POWER

(きみだけをあのひみうしなったことからはじまり)

きみだけをあの日見失ったことから始まり

(ぼくはぼくのいきかたをつよくためしつづけてる)

ぼくはぼくの生き方を強く試し続けてる

(そういうといまはいいわけになる)

そう言うと今は言い訳になる

(ことばじゃつたえきれないのさ)

言葉じゃ伝えきれないのさ

(あめあがりにたいやのあとがあぶらはじいている)

雨上がりにタイヤの跡が油はじいている

(まちのすみうずくまるこどもにじをしんじている)

街のすみ　うずくまる子供虹を信じている

(きみとわかれてから)

君と別れてから

(どんなことものがしたくない)

どんなことも逃したくない

(あらそいがたえないのは)

争いがたえないのは

(ぼくだけがもとめすぎてたから)

ぼくだけが求めすぎてたから

(つたえきれずになくしつづけたゆめ)

伝えきれずに　なくし続けた夢

(にがいほどかみしめているよ)

苦いほどかみしめているよ

(はなしかたやふくのしゅみころころかわったあのひ)

話し方や服の趣味ころころ変わったあの日

(しゅぎもなしにあせとべっどできみをだきしめてた)

主義もなしに汗とベッドできみを抱きしめてた

(もういいさかんがえすぎるだけじゃ)

もういいさ考えすぎるだけじゃ

(いっぽもまえへすすめやしない)

一歩も前へ進めやしない

(かなしいとかにつまってるとかはがきにかくたび)

悲しいとか煮詰まってるとかハガキに書くたび

(ひとつずつらくにかんじだすじぶんがいやだから)

ひとつずつ楽にかんじだす自分が嫌だから

(きすもあせのにおいのする)

KISSも汗のにおいのする

(あのひをわすれたくない)

あの日を忘れたくない

(あらそいがたえないのは)

争いがたえないのは

(だれもかれもがもとめすぎてるから)

誰もかれもが求めすぎてるから

(つたえきれずになくしつづけたゆめ)

伝えきれずに失くし続けた夢

(にがいほどかみしめているよ)

苦いほどかみしめているよ

(ゆうだちのあとにながそでをはおるきみが)

夕立のあとに長袖をはおるきみが

(ひといきれにながされてきえてく)

人いきれに流されて消えてく

(こえにだしてさけびつづけてたい)

声に出して叫び続けてたい

(こうしてこのままおわりたくないのさ)

こうしてこのまま終わりたくないのさ

(きみにあえなくてなくしつづけたゆめ)

きみに逢えなくてなくし続けた夢

(にがいほどかみしめているよ)

苦いほどかみしめているよ

(こえをゆうきにかえつづけていたい)

声を勇気に変え続けていたい

(わきめふらずにはたらきつづけたい)

わき目ふらずに働き続けたい

(じぶんひとりじゃもうかなわぬゆめ)

自分ひとりじゃ　もうかなわぬ夢

(きみだけにつたえつづけたい)

きみだけに伝え続けたい