タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話18

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プレイ回数88難易度(4.3) 2050打 長文 長文モードのみ
タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-18
これは、タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-17
『オリンピアード・チャレンジ編』
https://typing.twi1.me/game/403073
の続きで

タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-18
『漫才編』です。


タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-19
『異次元の謎編』はこちらです。
https://typing.twi1.me/game/403361

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問題文

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(あるひのごご、ともやはとしょかんでつぎのぷれぜんてーしょんのじゅんびをしていた。)

ある日の午後、智也は図書館で次のプレゼンテーションの準備をしていた。

(てのゆびたちとあしのゆびたちも、それぞれのしごとをてつだっていた。)

手の指たちと足の指たちも、それぞれの仕事を手伝っていた。

(おやゆびはしりょうをせいりし、ひとさしゆびはすらいどをさくせいし、)

親指は資料を整理し、人差し指はスライドを作成し、

(なかゆびはでーたをあつめ、くすりゆびはないようをちぇっくし、)

中指はデータを集め、薬指は内容をチェックし、

(こゆびはこまかいしゅうせいをおこなっていた。)

小指は細かい修正を行っていた。

(あしのゆびたちは、しりょうをはこんだり、のーとをとったりとさぽーとしていた。)

足の指たちは、資料を運んだり、ノートを取ったりとサポートしていた。

(そのとき、なにかがきっかけでてのゆびたちとあしのゆびたちのあいだにきんちょうがはしった。)

その時、何かがきっかけで手の指たちと足の指たちの間に緊張が走った。

(「おい、ひとさしゆび、おまえのすらいど、もじがみにくいんだよ!」)

「おい、人差し指、お前のスライド、文字が見にくいんだよ!」

(とあしのおやゆびがしてきした。)

と足の親指が指摘した。

(ひとさしゆびはむっとしながら)

人差し指はムッとしながら

(「それはきみたちがしりょうをちゃんとはこばないからだよ!」とはんろんした。)

「それは君たちが資料をちゃんと運ばないからだよ!」と反論した。

(「はぁ?おれたちはずっとさぽーとしてるのに、それをもんくいうとはなにごとだ!」)

「はぁ?俺たちはずっとサポートしてるのに、それを文句言うとは何事だ!」

(とあしのなかゆびがどなった。)

と足の中指が怒鳴った。

(「そもそもおまえたち、てのゆびってえらそうにしてるけど、)

「そもそもお前たち、手の指って偉そうにしてるけど、

(なにもかもがうまくいくわけじゃないだろ!」)

何もかもがうまくいくわけじゃないだろ!」

(とあしのくすりゆびがいうと、)

と足の薬指が言うと、

(てのくすりゆびが)

手の薬指が

(「おまえたちあしのゆびは、ただあるくだけじゃん!そのていどでなにをえらそうに!」)

「お前たち足の指は、ただ歩くだけじゃん!その程度で何を偉そうに!」

(とかえした。)

と返した。

(「ちょっとまてよ、ぼくたちのあるくちからがなければ、)

「ちょっと待てよ、僕たちの歩く力がなければ、

など

(きみたちてのゆびはなにもできないんだぞ!」)

君たち手の指は何もできないんだぞ!」

(とあしのこゆびがいいかえした。)

と足の小指が言い返した。

(「いやいや、ぼくたちのせいみつなうごきがなければ、)

「いやいや、僕たちの精密な動きがなければ、

(きみたちのばらんすだってたもてないだろう!」)

君たちのバランスだって保てないだろう!」

(とてのこゆびがはんろん。)

と手の小指が反論。

(そのとき、あしのおやゆびが)

その時、足の親指が

(「じゃあ、おまえらてのゆびではしってみろよ!」)

「じゃあ、お前ら手の指で走ってみろよ!」

(といいだし、)

と言い出し、

(てのおやゆびが「じゃあ、おまえらあしのゆびでこまかいさぎょうしてみろよ!」とかえす。)

手の親指が「じゃあ、お前ら足の指で細かい作業してみろよ!」と返す。

(そのやりとりにともやはたえきれずにわらいだしてしまった。)

そのやりとりに智也は耐えきれずに笑い出してしまった。

(ゆびたちはともやのわらいごえにきづき、けんかをちゅうだんしてかれをみた。)

指たちは智也の笑い声に気づき、喧嘩を中断して彼を見た。

(「なにがそんなにおもしろいんだよ、ともや?」とあしのおやゆびがたずねる。)

「何がそんなに面白いんだよ、智也?」と足の親指が尋ねる。

(ともやはわらいをこらえながら、)

智也は笑いをこらえながら、

(「だって、きみたちのけんか、まるでまんざいみたいなんだもん!」とこたえた。)

「だって、君たちの喧嘩、まるで漫才みたいなんだもん!」と答えた。

(ゆびたちはたがいのかおをみあわせ、そしていっせいにわらいだした。)

指たちは互いの顔を見合わせ、そして一斉に笑い出した。

(「まあ、たしかにそうかもね」とてのなかゆびがいい、)

「まあ、確かにそうかもね」と手の中指が言い、

(「ぼくたち、ちょっとこどもっぽかったかな」とあしのこゆびがみとめた。)

「僕たち、ちょっと子供っぽかったかな」と足の小指が認めた。

(ともやはほほえみながら、)

智也は微笑みながら、

(「みんな、おたがいのやくわりをりかいしあってきょうりょくすることがたいせつだよ」とさとした。)

「みんな、お互いの役割を理解し合って協力することが大切だよ」と諭した。

(「そうだね、ともや。きみがただしい」とおやゆびがいい、ほかのゆびたちもうなずいた。)

「そうだね、智也。君が正しい」と親指が言い、他の指たちも頷いた。

(そのひから、てのゆびたちとあしのゆびたちはさらにきょうりょくしあい、)

その日から、手の指たちと足の指たちはさらに協力し合い、

(ともやのさぽーとにぜんりょくをつくすようになった。)

智也のサポートに全力を尽くすようになった。

(かれらのきずなはますますつよくなり、)

彼らの絆はますます強くなり、

(ともやはこれからもわらいとともにかれらとともにあゆんでいくことをかくしんした。)

智也はこれからも笑いと共に彼らと共に歩んでいくことを確信した。

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