この街で生きている

(くうはくみたいななにもないそらをずっとながめてたら)

空白みたいな　何もない空を　ずっと眺めてたら

(ぜんぶがもうどうでもいいやっておもえてくるんだよちっぽけななやみも)

全部がもうどうでも　いいやって思えてくるんだよ　ちっぽけな悩みも

(ぼくがうまれたぼくがいきてるまちのそら)

僕が生まれた　僕が生きてる　町の空

(なやみだしたらきりがないことよくしっているけど)

悩み出したら　キリがないこと　よく知っているけど

(くだらないことかんがえてへこんでもあしたわらえればいい)

くだらないこと　考えてへこんでも　明日笑えればいい

(そんなふうにゆっくりあるくかえりみち)

そんな風に　ゆっくり歩く　帰り道

(あらそったりいがみあったりひびのとがったぶぶんものみこんだまちで)

争ったり　いがみあったり　日々の尖った部分も　飲み込んだ街で

(なげいてもわらってもみあげるこのそらには)

嘆いても　笑っても　見上げるこの空には

(いつでもあかいゆうやけとまどうみらいおしえて)

いつでも紅い夕焼け　戸惑う未来教えて

(あるきなれたまちでぼくらまいごみたいに)

歩き慣れた町で　僕ら迷子みたいに

(あすのみちしるべさがしてる)

明日の道しるべ探してる

(このさきあとどれくらいしんじてゆけるのかな)

この先あとどれくらい　信じてゆけるのかな

(ふいにやんだかぜにふあんになったりして)

不意に止んだ風に　不安になったりして

(このまちでいきている)

この街で生きている

(よるのとばりにさいしゅうのｊｒきみをつれてきえた)

夜の帳に　最終のJR　君を連れて消えた

(にげみちじゃないかんしょうでもないんだよぼくらのおもいでは)

逃げ道じゃない　感傷でもないんだよ　僕らの思い出は

(なにがあってもぼくはみかただともだちよ)

なにがあっても僕は味方だ　友達よ

(まよったりいやになったりさきのみえないやみも)

迷ったり　嫌になったり　先の見えない闇も

(きりさいたきみにひとつでもかなわないねがいなんてあるものか)

切り裂いた君に　一つでも叶わない願いなんてあるものか

(あのときあかいゆうやけとまどうみらいたくして)

あの時赤い夕焼け　戸惑う未来託して

(ちかったゆめりそうもいまじゃがらくたみたいに)

誓った夢　理想も今じゃガラクタみたいに

(ときのながれにさびついて)

時の流れにさびついて

(それでもしんじたいよなんにもおわってないよ)

それでも信じたいよ　何にも終わってないよ

(しらんかおですぎてくひびにつよがったりして)

知らん顔で過ぎてく　日々に強がったりして

(このまちでいきている)

この街で生きている

(はるなつあきふゆかわっていくまちのけしきそのなかであらがってるきみもぼくも)

春夏秋冬　変わって行く街の景色　その中で抗ってる　君も僕も

(きぼうひぼうりそうじちょうたたかってるあいてはうたがうこころだつまりじぶんだ)

希望　誹謗　理想　自嘲　戦ってる相手は疑う心だ　つまり自分だ

(いつものあかいゆうやけたびだつきみのかげが)

いつもの紅い夕焼け　旅立つ君の影が

(あるきなれたまちでほそながくよこたわって)

歩き慣れた町で　細長く横たわって

(あすのみちしるべみたいにのびる)

明日の道しるべみたいに伸びる

(このさきあとどれくらいなやんであるくのかな)

この先あとどれくらい　悩んで歩くのかな

(それでいいやぼくらはきぼうもくのうもかかえて)

それでいいや　僕らは希望も苦悩も抱えて

(このまちでいきている)

この街で生きている

(これからもいきていく)

これからも生きていく