BANDAGE

(かれはてるくらいさけんだことばのいみはしらないが)

枯れ果てるくらい叫んだ　言葉の意味は知らないが

(ないてるこえがきこえたはんきょうしたぼくらのめっせーじ)

泣いてる声が聞こえた　反響した僕らのメッセージ

(ゆめうつつのさきみかねたおとなたちはえごをはらむ)

夢うつつの先見かねた　大人たちはエゴを孕む

(ほめあいがおじょうずなんでしょ？つくられすぎちゃったらんげーじ)

褒め合いがお上手なんでしょ？　作られすぎちゃったランゲージ

(きらいなにんげんがどんどんふえてくぼくたちを)

嫌いな人間がどんどん増えてく僕たちを

(だれもせめたりすることなんかはないのにいきがくるしいよ)

誰も責めたりすることなんかはないのに息が苦しいよ

(ああこわいゆめをみたわそらはひびわれぼくらはきえてく)

ああ　怖い夢を見たわ　空はひび割れ僕らは消えてく

(てんのはてまでおちていってそのさきはまためざめることのないりんねへ)

天の果てまで落ちて行ってその先はまた目覚めることのない輪廻へ

(かれはてたぼくらはいった「ことばじゃとてもつたわらない」)

枯れ果てた僕らは言った　「言葉じゃとても伝わらない」

(おねがいぼくをだきしめて？せんじょうだこのよはばんてーじ)

お願い僕を抱きしめて？　戦場だこの世は　バンテージ

(だいすきだったあのひともかいぶつになっちゃってだれかをにくんできらっているのに)

大好きだったあの人も怪物になっちゃって　誰かを憎んで嫌っているのに

(どうしてなにもかわらない)

どうして何も変わらない

(ああこわいゆめをみたわあかいかじつがじゅくしてしまって)

ああ　怖い夢を見たわ　赤い果実が熟してしまって

(それをのみほしすべてをしりさとってはかなしいげんじつがみえはじめて)

それを飲み干し全てを知り悟っては悲しい現実が見え始めて

(ああこわいゆめをみたわそらはひびわれぼくらはきえてく)

ああ　怖い夢を見たわ　空はひび割れ僕らは消えてく

(てんのはてまでおちていってそのさきはまためざめることのないりんねへ)

天の果てまで落ちていってその先はまた目覚めることのない輪廻へ