ごめんねオデッセイ
関連タイピング
歌詞(問題文)
(あさひがみたいねておきてくうためのろうどういきるためのほうこう)
朝日が見たい 寝て起きて 食うための労働 生きるための咆哮
(ぷらすあるふぁこーど)
プラスアルファコード
(やむをえないひょうげんよっきゅうねっとつうはん、ぱーそならいずこうこく)
止むを得ない表現欲求 ネット通販、パーソナライズ広告
(しょうひとおなじたなにならべられたどうこく)
消費と同じ棚に並べられた慟哭
(しょうどうじょうどうひらめきのはっこうだいおーど)
衝動 情動 ひらめきの発光ダイオード
(つかんではきえるまいびょうそれとこじんゆにゅうだいこう)
掴んでは消える毎秒 それと個人輸入代行
(すぐねむれるあれがいるろうどうのはなうたとかしがちょうちょむすびでかぜたちぬ)
すぐ眠れるあれがいる 労働の鼻歌と歌詞が蝶々結びで風立ちぬ
(くそくらえまねたいず)
くそくらえマネタイズ
(どうでもいいそうでもいいあるくべきみちをひたすらあるく)
どうでもいい 躁でもいい 歩くべき道をひたすら歩く
(みるためにいくんだいくためにつくった)
見るために行くんだ 行くために作った
(つながりたいからにぎったてのひらさびしさにとりついたそーしゃるめでぃあ)
繋がりたいから握った掌 寂しさに憑りついたソーシャルメディア
(くそったれどれいかきょせいは)
くそったれ奴隷化 去勢派
(あこがれはつねにからだよりはやいだからまんしんそういみんなきずだらけだだいたい)
憧れは常に身体より早い だから満身創痍 みんな傷だらけだ大体
(わかってるわかってるいわなくてもわかってる)
分かってる 分かってる 言わなくても分かってる
(そういうやつらのさくひんにはつねにちがまざってる)
そういう奴らの作品には常に血が混ざってる
(いけどもいけどもふりつむゆきばかりおわりはみえない)
行けども行けども降り積む雪ばかり 終わりは見えない
(ごめんねおでっせい)
ごめんねオデッセイ
(あのはるまばゆいよどみないともしびここはさむいくださいくださいこもれびを)
あの春眩い淀みない灯火 ここは寒い くださいください 木漏れ日を
(こもれびを)
木漏れ日を
(「し」とうったらおもいがけずに「し」とへんかんされる)
「詩」と打ったら思いがけずに「死」と変換される
(かこのじぶんからとどいたことづて、だいれくとめーる)
過去の自分から届いた言伝、ダイレクトメール
(すぎさったひだとごまかすありしひのせるふおまーじゅ)
過ぎ去った日だと誤魔化す 在りし日のセルフオマージュ
(のちにわかるめっせーじ、じげんこえるくーぱーとまーふ)
後に分かるメッセージ、次元超えるクーパーとマーフ
(かわらないものなんてなかったかなしいかな)
変わらないものなんてなかった 悲しいかな
(そのそうしつじたいがぼくらをここまでつきうごかしたんだときづいた)
その喪失自体が僕らをここまで突き動かしたんだと気付いた
(どれだけうしなってひっしにかなえたゆめだって)
どれだけ失って必死に叶えた夢だって
(うしろめたければじわじわつきささってゆくないふとにていた)
後ろめたければじわじわ突き刺さってゆくナイフと似ていた
(ごぜん11じまちあいしつでまちぼうけ)
午前11時 待合室で待ちぼうけ
(くるはずのものはこないんだときづいたからこそのみのうえ)
来るはずのものは来ないんだと気付いたからこその身の上
(かぜがゆれてすぎさってかーてんれーるがならすおくたーぶ)
風が揺れて過ぎ去って カーテンレールが鳴らすオクターブ
(よばれたなまえがじぶんなのかすらもうたがう)
呼ばれた名前が自分なのかすらも疑う
(たびのけつろんにいたるばしょがこんなところとは)
旅の結論に至る場所がこんな所とは
(まさかまさかとなげいたのはなつのかなた)
まさか まさか と嘆いたのは夏の彼方
(はだかさながらあらわなあまがさならばただたださらば)
裸さながらあらわな雨傘 ならばただたださらば
(いけどもいけどもふりつむゆきばかりおわりはみえないごめんねおでっせい)
行けども行けども降り積む雪ばかり 終わりは見えないごめんねオデッセイ
(あのはるまばゆいよどみないともしびここはさむいくださいくださいこもれびを)
あの春眩い淀みない灯火 ここは寒い くださいください 木漏れ日を
(こもれびを)
木漏れ日を
(うしなってからきづくんじゃないきづくためにうしなった)
失ってから気付くんじゃない気付くために失った
(そういいきかせればのちにはっかしてまばゆいゆりいか)
そう言い聞かせれば後に発火して眩いユリイカ
(かんきゃくせきはきょうもきょうとてそうぞうしいむじんだ)
観客席は今日も今日とて騒々しい無人だ
(かことみらいがけんげんするみみなりとすぴーかー)
過去と未来が顕現する耳鳴りとスピーカー
(うたがいとかくしんのりょうよくでぼくらはすこしすすむ)
疑いと確信の両翼で僕らは少し進む
(うなだれたかげがおちる、ひにやけたりのりうむ)
項垂れた影が落ちる、日に焼けたリノリウム
(ひのでるときをこばむ、よるにすまうひろいずむ)
陽の出る時を拒む、夜に住まうヒロイズム
(すぎたぶんはぬけめないいつわらざるひとしずく)
過ぎた分は抜け目ない偽らざる一滴
(ほこれるものはなにもないかけたごけたのばいとだい)
誇れるものは何もない 賭けた五桁のバイト代
(ありそうでもそんざいしないあいまいなさいのうのかち)
ありそうでも存在しない曖昧な才能の価値
(ひとりのなまみのにんげんがひへいしながらすすむのだ)
一人の生身の人間が疲弊しながら進むのだ
(すりへったかかとにこれまでのかっとうとくなんをおもいな)
擦り減った踵にこれまでの葛藤と苦難を想いな
(いまだにとおくでやむことはないあのひの8びーと)
未だに遠くで止むことはないあの日の8ビート
(いきはいさみかえりにははててねむるまどぎわのしーと)
行きは勇み帰りには果てて眠る窓際のシート
(われこそがかげひなたにねをはりめぐらせたよみびと)
我こそが陰日向に根を張り巡らせた詠み人
(そういいはるきりょくはまだあるかぽえとりーよ)
そう言い張る気力はまだあるかポエトリーよ
(いけどもいけどもふりつむゆきばかりおわりはみえないごめんねおでっせい)
行けども行けども降り積む雪ばかり 終わりは見えないごめんねオデッセイ
(あのはるまばゆいよどみないともしびここはさむいくださいくださいこもれびを)
あの春眩い 淀みない灯火 ここは寒い くださいください 木漏れ日を
(こもれびを)
木漏れ日を