十七話「死者の塔 終盤」

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投稿者投稿者宮本 五郎いいね0お気に入り登録
プレイ回数1難易度(4.4) 2376打 長文 長文モードのみ
「痛いよ…たーくん」
登場人物

帽子君  四角形の黒い帽子を被った男。ボスを倒すため奮闘中。
モノクロ ボス。たくさんの人の命を奪った。
超人   波動使い。平和な世を取り戻すために戦う。
黒騎士  剣士。人々を洗脳から解放するためにボスを目指す。
銃使い  拾った銃を使って戦っている。超人たちと共に戦う。
コンピュータ 地下一階で黒騎士が出会った機械

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問題文

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(ごうりゅうしたちょうじんとぼうしくんはえれべーたーにのってきゅうかいへむかっていた)

合流した超人と帽子君はエレベーターに乗って九階へ向かっていた。

(ぼうしくんがはなしはじめたこのとうにはおれらいがいにもむせんのうしゃがいる)

帽子君が話し始めた。「この塔には俺ら以外にも無洗脳者がいる。

(けんしのくろいぼうにんげんとがんまんのせいねんだそうか)

「剣士の黒い棒人間とガンマンの青年だ」「そうか」

(じつりょくしゃということはわかるちょうじんがいった)

「実力者ということは解る」超人が言った。

(そういっているあいだにもえれべーたーはきゅうかいへついた)

そう言っている間にもエレベーターは九階へ着いた。

(きゅうかいでたたずんでいたのはうでがいようにながいのっぽのぼうにんげんだった)

九階で佇んでいたのは腕が異様に長いのっぽの棒人間だった。

(きさまなにをしにきたのっぽがいった)

「貴様。何をしに来た」のっぽが言った。

(おまえらのぼすをころしにきたちょうじんがいった)

「お前らのボスを殺しに来た。」超人が言った。

(ならばわれをころしてからではないとなこいよ)

「ならば我を殺してからではないとな。来いよ。」

(ぼうしくんがはしりだしたてがぴかりとひかったhit)

帽子君が走り出した。手がピカリと光った(HIT…)

(だがのっぽはりょうあしをたかるのばしてさけたぼうしくんがまたしたをすりぬける)

だがのっぽは両足をたかる伸ばして避けた。帽子君が股下をすり抜ける。

(はぼうしくんがきづくころにはあたまががっしりつかまれていた)

「は?」帽子君が気づくころには頭ががっしり掴まれていた。

(びゅっというおととともにぼうしくんがなげられたぼうしくんがかべにげきとつする)

ビュッという音と共に帽子君が投げられた。帽子君が壁に激突する。

(ちょうじんがあっけにとられているとのっぽのてがのびてきた)

超人が呆気に取られていると、のっぽの手が伸びてきた。

(ちょうじんのかおがつかまれるおしえてやろうわがなはびよびよ)

超人の顔が掴まれる。「教えてやろう。我が名はビヨビヨ」

(のうりょくはからだをじゆうじざいにのばすこと)

「能力は体を自由自在に伸ばすこと。」

(ちょうじんはちゅうをまってじめんにたたきつけられてがんめんがめりこんだ)

超人は宙を舞って地面にたたきつけられて顔面がめり込んだ。

(びよびよがめりこんだちょうじんのほうにくるぜったいぜつめいだ)

ビヨビヨがめり込んだ超人の方に来る。絶体絶命だ。

(びよびよがとどめをさそうとしたときうしろからあしおとがきこえた)

ビヨビヨがとどめを刺そうとしたとき後ろから足音が聞こえた。

(うしろからきていたのはぼうしくんだったくたばれやっ)

後ろからきていたのは帽子君だった。「くたばれやっ!」

など

(ぼうしくんのこぶしがびよびよのかおにあたったびよびよはおくへふきとんだ)

帽子君の拳がビヨビヨの顔に当たった。ビヨビヨは奥へ吹き飛んだ。

(ぼうしくんはあんどしたこれでぼすとたたかえる)

帽子君は安堵した。これでボスと戦える。

(だがげんじつはそうあまくなかったびよびよのてがのびてきてぼうしくんのほおにあたった)

だが現実はそう甘くなかった。ビヨビヨの手が伸びてきて帽子君の頬に当たった

(ぼうしくんはもういちどとんでいったそこまでのぞむのなら)

帽子君はもう一度飛んで行った。「そこまで望むのなら

(きさまからころしてやるびよびよがぼうしくんにむかってはしってきた)

貴様から殺してやる」ビヨビヨが帽子君に向かって走ってきた。

(びよびよはぼうしくんのそばにきてくびをつかんだ)

ビヨビヨは帽子君のそばに来て首を掴んだ。

(きさまらごときがわれがおうをころすおもしろいやってみるがよい)

「貴様らごときが我が王を殺す?面白い!やってみるがよい!」

(きりきざまれてさいころになるのがおちだろうがな)

「切り刻まれてサイコロになるのがオチだろうがな!」

(ぼうしくんのかおがあおくなりはじめたちくしょうがぁ)

帽子君の顔が青くなり始めた。(畜生がァ…)

(つぎのしゅんかんびよびよのうでがきられたぼうしくんはかいほうされる)

次の瞬間、ビヨビヨの腕が斬られた。帽子君は解放される。

(なんだとびよびよがいいおわったときついげきがきた)

「何だと?」ビヨビヨが言い終わったとき、追撃が来た。

(かきぃんびよびよがばたんとたおれたおまえらは)

「カキィン!」ビヨビヨがバタンと倒れた。「お前らは…」

(けんしとがんまんたすけにきたのはくろきしとじゅうつかいだった)

「剣士とガンマン!」助けに来たのは黒騎士と銃使いだった。

(きちであったぶりだなくろきしがいったたすかったぜ)

「基地で会ったぶりだな」黒騎士が言った。「助かったぜ」

(それよりもかいふくはどうするんですかじゅうつかいがおおきなこえでいった)

「それよりも!回復はどうするんですか!?」銃使いが大きな声で言った。

(ぶらぼーうえからこえがきこえたくろきしがつぶやくおまえは)

「ブラボー!」上から声が聞こえた。黒騎士が呟く。「お前は…」

(そうこんぴゅーただこんぴゅーたがいきおいよくいった)

「そう!コンピュータだ!」コンピュータが勢いよく言った。

(あなたはちかいちかいにいたっていうあのこんぴゅーたですか)

「貴方は地下一階にいたって言うあのコンピュータですか?」

(ああそうともこんぴゅーたがこたえた)

「ああ!そうとも!」コンピュータが答えた。

(あついでにしゃせんとぼうしのきずはなおしておいたからな)

「あ!ついでに斜線と帽子の傷は治しておいたからな!」

(えほんとうだなおってやがるぼうしくんがつぶやく)

「え!本当だ治ってやがる…」帽子君が呟く。

(それではおれはおくじょうをさがしにいくからなこんぴゅーたがそういってきえた)

「それでは!俺は屋上を捜しに行くからな!」コンピュータがそう言って消えた

(あいかわらずめちゃくちゃなやつだくろきしがかんしゃとあきれがまざったようなこえでいう)

「相変わらず滅茶苦茶な奴だ…」黒騎士が感謝と呆れが混ざったような声で言う

(そんなことをしているばあいではないちょうじんがあらわれていった)

「そんなことをしている場合ではない」超人が現れて言った。

(そそうですねはやくえれべーたーにのりましょうじゅうつかいがせかした)

「そ…そうですね。早くエレベーターに乗りましょう。」銃使いが急かした。

(よんにんでえれべーたーにのりぼたんをおしためざすはじゅうかいだ)

四人でエレベーターに乗りボタンを押した。目指すは十階だ。

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