広川演説
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問題文
(やぁしょくん。)
やぁ諸君。
(つったってないですわりたまえ。)
突っ立ってないで座りたまえ。
(こんかいはきみたちのしょうりといっていいだろう。)
今回は君たちの勝利と言っていいだろう。
(こと、ころしにかんしてはちきゅうじょうでにんげんのみぎにでるものはない。)
殊、殺しに関しては地球上で人間の右に出るものは無い。
(しかしきみたちがいまてにしているどうぐはもっとべつの)
しかし君たちが今手にしている道具はもっと別の
(さらにじゅうようなもくてきのためにつかわねばならん。)
さらに重要な目的のために使わねばならん。
(せいぶつかいのばらんすをまもるために。)
生物界のバランスを守るために。
(それこそがきみたちのほんらいのしごと・・・つまり、まびきだよ)
それこそが君たちの本来の仕事…つまり、間引きだよ
(もうしばらくしたらにんげんぜんたいがきづくはずだ。)
もうしばらくしたら人間全体が気づくはずだ。
(にんげんのかずをすぐにでもへらさねばならんということに。)
人間の数をすぐにでも減らさねばならんということに。
(さつじんよりもごみのたれながしのほうがはるかにじゅうざいだということに。)
殺人よりもゴミの垂れ流しの方がはるかに重罪だということに。
(そして、われわれというそんざいのじゅうようさにきづき)
そして、我々という存在の重要さに気づき
(ほごさえするようになるはずだ。)
保護さえするようになるはずだ。
(きみらはみずからのてんてきをもっとだいじにしなければならんのだよ。)
君らは自らの天敵をもっと大事にしなければならんのだよ。
(そして、このてんてきこそがうつくしいだいしぜんのぴらみっどにぴったりとおさまる。)
そして、この天敵こそが美しい大自然のピラミッドにぴったりと収まる。
(にんげんのひとつつうえにな!)
人間の1つ上にな!
(それでやっとばらんすがかいふくする。)
それでやっとバランスが回復する。
(ちきゅうじょうのだれかがふとおもったのだ。)
地球上の誰かがふと思ったのだ。
(みんなのいのちをまもらねば、と。)
皆の命を守らねば、と。
(「なにさまのつもりだ、このばけもの!」)
「何様のつもりだ、このバケモノ!」
(ふ・・・だからにんげんどもはすきになれん。)
ふ…だから人間どもは好きになれん。
(さいごにひらきなおるのなら、はじめからかざらねばよい。)
最後に開き直るのなら、初めから飾らねば良い。
(かんきょうほごも、すべてはにんげんをめやすとしたいびつなものばかりだ。)
環境保護も、全ては人間を目安とした歪な物ばかりだ。
(なぜそれをみとめようとはせん!)
なぜそれを認めようとはせん!
(にんげんいっしゅのはんえいよりもせいぶつぜんたいをかんがえる、そうしてこそばんぶつのれいちょうだ。)
人間1種の繁栄よりも生物全体を考える、そうしてこそ万物の霊長だ。
(せいぎのためとほざくきさまらにんげん、これいじょうのせいぎがどこにあるか。)
正義のためとほざく貴様ら人間、これ以上の正義がどこにあるか。
(にんげんにきせいし、せいぶつぜんたいのばらんすをたもつやくわりをになうわれわれからくらべれば)
人間に寄生し、生物全体のバランスを保つ役割を担う我々から比べれば
(にんげんどもこそちきゅうをむしばむきせいちゅう!)
人間どもこそ地球を蝕む寄生虫!
(・・・いや、きせいじゅうか。)
…いや、寄生獣か。