ことほぎ

背景
投稿者投稿者いいね0お気に入り登録
プレイ回数183難易度(2.4) 1095打 歌詞 かな 長文モード可
楽曲情報 ことほぎ  Tele  作詞谷口喜多朗  作曲谷口喜多朗
記号なし
※このタイピングは「ことほぎ」の歌詞の一部または全部を使用していますが、歌詞の正しさを保証するものではありません。

関連タイピング

歌詞(問題文)

ふりがな非表示 ふりがな表示

(よふけにめがさめて)

夜更けに目が覚めて、

(ゆげをたぐりよせた)

湯気を手繰り寄せた。

(あさいりのこーひーじゃ)

浅煎りの珈琲じゃ、

(あまおとはかきけせないか)

雨音はかき消せないか。

(そぷらのかしゅのようにむせびなくやかんを)

ソプラノ歌手のように咽び泣くやかんを、

(ぼくはいつかすてる)

僕はいつか捨てる。

(ごみだしのるーるまもって)

ゴミ出しのルール、守って。

(ただしくはないけどまちがっちゃないだろう)

正しくはないけど、間違っちゃないだろう。

(いけすのなかでうみをまってる)

生簀の中で海を待ってる。

(こうふくをいつでもおそれるぼくらは)

幸福をいつでも恐れる僕らは、

(おだやかなふこうにおぼれている)

穏やかな不幸に溺れている。

(さよならだけをだきよせないで)

さよならだけを抱き寄せないで。

(あいされるけんりはきみにある)

愛される権利は君にある!

(もうぜんぶがくだらなくて)

もう全部がくだらなくて、

(はだしのまままちをあるいている)

裸足のまま街を歩いている。

(つたないことばでいわうからさたまにわらってくれ)

拙い言葉で祝うからさ、たまに笑ってくれ。

(あらそわずともわかれはめぶく)

争わずとも、別れは芽吹く。

(まちのすそからあさがほどける)

町の裾から、朝がほどける。

(とびのったろせんむかうさき)

飛び乗った路線、向かう先。

(ぼくはこっからわかんなくっていいよ)

僕はこっからわかんなくっていいよ。

(まどをにぶんかつしているうみふるうかぜ)

窓を2分割している海、篩う風。

(かべんがちったほうと)

花弁が散った方途。

(さびたむじんえきさいたしきんせき)

錆びた無人駅、割いた試金石。

(かたづけあってしょーとしようよ)

片付けあってショートしようよ。

(されんだーだけはしないさ)

サレンダーだけはしないさ。

(ねえきみいったいぜんたいどうしちゃったんだ)

ねえ、君一体全体どうしちゃったんだ?

(もうまちがっていいんだよ)

もう、間違っていいんだよ。

(りくつのそとでぼくはまってる)

理屈の外で僕は待ってる。

(こうふくであることおそれるな)

幸福であること恐れるな。

(ぼくらはまばたきすらおしんでる)

僕らは瞬きすら惜しんでる。

(ころがってく)

転がってく!

(さよならだけをだきよせないで)

さよならだけを抱き寄せないで、

(あいされるけんりはきみにある)

愛される権利は君にある!

(もうぜんぶがくだらなくて)

もう全部がくだらなくて、

(はだしのまままちをすすんでゆく)

裸足のまま街を進んでゆく。

(ああぼくらはのろいじゃなくて)

ああ僕らは呪いじゃなくて、

(ばかげているしゅくふくでいたいや)

馬鹿げている祝福でいたいや!

(さあことほぎよだからこえすませ)

さあ、ことほぎよ。だから声澄ませ。

(もういまはばいばい)

もう今は、ばいばい。

(はいけいぼくらきっとわすれていいよ)

拝啓、僕らきっと忘れていいよ。

(おもいでをびかはしないぜ)

思い出を美化はしないぜ。

(だってすばらしかったうつくしかった)

だって素晴らしかった。美しかった。

(だからもうつぎのみらいへ)

だからもう、次の未来へ。