夕暮花火
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歌詞(問題文)
(まどをたたくせみしぐれ)
窓をたたく蝉時雨
(つかのまをかけるひびは)
束の間を駆ける日々は
(おさなすぎたやくそくを)
幼すぎた約束を
(くるしいほどせんめいにした)
苦しいほど鮮明にした
(ゆうぐれにならんだだいだい)
夕暮れに並んだ橙
(はやすぎたとわらったきみ)
早すぎたと笑った君
(のびたかげがかさなって)
伸びた影が重なって
(さいごははなれていく)
最後は離れていく
(さよならゆうぐれはなび)
さよなら夕暮花火
(ねがうのはせつないままで)
願うのはせつないままで
(いまごろきみはどこかで)
今ごろ君はどこかで
(だれかとしあわせでいますか?)
誰かと幸せでいますか?
(にがてだってさけていた)
苦手だって避けていた
(あますぎるりんごあめを)
甘すぎる林檎飴を
(いまになってかったのは)
いまになって買ったのは
(きっとそうただなつかしさから)
きっとそうただ懐かしさから
(もえあがるとはすこしちがう)
燃えあがるとは少し違う
(おだやかにたたずんだひが)
穏やかに佇んだ火が
(いっそうきみのよこがおを)
一層君の横顔を
(きれいにみせたから)
綺麗に見せたから
(どうしてたそがれはなび)
どうして黄昏花火
(おもいでとあせてくれずに)
「思い出」と褪せてくれずに
(おとなになってしまうね)
大人になってしまうね
(たしかにすこしずつ)
確かに 少しずつ
(てもふりかえさなかった)
手も振り返さなかった
(またねくらいいえばよかった)
またねくらい言えばよかった
(あたりまえのようにあしたもあえるとおもってた)
当たり前のように明日も会えると思ってた
(きえかかったせんこうはなび)
消えかかった線香花火
(きみはすぐぼくをまたずに)
君はすぐ僕を待たずに
(またあたらしいはなびをつけた)
また新しい花火を点けた
(とぎれないように)
途切れないように
(さよならゆうぐれはなび)
さよなら夕暮花火
(ねがうのはせつないままで)
願うのはせつないままで
(いまごろきみはどこかで)
今ごろ君はどこかで
(だれかとしあわせであればいい)
誰かと幸せであればいい