだらけ1
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | もっちゃん先生 | 4708 | C++ | 5.0 | 93.2% | 476.6 | 2419 | 175 | 35 | 2024/11/26 |
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問題文
(こんどのやすみはきしもじんとんねるにいこうaがそうきりだすとbのひょうじょうがくもった)
今度の休みは鬼子母神トンネルに行こうAがそう切り出すとBの表情が曇った
(あそこはやめたほうがいいよあそこいがいなら)
あそこはやめたほうがいいよ。あそこ以外なら
(いつもならほらーすぽっとめぐりにのりきのbがめずらしくしょうきょくてきだ)
いつもならホラースポット巡りに乗り気のBが珍しく消極的だ
(かいしゃのどうりょうであるおれとaとbのさんにんはこんどのやすみにしんれいすぽっとにいくやくそく)
会社の同僚である俺とAとBの三人は今度の休みに心霊スポットにいく約束
(をしていた きしもじんとんねるはさいきんあちこちでうわさをきくようになったしんめいしょだ)
をしていた。鬼子母神トンネルは最近あちこちで噂を聞く様になった新名所だ
(ちかくにきしもじんというかみさまをまつってるてらがありとんねるのなまえもそうよばれた)
近くに鬼子母神という神様を祀ってる寺がありトンネルの名前もそう呼ばれた
(なんでやめたほうがいいんだとおれはきいた するとbが)
なんでやめたほうがいいんだ?と俺は聞いた。するとBが
(あそこはほんとにひとがしんでるんだ にかげつくらいまえにだいがくせいさんにんがあそこに)
あそこはほんとに人が死んでるんだ。 二ヶ月くらい前に大学生三人があそこに
(いったんだけどかえってきたのはひとりだけだった そいつのはなしだとあとのふたりは)
行ったんだけど帰ってきたのは一人だけだった。そいつの話だとあとの二人は
(とんねるにはいったらいきなりでぐちのさきまではしりだしていったらしい)
トンネルに入ったらいきなり出口の先まで走り出して行ったらしい
(ふたりはいえにかえらなくてけいさつがそうさくしたらとんねるのなかでなくなってたって)
二人は家に帰らなくて警察が捜索したらトンネルの中で亡くなってたって
(それもからだじゅうあざだらけで そんなのよくあるただのうわさだろとaがいった)
それも体中アザだらけで。「そんなのよくあるただの噂だろ?」とAが言った
(そのいきのこったひとりはおれのいえのすぐとなりにすんでるしりあいなんだ)
その生き残った一人は俺の家のすぐ隣に住んでる知り合いなんだ
(これはほんにんからちょくせつきいたんだよ おれもaもしばらくちんもくしてしまった)
これは本人から直接聞いたんだよ。俺もAもしばらく沈黙してしまった
(おもくるしいくうきをかきけそうとするようにaがこえのちょうしをあげていった)
重苦しい空気をかき消そうとするようにAが声の調子を上げて言った
(そのふたりはゆうれいにころされたってのかばかばかしいいちいちれいのせいにしてたら)
その二人は幽霊に殺されたってのか?ばかばかしいいちいち霊のせいにしてたら
(にほんじゅうのさつじんじけんがめいきゅういりになっちまう わかったよおれもいくよとbが)
日本中の殺人事件が迷宮入りになっちまう。「わかったよ俺も行くよ」とBが
(うつむきながらもそうこたえた そしてとうじつはてんきもよくはちがつのわりにすずしかった)
うつむきながらもそう答えた。そして当日は天気も良く八月のわりに涼しかった
(でんしゃににじかんほどゆられてこうがいのえきまでいきにじかんくらいあるいたところで)
電車に二時間ほど揺られて郊外の駅まで行き二時間くらい歩いたところで
(きしもじんとんねるのあるやまのふもとまでたどりついた)
鬼子母神トンネルのある山のふもとまでたどり着いた
(じかんはまだひるごろだ とんねるはいっけんなんのへんてつもないがいかんでこれといったとくちょうが)
時間はまだ昼頃だ。トンネルは一見なんの変哲もない外観でこれと言った特徴が
(なかった でぐちからのひかりがもれてこちらまでとどいてみえるぜんちょうはみじかいようだ)
なかった。出口からの光がもれてこちらまで届いて見える全長は短いようだ
(なんでこんなへいぼんなとんねるがしんれいすぽっとなんだaがひょうしぬけしたこえでいう)
なんでこんな平凡なトンネルが心霊スポットなんだ?Aが拍子抜けした声で言う
(おれたちさんにんはさっそくとんねるのなかにはいってみることにした)
俺達三人は早速トンネルの中に入ってみることにした
(とんねるのなかはとてもしずかだった いちおうかいちゅうでんとうをもってきたのだが)
トンネルの中はとても静かだった。一応懐中電灯を持ってきたのだが
(このとんねるではひつようなかった ながねんつかってないわりにそくめんやじょうぶはきれいだった)
このトンネルでは必要なかった。長年使ってないわりに側面や上部は綺麗だった
(ゆっくりあるいたつもりだったがそれでもにさんぷんででぐちまででてきた)
ゆっくり歩いたつもりだったがそれでも二、三分で出口まで出てきた
(すぐみぎてににかいだてのみんかがひとつだけたってるのがみえる げんかんのとびらはなく)
すぐ右手に二階建ての民家が一つだけ建ってるのが見える。玄関の扉はなく
(まどもついてない おいあれみてみろaがなにかをゆびさしている)
窓もついてない。「おいあれ見てみろ」Aが何かを指差している
(200めーとるくらいさきだろうかぶらんこやすべりだいがみえるこうえんがあるのか)
200mくらい先だろうかブランコやすべり台が見える。公園があるのか?
(いやあれはひとだだれかいるぞめをこらしてみるとたしかにすなばのあたりににんげんがみえた)
いやあれは人だ誰かいるぞ目を凝らしてみると確かに砂場の辺りに人間が見えた
(わんぴーすのようなふくをきたおんながすなばのはしにこしかけてからだをこっちへむけている)
ワンピースのような服を着た女が砂場の端に腰掛けて体をこっちへ向けている
(かおまではよくみえない なあかえらないかbはすこしこえがふるえてた)
顔までは良く見えない。 なあ帰らないか?Bは少し声が震えてた
(aがしせんをみんかにむけた そのちょくごaのうごきがとつぜんとまったかおがこわばっている)
Aが視線を民家に向けた。その直後Aの動きが突然止まった顔がこわばっている
(おれもaのしせんのさきをみてみてからだがかたまった)
俺もAの視線の先を見てみて体が固まった