タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話48
『洋館の謎2-2編』
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の続きで、
タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-48
『タクヤの友人2-1編』です。
タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-49
『タクヤの友人2-2編』はこちらです。
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問題文
(ともやたちがえるふぃーとのぼうけんをおえ、)
智也たちがエルフィーとの冒険を終え、
(にちじょうにもどっていたあるひ、)
日常に戻っていたある日、
(ともやのすまほにみなれないばんごうからのちゃくしんがはいった。)
智也のスマホに見慣れない番号からの着信が入った。
(「だれだろう?」とつぶやきながら、ともやはでんわにでた。)
「誰だろう?」と呟きながら、智也は電話に出た。
(「もしもし?」)
「もしもし?」
(「ともやくん、たすけてくれ!」でんわのむこうからきこえてきたのは、)
「智也くん、助けてくれ!」電話の向こうから聞こえてきたのは、
(なつかしいゆうじんのこえだった。)
懐かしい友人の声だった。
(「たくやだよ!たいへんなことがおきているんだ!」)
「タクヤだよ!大変なことが起きているんだ!」
(「たくや?どうしたんだ?」ともやはおどろきとしんぱいをかくせなかった。)
「タクヤ?どうしたんだ?」智也は驚きと心配を隠せなかった。
(たくやはしょうがっこうじだいのしんゆうで、さいきんはべつのがっこうにかよっていたため、)
タクヤは小学校時代の親友で、最近は別の学校に通っていたため、
(れんらくがとだえていた。)
連絡が途絶えていた。
(「いますぐあえないか?ぼくのいえのちかくのこうえんでまっている」)
「今すぐ会えないか?僕の家の近くの公園で待っている」
(とたくやはせっぱつまったこえでつづけた。)
とタクヤは切羽詰まった声で続けた。
(「わかった、すぐにいく!」ともやはいそいでじゅんびをし、いえをとびだした。)
「わかった、すぐに行く!」智也は急いで準備をし、家を飛び出した。
(ゆびたちもそのいへんをさっちし、ともやのぽけっとのなかできんちょうかんをきょうゆうしていた。)
指たちもその異変を察知し、智也のポケットの中で緊張感を共有していた。
(ともやがたくやのしていしたこうえんにとうちゃくすると、)
智也がタクヤの指定した公園に到着すると、
(そこにはたくやがひとりでまっていた。)
そこにはタクヤが一人で待っていた。
(かれのかおにはあせりとふあんがうかんでいた。)
彼の顔には焦りと不安が浮かんでいた。
(「たくや、いったいなにがあったんだ?」ともやがといかけると、)
「タクヤ、一体何があったんだ?」智也が問いかけると、
(たくやはいきをととのえてはなしはじめた。)
タクヤは息を整えて話し始めた。
(「じつは、ぼくのがっこうのちかくでさいきんきみょうなことがおきているんだ。)
「実は、僕の学校の近くで最近奇妙なことが起きているんだ。
(よるになると、だれもいないはずのこうしゃからぶきみなひかりがもれてきて、)
夜になると、誰もいないはずの校舎から不気味な光が漏れてきて、
(きみょうなおとがきこえるんだ。)
奇妙な音が聞こえるんだ。
(それに、なんにんかのせいとがしっそうしているんだ。」)
それに、何人かの生徒が失踪しているんだ。」
(「しっそう?」ともやはまゆをひそめた。)
「失踪?」智也は眉をひそめた。
(「それはほんとうにたいへんだ。がっこうがわはどうたいおうしているんだ?」)
「それは本当に大変だ。学校側はどう対応しているんだ?」
(「がっこうはけいさつにほうこくしたけど、なにもかいけつしていないんだ。)
「学校は警察に報告したけど、何も解決していないんだ。
(それに、ぼくのともだちのひとりもそのしっそうしゃのひとりなんだ。)
それに、僕の友達の一人もその失踪者の一人なんだ。
(なにかてがかりをつかまないと・・・」)
何か手がかりを掴まないと…」
(ともやはたくやのはなしにしんけんにみみをかたむけた。)
智也はタクヤの話に真剣に耳を傾けた。
(「わかった、ぼくもきょうりょくするよ。なにかてがかりになるものはあるのか?」)
「わかった、僕も協力するよ。何か手がかりになるものはあるのか?」
(たくやはちいさなめもをとりだした。)
タクヤは小さなメモを取り出した。
(「これはしっそうしたともだちのつくえのなかからみつけたものだ。)
「これは失踪した友達の机の中から見つけたものだ。
(そこには「ちかしつ」ということばがかかれていたんだ。」)
そこには『地下室』という言葉が書かれていたんだ。」
(「ちかしつか・・・」ともやはかんがえこんだ。)
「地下室か…」智也は考え込んだ。
(「とりあえず、そのがっこうにいってみよう。なにかわかるかもしれない。」)
「とりあえず、その学校に行ってみよう。何か分かるかもしれない。」
(そのよる、ともやとたくやはがっこうにしのびこむことにした。)
その夜、智也とタクヤは学校に忍び込むことにした。
(がっこうのしゅういにはだれもいなかったが、)
学校の周囲には誰もいなかったが、
(こうしゃのなかにはぶきみなしずけさがただよっていた。)
校舎の中には不気味な静けさが漂っていた。
(ともやはゆびたちとこころをあわせ、しんちょうにすすんだ。)
智也は指たちと心を合わせ、慎重に進んだ。
(「ちかしつになにかあるはずだ」とたくやがささやき、)
「地下室に何かあるはずだ」とタクヤが囁き、
(ふたりはこうしゃのおくへとすすんだ。)
二人は校舎の奥へと進んだ。
(とちゅう、きみょうなひかりがもれているきょうしつをはっけんした。)
途中、奇妙な光が漏れている教室を発見した。
(おそるおそるどあをあけると、なかにはなぞのそうちがあり、)
恐る恐るドアを開けると、中には謎の装置があり、
(そのしゅういにはこだいのしんぼるがえがかれていた。)
その周囲には古代のシンボルが描かれていた。
(「これがげんいんか・・・?」ともやはそうちをしらべはじめた。)
「これが原因か…?」智也は装置を調べ始めた。
(そのしゅんかん、そうちがとつぜんさどうし、まぶしいひかりがふたりをつつみこんだ。)
その瞬間、装置が突然作動し、眩しい光が二人を包み込んだ。
(「なにがおきているんだ!」たくやがさけぶが、ひかりのなかでこえがかきけされた。)
「何が起きているんだ!」タクヤが叫ぶが、光の中で声がかき消された。
(そして、きがつくとふたりはまったくべつのばしょにたっていた。)
そして、気がつくと二人は全く別の場所に立っていた。
(「ここは・・・どこだ?」ともやがあたりをみまわすと、そこはみしらぬいせかいだった。)
「ここは…どこだ?」智也が辺りを見回すと、そこは見知らぬ異世界だった。
(あおいそらとみどりのそうげんがひろがり、とおくにはきみょうなたてものがそびえていた。)
青い空と緑の草原が広がり、遠くには奇妙な建物がそびえていた。
(「ぼくたち、どうやらいせかいにとばされたみたいだ」)
「僕たち、どうやら異世界に飛ばされたみたいだ」
(とたくやがいう。)
とタクヤが言う。
(「でも、このせかいにはなにかひみつがあるはずだ。)
「でも、この世界には何か秘密があるはずだ。
(ともだちをみつけるためにも、ここでのぼうけんをはじめよう!」)
友達を見つけるためにも、ここでの冒険を始めよう!」
(こうして、ともやとたくやはあらたないせかいでのぼうけんをすたーとさせた。)
こうして、智也とタクヤは新たな異世界での冒険をスタートさせた。
(かれらはともだちをすくうためにきょうりょくし、)
彼らは友達を救うために協力し、
(みちのせかいでのしれんにたちむかっていくことをちかった。)
未知の世界での試練に立ち向かっていくことを誓った。