M.C.D -3-
cicciさんのアカウント
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | berry | 7873 | 神 | 7.9 | 98.7% | 345.7 | 2756 | 34 | 57 | 2025/12/05 |
| 2 | Haku | 7397 | 光 | 7.7 | 96.0% | 365.1 | 2816 | 115 | 57 | 2025/12/04 |
| 3 | Jyo | 5364 | B++ | 5.5 | 96.5% | 495.7 | 2757 | 98 | 57 | 2025/12/04 |
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問題文
(きゃくそうもこあなかんじで、ごついぴあすをしていたり、かみがつんつんたっていたり、)
客層もコアな感じで、ごついピアスをしていたり、髪がツンツン立っていたり、
(びょううちのらいだーじゃけっとにしたはちぇーんをじゃらじゃらまいたぱんつという)
鋲打ちのライダージャケットに下はチェーンをジャラジャラ巻いたパンツという
(いでたちだったりと、やはりぱんくふぁっしょんをしているひとがおおかった。)
いでたちだったりと、やはりパンクファッションをしている人が多かった。
(そんななかにちらほらこうこうせいらしいせいふくすがたがまざっている。)
そんな中にちらほら高校生らしい制服姿が混ざっている。
(「どのめんばーがしりあいなんですか」)
「どのメンバーが知り合いなんですか」
(ぼくがよこにむいてたずねると、ししょうはだれかにぶつかられてふくのむねのあたりに)
僕が横に向いて訊ねると、師匠は誰かにぶつかられて服の胸のあたりに
(まけてしまったびーるを「まじか、くそ」とはんかちで)
撒けてしまったビールを「マジか、くそ」とハンカチで
(ふいているところだった。)
吹いているところだった。
(「ごうかんさつじんぜんかいっぱんってかんじのやつだよ」)
「強かん殺人前科一犯って感じのやつだよ」
(うつむいてふくをこすりながら、まえをみもせずにそういうへんじがかえってきた。)
俯いて服をこすりながら、前を見もせずにそういう返事が返ってきた。
(ごうかんさつじんぜんかいっぱんか・・・・・)
強かん殺人前科一犯か・・・・・
(「ぜんいんやってそうなんですけど」)
「全員やってそうなんですけど」
(ぼーかるのたも、みんなきけんなかおりがただよっていた。)
ボーカルの他も、みんな危険な香りが漂っていた。
(まずぎたーがすきんへっどのおとこで、そのふかくきざまれたみけんのしわは)
まずギターがスキンヘッドの男で、その深く刻まれた眉間の皺は
(とてもかたぎのひとにはみえなかったし、べーすのかおのほぼしたはんぶんをおおう)
とても堅気の人には見えなかったし、ベースの顔のほぼ下半分を覆う
(しろいますくをしているやせたおとこ。)
白いマスクをしている痩せた男。
(めいくなのかもしれないが、かれにはまのあたりにものすごいくまがあり、)
メイクなのかも知れないが、彼には目の辺りに物凄いくまがあり、
(びょうてきなかんじをうけた。そしてどらむはするどいめつきをしたきんにくしつのおおおとこで、)
病的な感じを受けた。そしてドラムは鋭い目つきをした筋肉質の大男で、
(なぜかさいしょからじょうはんしんはだかだった。)
何故か最初から上半身裸だった。
(くびすじにりゅうのようなもようのたとぅーをしている。)
首筋に龍のような模様のタトゥーをしている。
(そのかれらにたいしてしゅうだんひすてりーのようなかんせいがひたすらぶつけられている。)
その彼らに対して集団ヒステリーのような歓声がひたすらぶつけられている。
(いようなふんいきだ。)
異様な雰囲気だ。
(「かなりひさしぶりのらいぶらしい。)
「かなり久しぶりのライブらしい。
(このあたりじゃでんせつのぱんくばんどらしいぞ」)
このあたりじゃ伝説のパンクバンドらしいぞ」
(ししょうのみみうちにへんじをしようとするが、あまりのけんそうに)
師匠の耳打ちに返事をしようとするが、あまりの喧騒に
(かなりかおをちかづけないときこえそうになかった。)
かなり顔を近づけないと聞こえそうになかった。
(「しごとなんかしてなさそうなのに、どうしてかつどうしてなかったんですか」)
「仕事なんかしてなさそうなのに、どうして活動してなかったんですか」
(「あのぼーかるとべーすがこうごにけいさつのごやっかいになってたらしい」)
「あのボーカルとベースが交互に警察のご厄介になってたらしい」
(けいさつ・・・・・)
警察・・・・・
(きゅうにみのきけんをかんじた。このへいさくうかんにみちるこうふんじょうたいに、)
急に身の危険を感じた。この閉鎖空間に満ちる興奮状態に、
(ぎゃくにはらのそこがひえていくようなかんかくがある。)
逆に腹の底が冷えていくような感覚がある。
(「ぼーかるのろんげはけんかっぱやいやつらしいから、しょうがいだったかな。)
「ボーカルのロンゲは喧嘩っぱやいヤツらしいから、傷害だったかな。
(べーすのてろりすとみたいなますくやろうはくすりだ」)
ベースのテロリストみたいなマスク野郎はクスリだ」
(きょうもきめてきてるんじゃないか?そんなめつきだ。)
今日もキメて来てるんじゃないか?そんな目つきだ。
(「あとどらむのほうろうぐせ。このさんひとのせいで、)
「あとドラムの放浪癖。この三人のせいで、
(ほんとにたまにしかかつどうできてないっぽい」)
ほんとにたまにしか活動できてないっぽい」
(「ぎたーのひとは?」)
「ギターの人は?」
(「あのはげはいいひとらしいぞ」)
「あのハゲは良い人らしいぞ」
(このめんばーのなかでよいひとぽじしょんということは、)
このメンバーの中で良い人ポジションということは、
(そのぶんそうとうにくろうしているのだろう。そういわれてみるとみけんのしわは、)
その分相当に苦労しているのだろう。そう言われてみると眉間の皺は、
(やくざのようなすごみというよりはあいしゅうをただよわせているようなきがしてくる。)
ヤクザのような凄みというよりは哀愁を漂わせているような気がしてくる。
(めんばーがぜんいんはいちにつくと、mcなしでさっそくきょくにはいった。)
メンバーが全員配置につくと、MCなしでさっそく曲に入った。
(いきなりめがさめるようなみだれうちどらむそろからはいり、)
いきなり目が覚めるような乱れ打ちドラムソロから入り、
(ぼーかるのしゃうととどうじにぎたーがほえた。)
ボーカルのシャウトと同時にギターが吼えた。
(そしてわれるようなかんせい。)
そして割れるような歓声。
(うたはえいごだ。しらないきょくだったので、おりじなるなのかこぴーなのかは)
歌は英語だ。知らない曲だったので、オリジナルなのかコピーなのかは
(わからない。かんきゃくはぜんぽうにさっとうし、みんなみをのりだして、いようなこうふんじょうたいだ。)
分からない。観客は前方に殺到し、みんな身を乗り出して、異様な興奮状態だ。
(すてーじとのあいだのてっさくからむすうのてがくうかんをつかもうとするかのように)
ステージとの間の鉄柵から無数の手が空間を掴もうとするかのように
(のばされている。)
伸ばされている。
(ぼくらはじんこうみつどのひくいかいじょうのいちばんうしろのほうにいたのに、)
僕らは人口密度の低い会場の一番後ろの方にいたのに、
(それでもしゅういでとびはねているひとたちになんどもあしをふまれた。)
それでも周囲で飛び跳ねている人たちに何度も足を踏まれた。
(そのてんしょんばーすとについていけないと、)
そのテンションバーストについていけないと、
(このばからにげだしたくなってくる。)
この場から逃げ出したくなってくる。
(わけのわからないうちにいっきょくめがおわり、すぐににきょくめがはじまった。)
わけの分からないうちに一曲目が終わり、すぐに二曲目が始まった。
(つきささるようなはげしいぎたーりふにぼーかるのせんじょうてきなこえがのっかり、)
突き刺さるような激しいギターリフにボーカルの扇状的な声が乗っかり、
(それにはんのうしたひとびとと、ほーるぜんたいがぐわんぐわんと)
それに反応した人々と、ホール全体がぐわんぐわんと
(たてにゆれているようなさっかくにおちいる。)
タテに揺れているような錯覚に陥る。