【意味怖】クマ *概要欄に解説

語り手は振り返ったことにより、クマから目を逸らし、
背中を見せてしまっている。
次の瞬間には語り手はクマに襲われる可能性が高い。
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問題文
(さいきんくまのしゅつぼつのひんどがたかくなっているらしい)
最近、クマの出没の頻度が高くなっているらしい。
(とざんすきなものにとってはふあんしかない)
登山好きな者にとっては不安しかない。
(くまよけのすずやすぷれーなんかをしょじしているがこころもとない)
クマ避けの鈴やスプレーなんかを所持しているが、心許ない。
(いちじきはとざんをするのをひかえようとかんがえたこともあった)
一時期は、登山をするのを控えようと考えたこともあった。
(だがくまがしゅつぼつしなくなるのがいつかわからない)
だが、クマが出没しなくなるのがいつか分からない。
(いくらひんどがたかくなっているからとはいえそうそうそうぐうしないだろう)
いくら頻度が高くなっているからとはいえ、そうそう遭遇しないだろう。
(そうおもってれんきゅうちゅうにとざんにでかけた)
そう思って、連休中に登山に出掛けた。
(ひかくてきくまがでないばしょをとおっていくことにした)
比較的クマが出ない場所を通って行くことにした。
(だがうんがわるいことにくまとそうぐうしてしまった)
だが、運が悪いことにクマと遭遇してしまった。
(ほんとうにうんがわるいいつもそうだ)
本当に運が悪い、いつもそうだ。
(おこってほしくないとおもったことはだいたいおこる)
起こって欲しくないと思ったことは大体起こる。
(いままでもずっとそうだった)
今までもずっとそうだった。
(とはいえまだおそわれるときまったわけではない)
とはいえ、まだ襲われると決まったわけではない。
(ぱにっくにならずれいせいにたいしょできればへいきなはずだ)
パニックにならず、冷静に対処できれば平気なはずだ。
(まずこころがけることはくまからめをはなさないこととせをむけないこと)
まず心掛けることは、クマから目を離さないことと背を向けないこと。
(せなかをむければいっきにおそいかかってくる)
背中を向ければ一気に襲い掛かってくる。
(それだけはぜったいにさけないとならない)
それだけは絶対に避けないとならない。
(くまのほうをみながらじりじりとあとずさる)
クマのほうを見ながら、ジリジリと後ずさる。
(くまはこっちをけいかいしているのかうごこうとしない)
クマはこっちを警戒しているのか、動こうとしない。
(これならにげられそうだ)
これなら逃げられそうだ。
(うしろからもういっとうあらわれなければ)
後ろから、もう一頭現れなければ。
(そうおもったときだった)
そう思った時だった。
(うしろからがさがさというおとがした)
後ろからガサガサという音がした。
(なんてことだまたか)
なんてことだ、またか。
(おこってほしくないとおもったことがおこってしまう。)
起こって欲しくないと思ったことが起こってしまう。
(つまりこんどはうしろからもういっとうくまがでたのかもしれない)
つまり、今度は後ろからもう一頭、クマが出たのかもしれない。
(おそるおそるうしろをふりむく)
恐る恐る後ろを振り向く。
(だがそこにいたのはきつねだった)
だが、そこにいたのはキツネだった。
(そのすがたをみてあんどする)
その姿を見て、安堵する。
(いくらなんでももういっとうあらわれるなんてそこまではなかったようだ)
いくらなんでも、もう一頭現れるなんて、そこまではなかったようだ。