第107回日本語ワープロ検定準1級(速度)

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プレイ回数3.7万難易度(5.0) 1828打 長文
600秒(10分)以内にすべて打てたら合格!
第107回日本語ワープロ検定準1級の速度問題より抜粋。
実際の試験では漢字に変換しないといけないのであくまで練習用として楽しんでください。

漢字を含め約850字です。

10分以内に打てた人は次は1級に挑戦してみよう!http://typing.twi1.me/game/50910
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 nnN 6898 S++ 7.1 97.0% 254.7 1813 56 35 2024/10/12
2 柚香 6798 S++ 7.1 95.1% 253.0 1812 92 35 2024/10/10
3 自然係 6560 S+ 6.9 94.9% 267.8 1855 98 35 2024/10/28
4 ゆらりぃ 6176 A++ 6.4 96.1% 280.1 1802 72 35 2024/10/12
5 ちぃ 6141 A++ 6.2 97.7% 290.5 1827 43 35 2024/10/13

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問題文

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(わたしがこうこうせいのころ、ゆうじんのいえにあそびにいきざつだんをしていたとき、)

わたしが高校生のころ、友人の家に遊びに行き雑談をしていたとき、

(そのゆうじんがなにかおもしろいじっけんをしてみようといいだしました。)

その友人が何か面白い実験をしてみようと言い出しました。

(おおくのあんのなかからえらんだのは、)

多くの案の中から選んだのは、

(おたがいがこどものころからこころにひっかかっていた)

お互いが子供のころから心に引っ掛かっていた

(「2かいからめぐすり」ということわざは、かのうなのかというじっけんでした。)

「2階から目薬」ということわざは、可能なのかという実験でした。

(じてんによるとそのいみは、ものごとがおもうようにいかずもどかしいさまとあり、)

辞典によるとその意味は、物事が思うようにいかずもどかしいさまとあり、

(まわりくどくてこうかがえられないことのたとえともありました。)

回りくどくて効果が得られないことの例えともありました。

(よくじつはてんこうにもめぐまれ、かぜもないじっけんびよりでした。)

翌日は天候にも恵まれ、風もない実験日和でした。

(まずはわたしが、2かいのべらんだにみずをいれためぐすりのようきをもってたち、)

まずはわたしが、2階のベランダに水を入れた目薬の容器を持って立ち、

(かのじょはしたでまちうけるというやくわりぶんたんをしました。)

彼女は下で待ち受けるという役割分担をしました。

(そのご、にわのうえきばちやじてんしゃなどをかたづけてひろいすぺーすをかくほし、)

その後、庭の植木鉢や自転車などを片付けて広いスペースを確保し、

(すいてきをおとすいちをきめました。)

水滴を落とす位置を決めました。

(うえにいるわたしは、いかにまっすぐたらせるかがぽいんととなり、)

上にいるわたしは、いかに真っすぐ垂らせるかがポイントとなり、

(それにたいしてしたでまつゆうじんはすいてきのほうこうをみきわめたら、)

それに対して下で待つ友人は水滴の方向を見極めたら、

(らっかちてんにすばやくいどうできるしゅんびんさがひつようとなります。)

落下地点に素早く移動できる俊敏さが必要となります。

(もともとかのじょのしんたいのうりょくはたかいほうでしたが、)

もともと彼女の身体能力は高い方でしたが、

(それでもだっしゅのれんしゅうをなんどもしました。)

それでもダッシュの練習を何度もしました。

(けっかは、さいしょの1てきをおおきくはずしましたが4どめにはせいこうし、)

結果は、最初の1滴を大きく外しましたが4度目には成功し、

(じっけんはあっけないくらいはやくおわりました。)

実験はあっけないくらい早く終わりました。

(すこしてまはかかりましたが、)

少し手間は掛かりましたが、

など

(もどかしいとかおもうようにいかないとかんじることはありませんでした。)

もどかしいとか思うようにいかないと感じることはありませんでした。

(せいこうまでのかいすうは、てんこうやかざむき、)

成功までの回数は、天候や風向き、

(しゅういのかんきょうやしんたいのうりょくなどによっておおきくさゆうされるでしょうが、)

周囲の環境や身体能力などによって大きく左右されるでしょうが、

(わたしたちがじっけんからみちびきだしたけつろんは、)

わたしたちが実験から導き出した結論は、

(もどかしいとおもうのはしたでまつひとが、)

もどかしいと思うのは下で待つ人が、

(めぐすりをひつようとしているからではないかということとなりました。)

目薬を必要としているからではないかということとなりました。

(ところで、ことわざがうまれたとされるえどじだいには、)

ところで、ことわざが生まれたとされる江戸時代には、

(もちろんめぐすりはありましたが、わたしたちがつかいなれているえきたいではなく、)

もちろん目薬はありましたが、わたしたちが使い慣れている液体ではなく、

(こなやなんこうといったけいじょうでしょほうされていたとききました。)

粉や軟こうといった形状で処方されていたと聞きました。

(これでは2かいからおとすというはっそうにはなりにくいとおもうのですが、)

これでは2階から落とすという発想にはなりにくいと思うのですが、

(けんきゅうしゃによれば、)

研究者によれば、

(とうじはこなやなんこうじょうのめぐすりをみずにひたしてつかっていたようで、)

当時は粉や軟こう状の目薬を水に浸して使っていたようで、

(えどじだいに、このことわざがうまれたのにもなっとくできます。)

江戸時代に、このことわざが生まれたのにも納得できます。

(げんざいのように、えきたいとしてはんばいされるのは)

現在のように、液体として販売されるのは

(めいじ32ねんいこうだといわれています。)

明治32年以降だといわれています。

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